もうすぐテストという人も多いと思います。
- ワークを繰り返しやってもあまり効果がない
- テスト勉強をしたのにあまり覚えられない
- 勉強のやり方が正しいかどうかわからない
- 勉強はしてるけどいまいち成績が上がらない
そんな人たちのために学校から配布されるワークだけの勉強法を教えます。
結構テスト勉強ってあれこれ手を出しがちです。
でも一個を極めた方がよっぽど効率的で効果があります。
何度も何度もやった方がいいのです。ただしそれには正しいやり方があります。
勉強が苦手という人ほど今回の勉強を参考にしてください。
直前で時間がないって人もぜひやってみましょう。
ただし学校のワークをすでに終えてるという状態での話です。
まずは、学校のテスト範囲のワークを終わらせる。
これができてないと厳しいので、まずはワークを終わらせることを優先してください。
ワークだけで高得点を取る方法
間違えたものと正解したものにチェックを入れる
これ意外とやっていない人が多いです。
間違えたところは斜線(/←こういうやつ)を書いて、正解したとこは丸をつけてください。
正直面倒くさいって思うかもしれませんが、絶対やってください。
- 間違えたとこがはっきりわかる
- 何回もすることで丸印が増えていきモチベーションになる
- ちゃんと進んでる感を感じられる
こういうメリットがあるので勉強が嫌いな人ほどやった方がいいです。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/warai.jpg” name=”南波学” type=”l big”]勉強がつらい、しんどい。そう思う人は工夫次第で乗り切れるので。[/voice]勉強が少しでも楽になってきますよ。ほんとに
1回目は解くときに問題番号に丸かバツかのチェックを入れます。
その後、2回目、3回目をやるときにそのチェックをつけた横にまたチェックを入れていくのです。
テスト勉強あるあるですが、割とテスト範囲の最初の方ばかり覚えていることはありませんか?
あれは、最初のページばかり勉強してしまって偏ってしまうんです。
それを防ぐためにも、チェックをつけておくとどこからやるべきかが明確にわかります。
必ずチェックをつける癖をつけてくださいね。
最低でも3周はこなす
これは自分の生徒にもよくよく言ってることです。
夢のない話にはなりますが、勉強はどうしても量がものを言います。
「勉強に近道はない」という言葉にもあるように、1回で覚えられないなら2回やるべきです。
それでも無理なら3回、4回とやるべきです。
もちろん人によって覚えの早さに違いはあります。
ですが、、、
1回で覚えらない人なんてほとんどいません。
QuizKnock(クイズノック)編集者で東大のクイズ王である伊沢さんも
「暗記するためには何度も反復する」と言ってます。
「難しい問題にバンバン答えられるのも、同じようなクイズの問題を何度もやってるから」と言ってました。
東大生でさえ、1回で覚えられないのです。
なのに、問題を1回やっただけで
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/6efe3ad7df2e381e7557fc37f9532be4.jpg” name=”ハリボー” type=”r big”]「あー全然覚えられない、俺はなんて記憶力が悪いんだ」[/voice]っていう人は自分のことを天才だと思ってます笑
僕も、好きな漫画のキングダムの登場人物でさえ一回目では全然覚えられなかったです。
昌平君(しょうへいくん)とか全然覚えられなかったですし、李斯(りし)と肆氏(しし)は未だに間違えます。
マニアックですみません笑
なので、一回で覚えられるなんて思わない方がいいです。
ということで、ワークは3周以上することを決めてください。
時間がなかなかないって人もいるでしょうが、正直それは時間の使い方しだいです。
塾の自習室を利用したり、カフェにいったり、家の中でも勉強場所を変えてみて勉強時間を確保してください。
こちらの記事も参考に→休日に勉強できない受験生必見!休日でも確実に勉強がはかどる3つのポイント
書くだけじゃなく、口でも発音しながら問題を解く
暗記をするとき書いて覚えるって人は大半ですよね。
でも、正直書いて覚えるだけじゃなく口で発音しながら書く方が結構早く覚えられます。
手だけじゃなく、口も使うし耳にも入るので覚えやすいんです。
ただただ書いて覚えるってなんか苦しいだけです。
口で発音してみたりして、かつ手で書きながらやるとスッと頭に入ってきます。
そして思い出しやすいんです。
織田信長という単語ひとつとっても「おだ↑のぶ↑なが」って感じでリズムがあります。
そういうリズムでも覚えられるので、実際テストのときにぱっと思い出せます。
答えだけを覚える暗記をやめること
よくやってる人を見かけますが、問題の答えだけを覚える勉強法はやめた方がいいです。
マジでやめてください。
問題とセットで答えを覚えることが大事です。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/f10fbf8e3b316deb051d938636542edc.jpg” name=”ハリボー” type=”r big”]「せっかくワーク必死にやったのに、問題文が違うだけで覚えられなくなるー」[/voice]っていう人は、答えだけ覚えてしまってる人が多いです。
固体が液体になることをなんというか→融解
こんな問題があるとして、「融解」という単語を何度も書く人がいますがそれだと覚えられません。
融解、融解、融解、融解、融解、融解、融解、融解、融解、融解、融解…
って呪文のようにずっと書いていても「融解って何?」という問題に答えられないのです。
だから「固体から液体に状態が変化すること」=「融解」という覚え方をしないと一生頭に入らないのです。
問題とセットで覚えないていないと問題文が変わっただけで答えられないのです。
学校の先生も、「ちゃんと理解できているか」を知りたいので答えだけ覚えて解けるような問題はあまり出しません。
なので、問題文を変えることは当たり前なのです。
答えと問題をセットで覚える。
当たり前ですが、とても重要なことです。
思い出す時間を大事にする
ワークをやってるときに、一回やった問題を2回目解くとき、
すぐに答えを見てしまう人がいます。
もしこれを見ている人の中でやってる人がいれば、要注意です。
この記事の中でも話しましたが→暗記が超苦手な人でも効果アリ!単語を秒で覚える勉強法
記憶というのは、頭の中から引っ張り出す、引き出す作業を繰り返すことです。
思い出そうとする時間=記憶力を高めてる瞬間です。
なのにすぐに答えを見てしまうというのは、暗記の中で一番大事な時間を捨ててしまってるのです。
もちろん一定時間考えて、思い出せないなら答えを見て思い出してもいいですが、すぐ答えを見る人は暗記するまで時間がかかります。
必死に思い出そうとして、脳みそを使うことが暗記の中で一番大事です。
思い出す時間を大事にしてください。
まとめ
とにかく高得点を取りたいって人は、ワークを何度も解いてください。
いろいろ手を出すより、1個のことを完璧にした方が点数が伸びます。
もちろん、80点後半〜100点狙うなら教科書を隅々まで読み込んだりする必要があります。
でも基本的に学校のワークだけでも十分な問題量はあります。
そのワークを使って
- チェックをつけながら問題を解く(解くたびにチェックを増やす)
- 最低でも3周はこなす
- 書くだけじゃなく、口で発音しながら覚える
- 問題文と答えをセットで覚える
- 思い出す時間を大事にする
これだけで十分点数が取れるのです。
普通にこれをやっておいて点数が低いなんてことはありません。
ぜひテスト勉強に役立ててください。