って人に向けた記事です。
「国語なんて前日から漢字や用語だけちょこっと勉強するくらいです。」
「国語が取れるかはセンスだから、ほぼノー勉でいつも受けてます。」
っていう意見をよく聞きますが、国語はセンスではありません。
しっかり勉強すれば、その分点数が取れる教科です。
定期テストであれば、勉強すれば少なくとも70点以下を取ることはありません。
僕も学生時代「国語はセンス」とか「問題との相性」と言って、勉強しない時期がありました。
でも点数が安定せずに、良い点数と悪い点数の差が激しかったです。
そこからテスト勉強を本格的に始めてみたら、安定した点数(悪くても70点以上)が取れるようになりました。
その方法を教えていきます。
国語を勉強することは、読解力アップにつながります。
読解力がつけば、英語、数学や理科、社会にも生かされるのでしっかり勉強しましょう。
今回の記事の内容
- 国語のテスト勉強のやり方
- 1日10分以内でできる国語の効率の良い勉強法
この記事を読むメリット
- 常に国語で80点が取れる勉強法がわかる!
- 短時間で効率よく点数を上げるコツがわかる!
漢字や用語を答える問題だけで確実に30点はもらえる!
定期テストでは、必ずと言って良いほど漢字や語句の意味や用語を答えさせる問題が出ます。
全問正解で20〜30点くらいは取れるので、漢字や用語はあらかじめ勉強しておきましょう。
[aside]用語とは?文章に使われてる用法や作者の名前や作品名など覚えたら解ける問題のことです。[/aside]
ココは勉強すれば絶対点数の取れるところです。
国語が苦手な人は、漢字や用語を覚えることから始めましょう。
漢字は読みから覚える。
漢字は読みも書きもできるようにしておくべきです。
ですが、最初は読みから覚えてください。
人は読めるものしか覚えることができません。
「携帯」という字が書けるのは「けいたい」と読むことができるからです。
英語も同じです。
dictionaryは「ディクショナリー」と読めるから書くこともできるし、覚えることができます。なので「具体的な連想」が出来れば、覚える事が出来ます。
読めないと「ただの暗号」として覚えることになります。
こうなると覚えることが難しくなります。
まずは漢字を見て、読めるようにしましょう。
それが出来たら漢字の書きを覚えてください。
ただの暗号ではなく、「具体的な物体」
作者や作品名などの用語問題は完璧にしておく。
国語に自信がない人ほど、用語を答える問題は完璧にしておいてください。
- 説明文や物語文は、作者や作品名または比喩などの表現技法。
- 古文は作者や作品名、時代また古語の仮名遣いなど。
- 詩は、作者や季語、五言絶句などの文章のテクニックなど。
このあたりの用語は完璧に答えられるようにしましょう。
頭の良さは関係なく、覚えたか覚えてないかの問題です。
得点を稼ぐチャンス問題だと思って、暗記する時間を取りましょう。
苦手な教科で意識することは「取れるとこでどれだけ落とさないか」です。
難しい問題だろうと、簡単な問題だろうと同じ10点なので確実に取りましょう。
どの用語を覚えればいいかわからない人は、ワークの問題やノートを見返してみましょう。
覚える用語はおそらく多くても20個もないと思うので、1枚の紙にまとめたりしてスキマ時間でちょこちょこ勉強しましょう。
「英語のテスト勉強法」の記事でも書きましたが、英単語などの覚えるべきことは何度も繰り返すことが大事です。
もう一つのポイントは、短時間でやることです。
30分かけて覚えるのではなく、5分×6回にして覚える回数を増やしましょう
漢字や用語の勉強は、絶対しておいてくださいね。
テストで高得点取りたいなら、音読が最強の勉強法!
国語のテストで高得点を取りたいなら、絶対音読すべきです。
テスト範囲の文章を「声に出して読むことです。」
って人でも後悔させない自信があるので、ぜひ続きを読んでください。
なぜ音読が最強の勉強法なのか?
ではなぜ音読すべきかの理由を話していきますね。
定期テストでは、授業で習った文章や作品を使って問題が出されます。
つまり試験とは違って、どの文章から問題が出されるかがわかっています。
ということは、文章を丸々覚えておけば楽に問題が解けるのです。
ってよく生徒にも言われますが、やっていると意外とみんな出来てしまうんです。
もちろん100%すべて覚えてるわけではありません。
でも20回ずつ読めば、文章の流れや内容はほとんど頭に入ります。
考えてみてください。
しかも文章丸暗記ができれば、超ラクにテストを解くことが出来ます。
なぜなら、テスト当日ほとんど文章を読まなくていいんです。
だって何が書いてあるかはわかってるんですから。
問題を見て答えるだけです。かなり楽だと思いませんか?
- 内容が頭に入っているから、わかる問題が多いしサクサク進む。
- 時間がなくなることなく、時間たっぷり使ってテストが解ける。
- ほとんど暗記してるので、穴埋め問題はほぼ正解できる。
これが20回ほど音読するだけで得られるメリットです。
間違いなく今までより高い点数が取れると思いませんか?
「でも20回なんて多すぎるんじゃない?」って思うかもしれませんが、音読は1回5分とかからずできます。
1日3回やっても10分ほどで、1日3回を1週間やれば20回は超えます。
毎日10分を1週間取るのってそこまで難しいですか?
テレビ見る時間を少し減らしたり、寝る前10分長く起きとくだけでいいんです。
国語のテスト勉強で一番効果出したいなら、音読しかありません。
これが僕の思う、一番点数を上げるのにベストな勉強法です。
これをやっても効果が出なかったら、文句言ってもらってもいいくらい自信があります。
それどころか、どの教科も音読するだけで、点数が10点以上アップするから音読は本当に最強です!!
黙読ではダメな理由
注意して欲しいのは、黙読ではなく音読をすることです。
(黙読は目だけで読む行為ですね。)
黙読だと、どうしても流し読みをしてしまうからです。
何となくで読み飛ばしてしまうので、あまり頭に残りません。
わからない熟語もごまかしてしまうし、雑に読んでしまうでしょう。
音読であれば、声に出すので記憶に残りやすいです。
また漢字の読みも一緒に勉強できてしまうので、お得です。
別に大声で読む必要はありません。
自分で聞こえるレベルの声の大きさでいいので、黙読ではなく音読をしましょう。
文章が丸暗記できるので、音読をやらない手はない。
僕は「音読こそ最強の勉強法」と話しました。
それは僕が文章を丸暗記することで、国語の点数が伸びたからです。
そこまで苦手な方ではありませんでしたが、よくない時は50点台まで下がることがありました。
ある時に、
って思って文章を丸暗記するようになりました。
そこから、70点以上は絶対取れるようになったのです。
「70点かよ」と思うかもしれませんが、点数が上がり下がりしていた僕からは大きな進歩でした。
問題を解く時、めちゃくちゃ楽です。
読み慣れた問題なので、どんな問題が出ても「はいはいこの問題ね」ってサクサク解けます。
ほとんど答えを知ってる問題を解いてる感覚です。
どう考えても「音読やったほうがいい!」って思うのでやってみてください。
別にやって損はしないことなので、テスト1週間前から毎日少しずつやってください。
20回を越えれば、確実に点数が上がります。
国語でもっと得点力を高めるためにやるべき2つのこと
音読だけでも十分効果はありますが、その他にやっておくべき2つのことを話します。
ただし音読20回は必ずやると約束した上で、読み進めてください。
音読が、一番優先してやるべきことです。
学校のワークでやった問題は、解答の根拠を理解し覚える。
テスト勉強で大事なのは、文章問題の答えではなく解答の根拠を理解して覚えることです。(ここは全教科共通です。全教科これが出来れば間違いなく点数が爆上がりですよ。)
解答の根拠とは「なぜその答えになったかの理由」です。
ちょっとわかりにくいかもしれないので、例題を使って説明します。
問題:太郎が①のような気持ちになった理由を答えなさい。
答え:母親に勉強しなさいとしつこく言われたから。
こんな問題があるとします。
ありがちなのが、答えの部分を覚えようとすることです。
でもこれだけ覚えても、少し問題が変われば答えることができず不正解となります。
先生もワークと全く同じ問題を出さないので、答えだけ覚えても意味がないのです。
じゃあ何に注目するかと言うと「なぜその答えになったか」という解答の根拠です。
国語は解答が正解してるかどうかより、ちゃんと解答の根拠を見つけられているかが大事です。
ちょっと難しいと思いますが、チョー大事なことなのでもうしばらくついてきてください。
なぜその答えになったかというのは、
- ①の直前に〇〇なことが書いてあったから、
- ①の直後に太郎の様子が変わったことが書かれているから。
こういう文章中に書かれてるものです。
「なぜその答えになったか」は、ワークの解説にものってるはずです。
ワークの文章問題の問題や答えを覚えている人はいても、解答の根拠まで意識がいってる人は少ないでしょう。
でもココが一番注目すべきです。
なぜこの答えになったかを覚えておけば、
- 問題が少し変わっていても、答えることができる。
- 文章読解の力が身に付く。
というメリットがあるので、覚えておきましょう。
塾の指導でも、国語を教えるのが一番難しいです。
先生としては、解答の根拠を見つけて答えを導くことをやって欲しいです。
でも生徒からみれば「結局答えは何?」と正解することばかりに目が向いています。解答の根拠を探す意識を持っている人は、確実に国語が伸びていきます。
しかもその考えができるから、他の教科でも正しいアプローチで問題を解くことができるのです。
解答の根拠を見つける力は、どの教科でも持っておくべき必須の力です。
この意識がつけば、初めて見た文章でもある程度対応できます。
読解問題に必要なのが、解答の根拠を見つけることですから。
これからは「解答の根拠」を覚えるようにしましょう。
教科書に沿った問題集を解く。(中学生用)
中学生専用になりますが、得点をプラスしたいなら教科書に対応した問題を解くのがオススメです。
「教科書ワーク」というテキストであれば、自分の教科書に沿って問題演習ができます。
結局一番覚えられるのは、いろんな問題を解くことです。
例えば「走れメロス」がテスト範囲に入ってるとします。
- 学校のワークで「走れメロス」の問題を解く。
- 違うテキストで「走れメロス」の問題を解く。
2つとも全く同じ問題になるわけがないので、走れメロスに関する色んな問題が解けます。
すると「走れメロス」に関する問題ならほとんど解くことができますよね?
つまり同じ文章から出される問題をたくさんやることで、得点力がアップするのです。
使えるのは「教科書ワーク」という教材です。
購入する人は、必ず自分の教科書の出版社と一緒のものか確認してください。
下の画像であれば「光村図書」という出版社から出てる教科書に対応するものです。
さっき話した「解答の根拠」を覚えながらやると効果的です。
- 学校のワーク+音読+中学生ワーク
これだけやれば、定期テストなんて余裕で点数が取れるでしょう。
■国語のテスト勉強法まとめ
国語のテスト勉強のやり方をまとめます。
- 漢字や用語を答える問題は全て正解できるよう勉強する。
- 一回5分の音読で、テスト範囲の文章を20回読む。
用語とは、
- 説明文や物語文は、作者や作品名または比喩などの表現技法。
- 古文は作者や作品名、時代また古語の仮名遣いなど。
- 詩は、作者や季語、五言絶句などの文章の技法など。
授業に先生が言ったことやワークで出る問題のことです。
高得点を取るためには、文章が丸暗記できる「音読」が最も効果的な勉強法です。
って人がやれば、より音読の効果を実感できるでしょう。
得点をさらに上げるために、
- 文章問題は、解答の根拠を覚える。
- 学校準拠のワークで演習問題をこなす。
この2つをやることをオススメします。
これで国語のテスト勉強は万全です。
やってもらえれば確実に、点数がアップするでしょう。
と思う人は、音読だけでもやってみてください!
他の教科の勉強法が知りたい方はこちらから