・やろうと思っても、なんか勉強できない。
という中学生に向けた記事です。
勉強は、しないといけないとわかっていても中々できないものです。
そのせいでテスト勉強が進まなかったり、受験生なのに全然勉強できなくて悩みます。
高校受験はコツコツ勉強をしなきゃいけないのに、やる気のない状態では進められませんね。
でもやる気の出す方法を知っていれば、テスト勉強も高校受験の勉強もラクに進められますよね。
今回はテスト勉強や受験勉強で使えるやる気の出し方を伝えていきます。
この記事の内容
- やる気を出して、勉強できるようになる方法。
- テスト勉強や受験勉強のモチベーションの保つ方法。
この記事を読むメリット
- やる気のない状態からでも、勉強できる。
- テスト勉強や受験勉強が毎日続けられる!
お子さんが勉強しない場合は、こちらの記事を見てやる気を出させてあげてください。
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勉強する前からやる気が出ないのは当たり前!
勉強を始める前からやる気がないのは当たり前です。
遊びやゲームなどの楽しいことであれば、「早くやりたい」とワクワクします。
でも勉強だとそうもいきません。
実は、好きではないことの場合、やる気がわくのは勉強を始めた後なんです。
「やる気がわくから勉強する」ではなく「勉強してたらやる気がわいて続けられる」なんです。
僕もこの事実を知るまでは、「やる気がわいたから勉強する」だと思ってました。
でも違ったんです。
やる気は勉強するという行動の後についてくるものです。
これを知らないと、一生やる気が出るのを待って勉強しないままです。
仲の良い子がめちゃくちゃ頑張る姿を見たり、勉強して人生成功するドラマを見れば少しはやる気になれます。
でも実際やる気というのは、行動した後にわいてくるものです。
実際にこのやる気の仕組みは、ドイツのエミール・クレペリンという心理学者によって証明されます。
「作業興奮」という言葉で呼ばれている法則です。
だからやる気は出すものではなく、やる気のない状態でとりあえず勉強を始めることが大事なのです。
次に、やる気のない状態でも勉強を始めやすいような工夫を紹介します。
これを試せば、やる気がなくても楽に勉強ができます。
やる気が出なくても勉強に取りかかれる方法
「勉強を始めた後にやる気がわいてくる」とわかったところで、勉強を楽に始められる方法を話していきます。
僕と同じように、「ほってたら一生怠けてしまうタイプの人」でも大丈夫です。
ただしこの方法を自分でやらなければ、当然効果はありません。
- 見たらこのサイトを閉じて、すぐに実践する。
- 今から教える方法をメモして勉強机に貼っておく。
このどちらかの行動を取ってくださいね。
では1つずつ話していきましょう。
「勉強やろう」と思った瞬間(5秒以内)に勉強を始める。
5秒は適当に決めた数字でなく、思ってからマジで5秒以内に始めてください。
ちゃんと5秒以内に始めるべき理由はあります。
これは誰にでも共通する人間の仕組みの話です。
人間は何かをしようと思ってから、5秒経つと「それをしない言い訳を考え始める」のです。
勉強しようと思っても、5秒経てば
- 部屋が汚れてて、キレイにしてからじゃないと勉強できない。
- やる気が出ないから、漫画を読んで気分を高めよう。
- 今からやっても、どうせ点数変わらないからもう諦めよう。
- 何をすればいいかわからないから、また明日でいいや。
様々な「勉強をしない言い訳」を思いつきます。
勉強する予定だったのに、部屋の掃除や携帯を触るなど、余計なことをしてしまうのはこのためです。
いつもやってることなら、そんなことになりません。
でも新しいことや普段してないことには、5秒以上経てば言い訳がでてきます。
だから少しでも勉強しよと思った瞬間に行動を起こすべきなんです。
修学旅行の夜、先生のみまわりが来た途端に、急いで寝たフリをするみたいに素早く動いてください笑
勉強しようかなと少しでも思った瞬間に「やる!!!」と決めてすぐ始めてください。
始めてみれば、あとからやる気がわいてくるので意外と続きます。
賢い子が勉強できてるのは、やろうと思ったときにすぐ勉強を始められてるからです。
いつもやる気に満ち溢れているわけではありません。
5秒以内に始めるルールを実践してください。
「3分間だけやる!」と決めて勉強を始める。
勉強を始めるときは、ハードルを下げて始めましょう。
人間は今から取り組もうとすることが、しんどいことだと中々始める気になれません。
「今から5時間勉強しましょう。」と言われると、「うわ嫌だな」と思いますよね。
でも「まずは、今から10分間プリントの問題を解いてください。」と言われると、まぁやるかと思えますよね。
結果的にどちらも5時間勉強するとしても、最初に10分と区切られた方がまだ楽に思えます。
特に勉強のやり始めは、ハードルを下げまくることが大事です。
こんなにしなくちゃいけないと思うと、何もしてないのに疲れてしまうのです。
まずは
「3分だけやったらもう勉強やめてもいい。」という決め事で始めましょう。
勉強3分でもできたら、3分できた!と達成感を感じてください。
褒めることで自信になるので、もう少し勉強しようという気分になります・
結果的に勉強を始められて、30分1時間とできてしまうのです。
まずは「3分だけ勉強する」と決めて始めましょう。
腕立てやスクワットを10回全力でやる!
どれでもいいです。
10回でいいのでキツくなるくらいゆっくりのスピードで行いましょう。
筋トレをすることで、脳に血液が行き渡りドーパミンという物質が出てやる気を高めてくれます。
さらに運動することで、集中力や記憶力も強化されるので勉強とはかなり相性がいいです。
僕も記事を書く合間に筋トレをすることがありますが、そのあとはいつもより集中力が続きやすいです。
調子にのってハードな運動をやりすぎると、疲れて逆効果なので中してください。笑
もし体力に自信がない人は、ひざをついての腕立て伏せにしたり散歩にしたり自分の体力に合わせてください。
運動が勉強にいい影響を与えることは、昔からよく言われていて証明されていることです。
気分転換にもなるので、筋トレや運動を行いましょう。
ここまで話した3つが、やる気がなくても勉強を始められる方法です。
- 「勉強やろう」と思った瞬間(5秒以内)に勉強を始める。
- 「3分間だけやる!」と決めて勉強を始める。
- 腕立てやスクワットを10回全力でやる!
全部やれば当然効果はありますが、めんどくさい人はどれか一つで構いません。
めんどくさがりで勉強嫌いな人ほど効果があります。
テスト勉強や受験勉強モチベーションを保つ方法!
テスト勉強や受験勉強を長く続けるためにモチベーションを保つ方法を教えます。
読みたいほうを選択して読んでください!
モチベーションを保つ方法を知って、勉強に生かしましょう。
テスト勉強のモチベーションを保つ方法
中間テストは2週間、期末テストは3週間前から始めるのがベストです。
(詳しく知りたい人は「テスト勉強はいつからすべき」の記事を見てください。)
テスト勉強を2週間勉強を続けるなら、モチベーションを保つことが大切です。
テスト勉強のモチベーションを保つ方法を3つ紹介します。
①何点取りたいか決め、その点数取れたらどんな気分になるか考えて書く。
- テストで何点取りたいか一の位の数字まで考えて決める。
- その点数が取れたら、自分がどんな気分になるか考える。
この2つを考えて紙に書いてください。
「400点取りたいから、すべて80点が取りたいです。」
という決め方よりは、得意教科苦手教科を考えて決めるべきです。
- 英語は得意だから90点
- 数学は難しいから70点
- 国語は前のテストで80点取れたから次は85点
- 理科はいつも通り80点
- 社会は頑張って75点
このように、自分の点数に合わせて目標を決めましょう。
(今は400点を基準にして決めましたが、もっと低い点数が目標でも構いません)目標が200点であっても、別に恥じることはありません。
それが書けたら、達成できたらどんな気分になるか考えましょう。
周りの人がどんな反応をするか想像すると考えやすいです。
- 先生がよく頑張ったなと言ってもらえて嬉しい。
- 友達に自慢できて、勉強に自信がつく。
- 親に勉強しなさいとしつこく言われなくなって、楽になる。
それを点数を書いた場所の下に書いておきましょう。
実際に周りがこんな反応をしなくても、気にしてはいけません笑
書けたら、その紙を筆箱の中や引き出しの中に入れておきましょう。
見られても大丈夫な人は、部屋に貼ったり、机の上に置いてもいいです。
これをやる気が落ちそうな時や、勉強だるいなと思ったときに見ると「よし頑張ろう」と思えます。
いらない紙だと間違って捨ててしまうので、できればメモ帳がいいです。
もしメモ帳がないなら、ノートでも構いませんができればキレイな字で書きましょう。
目標点数とそれを達成した時の気持ちを書いて、やる気スイッチにしてください。
②「今まで自分が一番辛かったこと」とテスト勉強を比べてみる。
誰しもが人生で一番辛かったことがあると思います。
その辛い経験と比べて「テスト勉強の方が辛いか」を考えてみましょう。
だいたいの場合がテスト勉強の方が遥かに楽だと思います。
僕の学生時代の辛いことで言えば、
- 一番仲良くしてた友達に突然「嫌い」と言われ、そこから一度も口を聞いてもらえなかった事。
- クラスの女子に「のぞきをした」と勘違いされ、しばらく冷たい目で見られ続けたこと。
今となっては大したことありませんが、当時はかなり辛いと思ってました。
こういう時とテスト勉強を比べれば、
嫌なことかもしれませんが思い出してみてください。
絶対テスト勉強の方が楽なはずです。
だからしんどいと思ったときに「あの時の経験に比べれば余裕!」と思い出してテスト勉強を乗り越えましょう!
③友達や親に「〇〇点取る!」と宣言する。
人を巻き込むのが一番頑張れる効果があります。
親に言うのは嫌だと思う人は、友達に宣言しても構いません。
一番モチベーションになるのは、めちゃくちゃ仲良い人より「がっかりされたくない人」です。
自分が好きな人や尊敬してる先輩、親もそうですね。
がっかりされたくない人に「〇〇点取る!」と宣言すると、頑張るしかなくなります。
仲の良い人たちで、それぞれ目標点を決めて頑張るでもいいかもしれません。
負けず嫌い性格であれば、勝負する形でもモチベーションは保てます。
一番嫌かもしれませんが、一番効果があるのは親に宣言することです。
家での勉強する姿をみられてる分、言い訳できないですからね。
誰かに宣言する事で、テスト勉強へのモチベーションを保ちましょう。
まとめると、テスト勉強は
- 何点取りたいか決め、その点数取れたらどんな気分になるか考えて書く。
- 「今まで自分が一番辛かったこと」とテスト勉強を比べてみる。
- 友達や親に「〇〇点取る!」と宣言する。
この3つの方法で、高いモチベーションで勉強し続けることができます。
受験勉強のモチベーションを保つ方法
受験勉強は長期間になるので、モチベーションが受験の合否をかなり左右します。
志望する高校に入ったら、何をしたいか3つ書き出す。
人間は行動する際に必要なのはメリットです。
(メリット=勉強によってどんな良いことが起こるか)
あなたが受験勉強を頑張るメリットを考えると、勉強がはかどりやすいです。
志望する高校に入ったら、自分がやりたいことを3つ書き出してください。
なんて言わずに、紙を取り出してください。
ここで時間をかけれる人ほど、受験勉強がほんとに楽になります。
紙を用意して「〇〇高校に入ったらやること。」と上に書いて、やりたいことを3つ書きましょう。
別に勉強の理由だけでなくても構いません。
- 恋人を作る。
- 仲良くなった友達と学校帰りに遊びに行く。
- 部活で県大会出場する。
- バイトを始める。
できれば3つくらいある方がいいですが、なければ1つでも構いません。
自分がそのやりたいことをするために必死になれるものがいいですね。
これは恥ずかしいかもしれませんから、机の引き出しに入れておくでもいいです。
やる気が下がりそうになった時のやる気スイッチとして、用意しておきましょう。
もしまだやりたいことがない人は、今のうちから考えておきましょう。
やりたいことがある方が断然頑張るきっかけになりますよ。
「今日頑張ったら、明日もっと楽になる!」ことを常に意識する。
これは気のせいでなく、真実です。
何かを続ける際、1日目が1番キツくて、2日目が2番目にキツイです。
日が経てば経つほど、慣れて少しずつ楽になります。
僕も何度か筋トレを習慣にしようとしてますが、最初が一番キツイです。
3日目や5日目、7日目に「もう辞めてもいいかな?」って心が折れます。そのあとたまーに「うわしんどい!」と思う時が来ますが、だんだん少なくなってきます。
2週間を越えれば、かなり気持ちが楽になります。1ヶ月を越えれば、「まぁやるか」くらいの気持ちで楽にできるようになってます。
だから今頑張れば、明日楽になるは本当です。
先のばしにすれば、また明日しんどくなります。
やろうと思っている今が一番やる気のある状態です。
今始めないと明日はおそらくやらないでしょう。
「今日頑張れば明日もっと楽になる。」を常に意識して勉強に取り組みましょう。
テストでの成績を上げる方法。
ここまでの話で、やる気も上がってモチベーションも保てますよね。
あとは勉強時間が増えれば、成績なんて勝手に上がります。
ですが、成績を効率よく上げる方法はあります。
テスト勉強を始めるタイミングとやり方が重要!
この2つが守れていれば、確実に成績は伸ばせます。
90点以上となると、その点数をキープするのは難しいですが80点までなら十分取れます。
教科ごとのテスト勉強方法の記事
自分が知りたい記事を押して読んでください。
受験を成功させるために、勉強の習慣を身につけよう!
受験を成功させるためには、勉強をいかに習慣にするかが大事です。
- 100時間勉強したAくん
- 500時間勉強したBくん
実力が同じ2人を比べれば、絶対Bくんの方が入試の得点は高くなります。
「そりゃ当たり前でしょ!」と思うかも知れませんが、1日たった1時間勉強時間が違うだけで365時間も差がつきます!
受験勉強は3年間での勉強なので、家で勉強できるかで大きく差がつくのです。
受験で勝つためには、勉強を習慣にすることが必要です。
まずは勉強をし続ける力をつける!
勉強をし続けるための方法は、こちらの記事の3章から読んでください。
[kanren postid=”3463″ date=”none”]
勉強を楽に続けられる方法がわかります!
毎日決まった時間に勉強するクセをつける。
習慣にするには、決まった時間にやるのが一番です。
- 学校から帰って、5時に勉強を始める。
- 朝6時から1時間勉強する。
このように時間が決まっていると勉強するクセがつきやすいです。
理想は朝の時間ですね。
一番集中力が高いときだからです。
決まった時間に勉強できると、勉強時間がどんどん増えてくるんです。
毎日同じ時間にやっていると、「勉強できてること」が自信になります。
自信がつくと勉強をするのが苦痛じゃなくなるので、勉強時間もだんだん伸びていきます。
元々勉強があまり好きでない子がうちの塾に来ていました。
彼は部活を引退した後、毎朝5時に起きて勉強すると決めてやってました。2ヶ月ほどたった頃、塾に来て自習をすることが増え、どんどん勉強時間が増えていきました。
最終的に志望校合格はもちろん、英語と国語が得意教科になり今は大学受験のために勉強しています。
こういうメリットもあるので、決まった時間に勉強してクセをつけましょう。
勉強することが習慣になれば、他の受験生と勉強時間という点で大きく差をつけることができます。