・テスト勉強は1週間前からでも間に合うの?
と迷ってる人向けの記事です。
「テスト勉強はできればしたくないし、ギリギリまでやりたくない。」というのが本音ですよね。
ですが、「テスト勉強を始めるべきタイミング」は知っておいた方がいいです。
テストで確実に狙った点数を取るために、ちょうどいいタイミングでテスト勉強を始めましょう。
僕もギリギリまでサボるタイプで、テスト勉強をいつ始めるべきかは塾の先生になるまでわかりませんでした。
今となれば、高得点を取るためにどれくらいやるべきかはわかります。
テスト勉強を始めるベストなタイミングを知って、取り組みましょう。
この記事の内容
- 中間テスト、期末テストを始めるベストなタイミング。
- テスト勉強を始めてからやるべきこと。
この記事を読むメリット
- 高得点を取るためのテスト勉強を始めるタイミングがわかる!
- テスト前からテスト勉強ですべきことがわかる!
テスト勉強はいつから始めるのがベストなの?
学生時代は3日前からやっても、十分間に合うかなと思ってました。
(いつも「時間がない!」ってグチを言ってました。)
でも直前に始めても間に合うのは、学校の授業でほとんど理解できてる人だけです。
- 学校の授業であまり理解できていない人。
- 授業にほとんどついていけない人。
にベストなタイミングはもっと早いです。
中間テストは2週間前、期末テストは3週間前が理想的!
高得点を取るために、主要5教科はワークを3周解き直すことが必要です。
塾の生徒を見ていても、
- 3周できた生徒→目標点が取れる。
- 2周以下の生徒→前と同じ点数か、それより低い点数。
というようにはっきり分かれるので、ワークは3周は必要です。
主要5教科のワークを3周やるには、だいたい1週間ちょっといります。
他にもプリントや教科書で勉強することを考えれば、中間テストでも2週間必要です。
期末テストは教科が4つ増える分、もう1週間必要なので3週間前からです。
この期間は、(部活入ってる人の)勉強時間で計算してます。
- 3週間前から8日前まで→1日2,3時間の勉強。
- 1週間を切ってから→1日4,5時間
(休日だと+3〜5時間)
テスト前なので、そこそこの勉強時間必要ですね。
高得点を目指すなら中間で2週間前、期末で3週間前からがベストタイミングです。
1週間前だとワークを1周やって、ちょこっとテスト勉強するだけで終わります。
期末テストも2週間前だと、副教科は手が回らず前日だけで完成させないといけません。
でも
そんな人のためには、オススメの案があります。
前よりテストの得点を上げるなら、前より3日前から始めること!
いきなりテスト勉強期間を増やすのは難しい人もいるはずです。
オススメは前回よりも3日前に始めることです。
1週間も早く始めるのがしんどい人は、前回よりも3日前であれば始めやすいはずです。
前回いつから始めたか覚えてないなら、だいたいでいいです。
いつもより早く始めれば、単純に勉強時間が増えますよね?
勉強時間が増えれば増えるほど、覚えられる数は増えて成績も上がりやすいです。
だからどんな形でも、勉強時間が増やしてもらえればそれでいいです。
テスト勉強を始めるタイミングを変えたくなかったら、1日の勉強時間を少しずつ増やしてください。
とにかく「前回よりも勉強時間を増やす」ことに意識をおいてくださいね。
テスト勉強を効率よく進めるために必要な3つのこと
今から上げる3つのことは、テスト勉強を始める前にやってください。
- 写し忘れたノートやプリント、解答がないか確認する。
- 各教科何に集中すべきか全て書き出す。
- ワークや問題集の期限を2種類作る。
一つずつ説明していきますね。
写し忘れたノートやプリント、解答がないか確認する。
テスト勉強を始めてから、「ノートを写し忘れた!」「ワークの答えがない!」と気づくことがあります。
せっかくのやる気と時間がもったいないので、先にないものを確認しておきましょう。
確認しておくべきなのは、
- 学校を休んだり、授業中寝てしまった日のノート
(ノートから問題を出すことの多い教科や副教科は要注意!) - プリントやプリントの解答があるかどうか。
- テスト範囲で変更になった点
- テストに出されない範囲
このあたりは、あらかじめ確認しておきましょう。
特にノートは直前に貸してもらうのが厳しいので、事前に確認が必要です。
当日になって「ノートの写真送って」と連絡すると、結構めんどくさがられます笑
プリントの解答なんかは見落としがちで、直前に気づくことが多いです。
そんな時に限って、プリントからテストに出やすいですよね。
学校を休んだり、授業中寝てしまった日のノートは、次の日までに写しておきましょう。
今なら写真を送ってもらうことも可能なので、簡単にデータを送ってもらえます。
各教科、何をすべきか全て書き出す。
やらないといけないことを全て書き出しましょう。
残りの期間ですべきことが全てわかれば、テスト勉強を早く始めるモチベーションもわきます。
直前になって「これもやらなきゃ!」と思うとめちゃくちゃ焦ります。
思った以上に時間がかかってしまって間に合わなくなります。
例を挙げておきます。
英語
- 英単語帳○〜□ページ。
- ワーク○〜□ページ。
- 教科書本文を4つ覚える。
数学
- 問題集の〇〜□ページ。
- プリント○枚。
- 公式を5つ覚える。
こんな感じで書き出しておけば、勉強の進み具合もわかります。
だってめんどくさいですからね。
なぜそんな嫌いなことを伝えるかというと、やった時の効果の大きさをよく知ってるからです。
僕もこの記事を書く時に、やることを全て書き出します。
いちいちめんどくさいですが、作業スピードが1,4倍くらい早くなるんです。
受験生時代も、やることを書き出した日と何もせず始めた日は進み具合が違いました。
途中で、「次何やろうかな」なんて余計なこと考えなくなります。
それだけで迷わず進めるので、だいぶ勉強のスピードも上がります。
短時間で効率よく勉強したい人は、はじめにやることを全て書き出してください。
ワークや問題集の期限を2種類作る。
期限を作るのは何となくわかるでしょうが、2種類は聞いたことがないと思います。
2種類とは、
- 早くできた時の理想の期限
- 遅くなった時のギリギリの期限
2つ作るのです。
期限日を一個作っていても、「その日まで出来なかった!残念!」で終わりだと思います。
真面目な人なら「期限までに出来ないなんて俺はダメなやつだ」と自分を責めるでしょう。
でも2つ期限があれば、早い段階から自分にプレッシャーをかけることができます。
結果いつもより早く勉強に取りかかれます。
期限日を作っても、実際は守れない無茶な期限を設定してしまう人も多いでしょう。
その無茶な期限を達成してないことで、気持ちが落ち込むのは馬鹿らしいです。
だから「理想の期限とギリギリの期限」を2つ設定しておきましょう。
ふせんで書いて問題集やワークの表紙に貼っておけば、常に期限を意識して勉強できます。
テスト勉強も計画的に進めることができます。
- 数学のワーク:理想の期限は7/9まで、ギリギリの期限は7/11まで。
みたいに設定しましょう。
常にギリギリの期限までしか終わらないって場合でも大丈夫です。
むしろそれくらいの意気込みで大丈夫です。
あまり気負いすぎると、できなかった時にへこんで余計勉強が進まなくなります。
2つ期限を作ることで、本来よりも早く進められるのでやってみてください。
各教科テスト勉強で何をすべきか?
各教科何を勉強すべきか、まとめて載せているので見たいページを見にいってください。
教科ごとのテスト勉強方法の記事
自分が知りたい記事を押して読んでください。
英数は中高生どちらも使える内容で、それ以外は中学生専用の記事です!
早くにテスト勉強を始めても、サボってしまわないために。
テスト勉強を早くに始めても、サボってしまうことはよくあります。
初日に頑張りすぎて次の日は休んで、そのままズルズル勉強しなかった経験ありませんか?
僕はよくありましたね。「やる気のある日だけ頑張る」みたいな。
サボってしまわないための約束事が一つあります。
勉強を始める前に、一番優先してやることを決めてそれだけやる。
これをやると、サボりにくくなります。
勉強のやる気がなくなる時って、
- やることが多くて、やる前からしんどくなる。
- 何から手をつけていいかわからない。
こういう場合が多いです。
だから「一番優先してやるべきなのは何か」を一つ決めて取りかかることです。
「今一番やらないとヤバイのはどれ?」という質問に変えてもいいです。
そのたった一つのことに取り組んでください。
人間には「作業興奮」というものがあって、作業を始めると徐々にやる気がわいてきます。
つまり始めれば、後からやる気がわいてくるので「とにかく始めることが大事」なんです。
掃除を始める前はダルいと思ってたけど、いつの間にか必死にやってた経験がある人は多いと思います。
あれは作業興奮が起きてる証拠です。
勉強を始める工夫として、今一番優先することを1つ決めるのです。
僕は受験時代、英単語を覚えないといけなかったので
- 英単語帳を開いて5分間見る。
ということだけは毎日していました。
勉強がめちゃくちゃやる気なくても、一応英単語は見る。ということをやってました。
もちろんそれだけで終わってしまった日もありました。
でも英単語帳で勉強した後「もう少しやるか」と勉強できる日も多かったです。
少しでもテスト勉強が進めば、後で楽になります。
テスト勉強を楽にするためにも、一番優先することを一つ決めてください。