- 計算ミスで点数落としてしまう
- テストで計算ミスが多い
- 連立方程式や文字式の問題でミスが多い
- わかっているのに点数を落としてしまう
そんな人は少なくないはずです。
今回は計算ミスを減らして点数をアップする方法を教えます。
計算ミスを減らすのは難しいことではありません。
基本的なことばかりかもしれませんが、かなり大事なことなのでぜひ今日から試して欲しいと思います。
今日からやってください!
計算ミスは自分の字を読み間違えてたり、勘違いしてたり、自分が「慣れ」でやってることから起こります。
今日から自分で意識しないと、テストでもまた計算ミスが続いてしまいます。
今から話すことはしっかり守ってやってくださいね。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/futuu.jpg” name=”南波学” type=”l big”]ちゃんと今日から始めてくださいね[/voice]
計算ミスを減らす方法①途中式を書く
途中式については、塾の先生や学校の先生にもよく言われることかもしれませんね。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/6efe3ad7df2e381e7557fc37f9532be4.jpg” name=”学生ハリボー” type=”r big”]めんどくさい[/voice]と思って書かない人もいますが、途中式を書かないと計算ミスがめっちゃ増えます。
僕も学生時代途中式をサボって書かなかったときもありましたが、その頃は計算ミスが多かったですね。
塾の講師になってわかったことですが、
「成績がいい人ほど途中式をちゃんと書いてる」ことがわかりした。
途中式をちゃんと書いておけば、メリットもたくさんあります。
- 見直しするときにどこで間違えてるか確認しやすい
- 符号のつけ忘れ、数字のかけ間違い足し間違いをしにくくなる
- 答え合わせのとき、何で間違えたかすぐわかる
途中式を書いて悪いことなんて一切ありません。
ノートがもったいない。書くのがめんどくさいと思う前に途中式を書きましょう。
そうしないといつまでも計算ミスで点数を落としてしまいます。
途中式で計算ミスを減らすコツ①=をそろえる
途中式を書く上で「=をそろえる」と計算ミスが減りやすいですね。
何より見やすくなるので、テストでもすぐ見直しができます。
例えば、
3(3x+4y)+4(5x+y)
=9x+12y+20x+4y
=9x+20x+12y+4y
=29x+16y
というようにイコールを縦にそろえると、見やすくなります。
自分のノートを見返して見てどうでしょうか?
ぐちゃぐちゃになってませんか
左に=をそろえることで途中式も見やすく計算ミスも減りやすいので、次から書くとき意識してくださいね。
途中式で計算ミスを減らすコツ②一行に式は一つ
ノートがもったいないと言って式をつめて書くのもわかります。
でも式をつめて書くと見にくいし、どこまでやったかわからなくなって結局計算ミスをまねいてしまいます。
だから一行に式は一つというルールを守ってください。
3x+5=14 3x=14-5 3x=9 x=3と書かないで
3x+5=14
3x =14-5
3x =9
x =3
ときっちり一つの行に一つの式を書くことを徹底してください。
計算ミスというのは、細かいところできっちりできるかどうかです。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/6efe3ad7df2e381e7557fc37f9532be4.jpg” name=”学生ハリボー” type=”r big”]そんなめんどくさいことしたくない[/voice]そう思ってる人は、テストで計算ミスを避けることはできません。
テストで計算ミス一つでは3点も4点も失うこともあります。
それが3つあるだけでも10点近く落としてしまいます。
今の数学のテストに10点プラスされれば全然変わりますよね。
- 一つの行に一つの式を書く
これを今日から意識してください。
途中式で計算ミスを減らすコツ③分数は2行に分けて書く
計算ミスでよくありがちなのが、分数が入った計算です。
小学校の頃から分数の計算での計算ミスをやってる人も多いでしょう。
中学校になれば、文字式の計算が分数が入ったものもありますし、一次関数でも連立方程式でも分数の入ったものは良くでます。
分数の計算ミスを減らすために、分数は二行で書くようにしましょう。
3/2であれば3を1行目に2を2行目に書くという感じですね。
分数を一行におさめてしまうと自然と字が小さくなります。
字が小さくなれば数字を見落としてしまったり、間違ったまま計算することが多くなります。
僕も塾で生徒には、分数は二行で書くよう指導しています。
特に元々字が小さい人が分数で計算ミスをしてしまうのは一行で書いてしまってるからです。
途中式で計算ミスを減らすために
- =をそろえて書く
- 一つの行に一つの式を書く
- 分数は二行に分けて書く
この3つのコツを実践してみてくださいね。
計算ミスを減らす方法②キレイな字を書く
さらに計算ミスを減らす方法の一つは、キレイな字を書くことです。
これをやらずに計算ミスを防ぐことはできません。
計算ミスというのは、足し算や掛け算を間違えるだけでなく自分の字を見間違えるというのがあります。
これは字が汚い人ほどよく起こります。
普段から字が汚い人は、字をきれいに書く習慣がついていないのです。
だからテストなどのきれいな字を書かなくてはいけない瞬間に時間がかかります。
さっきの途中式の話と一緒ですが、汚い字を書く習慣がついてしまうとなかなか直りません。
汚い字を書く人間はずっと汚い字を書き続けてしまうし、きれいな字を書くクセが付いている人は、ずっときれいな字を書きます。
途中式を書こうとしない人は、ずっと途中式を書かないようになります。
つまり計算ミスが続いてしまうということですね。
計算ミスをよくしてしまう人は、どこかで意識を変えないといけないのです。
あなたにとってその瞬間は今です。
今この瞬間から途中式や字をきれいに書くことを意識して直してください。
そうしないと計算ミスはいつまでも直らないですよ。
字をキレイに書く方法はただキレイに書くように意識するだけです。
めちゃくちゃきれいな字を書く必要はありません。
他の人が読めるレベルのキレイな字は書けるよう意識しましょう。
計算ミスを減らす方法③見直し、確かめ算をする
ここまでは計算の過程やノートに書くうえで注意するべき点をお話ししました。
次にそこ以外で計算ミスを減らす方法を話していきます。
見直しで計算ミスを減らすコツ①単位や符号に注目する
計算ミスの他にも、単位つけ忘れや符号が違って点数を落とすってこともよくありますよね?
だから符号と単位を次の問題に行く前に確認しましょう。
別にそこまで確認に時間をかけなくていいです。
次の問題に行く前に符号と単位が合っているかどうかだけをチェックしてください。
特に計算が複雑な問題だと解けたことに達成感を感じてしまってうっかり書き忘れることがよくあります。
次の問題にいくまえに一回単位と符号をチェックするというクセをつけておけば、テストでもミスが減らせるはずです。
見直しで計算ミスを減らすコツ②確かめ算をする
小学校のときにした確かめ算を覚えていますか?
50÷6=8…2
8×6+2=50
こういう計算式です。
確かめが合っていれば答えも合ってることがわかります。
方程式や連立方程式、因数分解でも確かめは使えます。
3x+24=2x+27という問題を解いたらx=3となります。
これを解いた後にx=3を方程式に代入するのです。
3x+24=2x+27にx=3を入れると
左の辺=3×3+27=33
右の辺=2×3+27=33となります。
右の辺=左の辺になるのでx=3は正しいことがわかります。
こうやって確かめ算をすると自分の出した答えが正解であることがわかります。
連立方程式でもやってみましょう。
2x+3y=17…①
ー5x+2x=ー14…②
これを解けばx=4、y=3となります。
確かめ算を使うと①式は2×4+3×3=17となります。
②式に入れても-5×4+2×3=ー14
①式でも②式でも(左辺)=(右辺)になるので答えは合ってます。
こうやって答えを確かめることができます。
因数分解の場合でも、同様に確かめが使えます。
例、x^2+4x-12=(x-6)(x+2)と答えたとします。
(xー6)(x+2)を展開して確かめることができます。
展開すると(x-6)(x+2)=x^2-4x-12となります。
だから問題と違うので、間違った答えとなります。
こうやって確かめ算で答えの確認ができ、計算ミスを減らすことができます。
ぜひ確かめを使って答えを確認するクセをつけておきましょう。
まとめ
こうやって、
- 途中式を書く
- 他の人が読めるレベルのキレイな字を書く
- 見直しや確かめ算をする
これを今日から意識してください。
ホントに今日からやってくださいね!
特に計算ミスを防ぐコツとして、
- =を縦にそろえる
- 一行に一つの式を書く
- 分数は二行に分けて書く
この3つを意識してください。
これだけやっておけば計算ミスを減らして点数を上げることができます。
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