「期末テスト前日なのに全く勉強してない…」
「やばい、このままじゃテスト勉強が間に合わない…」
などとテスト前日になってしまい、何をしたらいいかわからず焦っていませんか?
でも、前日でもまだまだテストの点数は伸ばせます。
今回は期末テストの前日まで全く勉強してないあなたでも
たった1日で点数を10点以上上げる勉強法をお教えします。
この記事を読んだ直後にはすぐに勉強法を試してくださいね。
テスト前日の勉強こそ計画的にやる
前日は時間が限られているのでどうしても焦ってしまいますよね?
でも前日こそ計画的に勉強をすることをオススメします。
テスト前日の夜は勉強時間を計算し、寝る時間を確保する
前日に一番してはいけないことは焦って何もしないです。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/6efe3ad7df2e381e7557fc37f9532be4.jpg” name=”学生ハリボー” type=”r big”]やばいやばい、数学しなきゃ、国語もしなきゃ、あぁ時間がない[/voice]ってなる気持ちもわかりますが、その時間が一番無駄です。
まずは落ち着くことです。
そして最低5時間〜6時間の睡眠時間は取れるように、寝る時間を決めましょう。
徹夜は次の日のテスト勉強にも影響するのでやめておきましょう。
また記憶は寝る事で定着するので、必ずまともな睡眠時間をとってください。
「12時に寝る」と決めたら、12時まであと何時間できるか計算しましょう。
何度も言いますが、ここであせってはダメです。
焦る気持ちもわかりますが、焦ったり悩んだりするのが一番エネルギーを使ってしまいます。
まずは、あと何時間勉強できるか計算することです。
全部のテスト科目を勉強をしようとしない
テスト前は不安ですから、「問題集をやって、教科書の問題解いて、プリントの語句を覚えて…」と全部手をつけようとしてしまいます。
でも、結局何も頭に残らない。
結果テストでイマイチな点数を取ってしまうことはよくあります。
大事なのは、「これだけやる」としぼりきることです。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/futuu.jpg” name=”南波学” type=”l big”]しぼる勇気を持ってください。[/voice]
あれもこれもという状態では集中力も落ちますし、頭に残るわけがありません。
- 問題集を解くか
- プリントだけをやるか
- 教科書を読み込むか
この判断は中間テストの過去問を見て決めてください。
中間テストも期末テストもだいたいの場合同じ先生が作りますから似たような問題になります。
中間テストを見て
プリントからの問題が多いなら、プリントだけにしぼってください。
問題集からの出題が多いなら、問題集にしぼってください。
どちらも同じくらい出てる場合は、時間がかからない方にしぼってやりましょう。
焦るときほど大切にして欲しいのは、全部手をつけるんじゃなく、一個ずつ確実にやることです。
要領が悪く、点数がいつも低い人ほど中途半端に手をつけてしまいます。
しぼってやる勇気を持ってください。
テスト勉強する教科をコロコロ変えない
さっきいったこととかぶる部分もありますが、教科をコロコロ変えないようにしましょう。
あらかじめ、今から30分間は英語の問題集をやると決めたら絶対に変えないようにしてください。
どうしても勉強をやっていると、あれもしたい、これもしたいという欲が出てきます。
でもそこで変えてしまうと、全部が中途半端で結局点数が取れなくなってしまいます。
ちゃんと勉強を始める前に「今から1時間はこの数学の問題集を解く」と決め、タイマーを使ったりして絶対に変えないようにしてください。
集中力とは、今の自分の意識や力を1つのことに集めることです。
あれもこれもとなると集中力は落ちるわ、中途半端になるわで超効率の悪い時間を過ごしてしまいます。
前日の勉強の鉄則は、「教科もやることも変えずに1つのことに集中する」ことです。
テスト前日におすすめの勉強法
期末テスト前日は時間がないからこそ、効率が高く点数につながりやすい勉強法をしないといけません。
テスト直前にできる、10点アップする勉強法を教えるので必ず実践してくださいね。
学習スケジュールの立て方(追記 2022/5/10)
もう直前になると、焦りが焦りを生んで勉強が手につかなくなります。なので、直前期の一日学習スケジュール(休日)としては、
30分 | 5分 | 30分 |
勉強 | 休憩(仮眠) | 勉強 |
これをひたすら繰り返してください!もし30分 → 45分に変更できるならそれが一番ですが…。
人間の集中力なんて30分ぐらいです。それを超えると遊びます。
なので、「30分間全集中!!!」「5分仮眠(タイマーセット)」「30分間全集中!!!」を繰り返していくと、集中力が段違いに続きます。
また、「朝ごはん」「昼ごはん」「晩ごはん」は軽めでゆっくり食べてください。
早く食べると、血糖値が急上昇して眠たくなります。(これは子供も大人も同じです。)
また、具体的な学習内容としては、
30分 | 5分 | 30分 |
勉強 | 休憩(仮眠) | 勉強 |
数学(基礎問題)→答え合わせ →間違い復習 | 寝る!! | 数学(基礎問題)→答え合わせ →間違い復習 |
数学の部分を英語に変えてもらっても構いません。
「演習 → 答え合わせ → 間違った問題の解きなおし → 答え合わせ」
を、ひたすら続けるだけです!!大事なことは、基礎・基本問題のみ、例えば「A,B,C」で問題が分かれているのであれば、「A,B」のみを解いて、「C」は解かないというようにする事です。
これでだいぶ勉強が楽になるはずです。何から手をつければいいか分からないと、しんどくなりますからねぇ。
目、口、耳、手の全神経を使って勉強する
基本的に、人間はたくさんの感覚器官を使ったほうが記憶に残りやすいのです。
事故のことや忘れたい記憶がいつまでも頭に残ってるのはこのためです。
車にぶつかられたときなら
- 車が猛スピードで向かってくる映像や音
- ぶつかったときの痛みや恐怖
- 周りの人の叫び声
- 救急車の音や周りに人が集まってくる映像
などなどたくさんの情報を体が感じているからです。
つまりこの習性を勉強で利用すればいいのです。
- 口で唱えながら、手で書く
これだけで少なくとも、目と口と耳と手4つを刺激する事ができます。
シンプルな方法ですが、ただ書くよりはかなり記憶に残ります。
口で書いてる事を声に出す。
これだけでも、普通にやるより早く頭に残るのでかなりお勧めの方法です。
暗記法についてはこちらの記事もタップして読んでください。
イメージや感情で記憶する
自分の感情を書き込んだり、素直な気持ちを声に出す事でも記憶に定着しやすくなります。
書きながら、「〜みたいだなぁ」とか怖いとか面白いとか色んな感情を刺激しながら覚えるのです。
例を出してみましょう。
例えば、辞書→dictionaryという単語を覚えるときに
ローマ字読みすると、「でぃくしょおなり」みたいな読み方になりますね。
僕はこれを覚えるとき、
「おなら」みたいな言葉が入ってて変な単語だな
と面白がりながら覚えていたので、今でも忘れないんです。
他にも
社会で「石井・ランシング協定」という語句を覚えるとします。
これは第一次世界大戦中に日本の石井さんとアメリカのランシングさんによって結ばれた中国に関する協定です。
ランシングは、「ラン(走る)とシング(歌う)」のイメージなんで、
石井さんと黒人のアメリカ人が、一緒に肩を組んで走りながら歌ってるみたいな絵を思い浮かべたりします。
またランシングは、ライジング(のぼる)という言葉に似ているので、石井という少し太ったおじさんがふわふわ空に浮いていく。
みたいな面白いイメージを浮かべたりすると、忘れにくくなります。
これはあくまでも例ですが、感情や感想を思いながらやるとテストの際に思い出しやすくなるんです。
別にゴロを作れとか、楽しみながらやってというわけではありません。
ただ「しんどいなぁ」と思いながらやっても何も記憶に残りません。
なので、自分が覚える言葉や語句に対して感じた事を声に出したり、紙に書いたりして覚えてください。
バカみたいな方法に見えるかもしれませんが、効果は保証しますのでやってみてください。
テスト前日の数学や理科はわからない問題は解かない
暗記の方法は、先ほど話しましたが今度は理系の教科の勉強法です。
特に数学なんかは、語句を覚えるというより公式を使って解く。ということが必要なので当然勉強法も変わってきます。
で、時間がない中でお勧めの勉強法としては、解ける問題や分かりそうな問題から手をつけていくことです。
問題集を見て、答えを写したり、解説を読んでも全然わからない問題というのは存在します。
で、わからない問題は特に文章問題であったり、応用の効いた問題だったりします。
そういった難易度の高い問題は、とりあえず置いときます。
まずは計算問題などの基本的な問題や基礎問題を何も見ずに解けるようにする事です。
最初の方にもいってるように全てに手をつけようと思うと、時間切れになってしまうことがよくあります。
ちゃんと絞って基礎問題を完璧にすることです。
学校によって形式は違いますが、先生は基礎的なことをちゃんと理解できていれば半分以上は取れるようにしています。
なので、解けない応用問題を解く事に躍起になるのではなく、自分が手をつけやすい問題から手をつけてください。
理科・数学 前日まとめ
基礎問題・基本問題 | 反復して問題演習を行う |
応用問題 | 解かない!! |
そして、解説を見なくても解けるように必ず反復してください。
これだけでも十分間に合うのです。
定期テスト対策記事はこちら↓↓
定期テスト点数は暗記科目を中心におさえていくと効率よく点数を稼げる!!
数学の応用問題は↓↓この勉強法で解けるようになります。
「数学の応用問題が解けない」を解決し高得点を取るための勉強法とコツ
まとめ
ここまで話した事をまとめますね。
期末テストの前日にすべきことは、前日であっても計画的にテスト勉強を行う事です。
そのために
- 寝る時間を決めて、勉強時間を計算し、どの教科にどれくらい使うか決める
- 全部やるという意識は捨て、やることをしぼる(取捨選択してください。)
- 教科ややることをコロコロ変えない
この3つの考え方を基準に勉強を進めてください。
そして、前日に詰め込むために
- 目や口、耳、手の全神経を使って覚える
- イメージや感情を利用して記憶する
- 理数系の教科は解けそうな問題からやる
これだけ守ってやれれば、絶対に点数は上がります。
何度も言いますが、焦らずに自分が決めたことをきっちりやること。
それを信じてやれば、明日のテストの結果もついてくるはずです。
大丈夫です!!前日、やる事はしっかりやったんだから!!テストはばっちりです!!
テスト勉強の方法を他にも載せているので下のリンクをタップして読んでくださいね。
>>>テスト前日と当日だけで点数がアップする勉強法の記事を読む