・受験のために夏休みをどう過ごせばいいのか教えて欲しい。
という中学3年生に向けた内容です。
- 部活が終わり、夏休みから本格的に勉強を始めたい!
- 夏休みの間に学力をつけて、志望校合格に少しでも近づきたい!
って言う人にはピッタリの内容になってます。
この記事を読むメリット
- 夏休みの過ごし方や勉強の仕方がわかる!
- 夏休みの間、勉強し続けるための方法がわかる!
夏休みが始まった瞬間にやるべきことトップ3
受験生にとって、夏休みは「基礎を固める最後の期間」です。
冬休みは期間が短いので、基礎固めをする時間ができません。
夏休みの勉強をスムーズに進めるために、始まったら絶対やるべきことを伝えていきます。
志望校を設定して、やる気を高める!
志望校は夏には決めておきましょう。
志望校を決めることで、勉強する理由ができます。
勉強する理由がなく、いつまでも勉強させられる状態だと長く続きません。
勉強して3日目くらいで
勉強のやる気は長く続かないです。
だから出来るだけ続けるためにも、志望校が必要になります。
「志望校なんてありません。」
っていう場合は、自分の実力より少し上の学校を志望校にしましょう。
自分の実力に合った学校がわからない場合、学校の先生や塾の先生に聞きましょう。
学校の先生は、安全な受験をさせたいと思ってます。
そのため「実力より少し下の学校をすすめる」場合があるので、塾の先生に聞くのがベストです。[/aside]
とりあえず決めた志望校でも、「自分の力を試す挑戦」だと思えば頑張る一つのきっかけになります。
志望校を決めたら「受験勉強のモチベーションを保つ方法」を読んで実践してください。
これで勉強をやめたくなっても、続けられます。
勉強に集中できる場所を確保しておく。
夏休みの期間、自宅だけで勉強するのが難しい人もいるでしょう。
- 塾の自習室を使う。
- 空いてる図書館を探す。
- 勉強しやすいカフェの空いてる時間帯を探す。
自分の勉強できる場所を探しましょう。
特に図書館なんかは、夏休みの間混んだりして使えないこともあります。
決まった時間で勉強できるよう場所を確保しましょう。
オススメの場所は「集中できる場所5選!」から見れます。
もし自宅で勉強するなら「自分の部屋を集中できる場所に変える方法」を見て、自分の部屋を集中できる環境へと変えてください。
環境次第で、勉強の進み具合はかなり変わるので、どこで勉強するか決めておきましょう。
クーラーのある環境でないと、勉強のしんどさが倍増する。
僕は学生時代、家で勉強することがありましたが地獄でした。
勉強してたら汗が止まらないし、汗かいた腕にノートの紙がひっつくし、すぐ集中力が切れるし最悪でした。
クーラーのない環境で勉強するのは、苦痛です。
勉強を続けるための一つの鉄則を作る。
鉄則とは言っても、厳しいルールではありません。
「毎日最低限これだけはやる。」というルールは必要です。
いくら勉強できなくても、勉強を毎日できるようにするためです。
例をあげるので、真似してルールを作ってみてください。
- 2時間勉強できなかったら、その次の日は絶対携帯を触らない。
- 英単語を10個覚えるまでは寝ない。
- 数学を2ページできなかったら、その日はゲーム禁止。
などなど、「〜するまで〜する。」「〜できないと〜できない。」みたいな形がベストです。
ただあまりに厳しすぎると守れなくなります。
「最低これだけでもやる」という勉強量をルールにしてください。
オススメは、とりあえずルール作ること。
そして試しながら修正することが大事です。
ルールができると、やる気がなくても毎日少しは勉強ができます。
毎日できるとだんだん慣れるので、勉強量が少しずつ増えます。
夏休みは苦手や基礎固めをするのも大事ですが、「勉強する習慣をつける」ことも大事です。
習慣がつけば、夏休みが終わってから受験までも勉強を続けられます。
受験のために夏休みは何を勉強すべき?
肝心なのは、毎日どの教科をどう勉強すべきかですよね。
一つずつ説明していきます。
英数国を中心に勉強する!
理想は5教科全ての基礎固めですが、現実的ではありません。
夏は3科目にしぼって勉強しましょう。
内容としては「英数国の1,2年の復習」ですね。
理科社会は、夏が終わってからでも詰め込めます。
理科社会は直前でつめ込んでも、安定して得点できます。
逆に英数は、積み重ねの科目です。
1年の内容ができてないと、2年の内容ができてないし、3年の内容も出来ません。
夏は時間があるので、じっくり時間を使って復習をしましょう。
塾に行っているなら、もらったテキストや先生にオススメされた参考書を使いましょう。
下のような復習用の参考書を使ってください
参考書を一冊にしぼって勉強する。
ヘタにたくさんのテキストに手を出すと、中途半端になります。
一冊を完璧にしましょう。
総復習できるテキストなら一冊完璧にするだけでも、十分力はつきます。
1日にやるページ数を決めて、同じ量で毎日こなしていく。
例えば、120ページあるとすると40日で済まそうと思えば1日3ページのペースですよね。
だから毎日3ページはやると決めて進めていくんです。
(2020年の夏休みは例外なので、20日の計算くらいでやります。)
ただ40日毎日できるとは限らないので、大体30日くらいやる計算にしておきましょう。
1冊を完璧にするというのは、終わらせるではなく、そのテキストの問題なら全部答えられる状態になることです。
だから一度最後まで終わったら、間違ったとこの解き直しも行うべきです。
一冊を完璧にする手順
- 全部のページ数を確認する。
- だいたい25日〜30日の計算で1日にやるページ数を決める。
- 毎日こなす。
- 一周終わったら、解き直しを行う。
やる気のある日にたくさんの量をこなすと、逆にやる気のない日にできなくなります。
そうなると、だんだん自分に甘くなってきてペースが崩れてしまいます。
最終的にはしなくなってしまうので、ペースはきっちり守りましょう。
やる気のない時も、やる気のある時も同じ量をこなす。
これが夏休みのような長期間勉強をし続けるコツです。
オンライン授業を毎日受ける+演習をセットで行う。
このやり方が一番効率よく復習ができます。
授業を受けて、その単元の演習をこなす。
これが一番頭に残るし、力になります。
今は無料で見れる授業でもかなりクオリティーは高いです。
例えば、「とある男が授業してみた」というチャンネルのYouTube動画は有料級の内容です。
他にも各予備校や塾が出してる動画でも十分に勉強できます。
授業が終わったら必ず演習を行ってください。
ただわかりやすい授業を受けるだけで満足していては、頭から離れてしまいます。
勉強は「わかる」でなく「できる」まで持っていくことが大事です。
「わかる」だけではテストの問題を解けませんが、「できる」ならテストで点を取れます。
授業を受けることで「わかる」実際に自分の手で動かすことで「できる」に変わります。
僕が前々からオススメしてるのは、「スタディサプリ」です。
他と何が違うかというと、
- 授業のレベルがどこよりも高い。
- 授業の最後に演習問題がある。
- カリキュラムを組まれるので、迷わず進められる。
という点です。
塾に通いながら利用してる人や、塾に通わず利用してる人が多いのも納得のレベルです。
本来は有料(月額約2000円)ですが、今の期間は2週間無料です。
夏休みの最初だけ利用しても、完全にリスクゼロで体験できるので使ってみてください。
下の記事から自分がスタディサプリに向いているかがわかります。
参考記事→「スタディサプリをオススメする人」
夏休みも勉強の息抜きは絶対必要!
「夏休みだから1日14時間も勉強しなきゃいけない」なんてプレッシャーを感じる必要はありません。
勉強量よりも、ちゃんと休んでどれだけ集中してやるかが大事です。
週に1回遊ぶ予定を作る。
外に出かけて遊ぶ予定の方が、気分転換になっていいですね。
でも1日だけ思いっきりゲームしまくるでも、漫画読みまくるでも、YouTube観まくるでもOKです。
ただ家でそれをやると、親に「勉強しなくていいの?」っていう圧力をかけられます。笑
- 「週に1回の休みを作ってるから」と前もって伝えておく。
- 外や友達の家に行って、気分転換をする。
どちらかがオススメです。
週に1回遊ぶ日は、絶対に勉強のことを考えないようにしてください。
全力で遊び抜いてください。
もちろん午後だけとか午前だけとか時間を区切っても構いません。
ただ週に1回くらい気晴らしできる日がないと、気分が落ちてしまいます。
人間は不思議なもので、
逆に
人間は発散できるチャンスがあると我慢できますが、チャンスがないと我慢できません。
適度に息抜きするためにも、1週間に1度の休みを作りましょう。
そこで全力でストレスを発散してください。
友達と同じ約束して一緒に頑張ると、続きやすいです!
1日の中で、決まった時間には休憩する予定を決める。
1週間に1度だけでなく、勉強を頑張ってる日にも休憩の予定を入れておきましょう。
一日中ぶっ通しで勉強できる人間なんていません。
一番良いのは、1日の終わりの時間を休憩時間を決めておくことです。
12時に寝るなら、10時半〜11時半を休憩時間とします。
11時半〜12時の間は寝る準備や今日の復習の時間に使うと効率が良いです。
お昼や夕方に休憩するのをオススメしないのは、だらけてしまうからです。
長時間休んでしまうと、勉強を再開する時がめちゃくちゃしんどくなります。
また、夜まではお昼休みや晩ご飯やお風呂など休めるタイミングがあります。
その点を考えても、全部終わってから休憩するのがベストです。
1日の始めに休憩の予定を決めて、何をするかまで決めておきましょう。
参考記事→勉強後の遊びの予定を先に決める!
やる気がなくなった時の決め事を作っておく
「やる気がなくなったら〇〇をする。」という対策は必要です。
誰でもやる気はなくなります。
好きなことでなければ、なおさらです。
やる気がなくなるのは当たり前のこととして、その時どうするかを先に考えましょう。
そうしないと、
そんなことをしても何の解決にもなりません。
僕はやる気がなくなったら、
- 紅茶やカフェオレなどの甘い飲み物を飲んで、ゆっくりする。
- 筋トレ動画を観ながら、何も考えず全力で運動する。
- 今頭の中で考えてることを、落ち着くまで書き出す。
- 一回寝る。
- これ頑張ったらどんないいことがあるか考える。
- 心の中で「もうダメだ」を連発して、あえてネガティブになろうとする。
これのうちどれかを試します。
全部効果あります。
もしやる気がなくなった時、何をすればいいかわからない人は下の記事を参考にしてください。
[kanren postid=”4247″ date=”none”]
やる気が無くなったらダメと思うんじゃなく、やる気がなくなったら何をするかを考えておきましょう。
夏休みに勉強を続ける上での注意すべきこと
一番は心が折れないようにすることです。
夏休みに勉強を続ける上で、心が折れないメンタルを保つためにも知っておいてください。
家でやると、家族からのプレッシャーを受けやすい。
ずっと家で勉強するのもアリですが、家庭によっては「勉強してる?」と聞かれまくります。
悪気はないんですが、どうしても勉強できているか心配になります。
それが結構プレッシャーになることが多いです。
僕は結構気にするタイプだったので、毎日家でやるのは無理なタイプでした。
負担に感じる場合は、図書館や塾などで勉強することをオススメです。
だから夏休みの期間だけでも、塾に通うのはアリです。
家族からのプレッシャーを力に変える方法
心配されるのは、親から見て「勉強しているかわからないから」です。
逆に言えば、勉強している姿を見せていれば応援してもらえます。
やり方としては、
- リビングで勉強する。
- どの時間勉強しているかを伝えておく。
- 「応援してね」と伝える。
一つずつ説明しますね。
- リビングで勉強する。
親に見られる緊張感のある空間なので、嫌でも勉強します。
これは親からのプレッシャーをうまく力に変えられますね。
間違っても携帯触ったり、ゴロゴロしたりできないので自分の部屋よりも集中できます。
- 何時〜何時の間勉強すると、前もって伝えておく。
これをやれば、「なにしてんの?勉強は?」なんて全然言われなくなります。
親が心配なのは、勉強してることが伝わってないからです。
前もって言っておくことで、親の前でもくつろぐことができます。
むしろ応援してもらえたりします。
- 「頑張るから応援して」と伝える。
これを言われると、親もしばらくは「勉強しなさい」と言いにくくなります。
(もちろんあなたが勉強してることが前提ですが、、)
親が「勉強しなさい」というのは、親と子どもがコミュニケーション不足が原因です。
勉強してることが伝わっていれば、勉強しなさいなんてことはあまり言いません。
家族からのプレッシャーから逃れるには、
- そもそも家以外の場所で勉強する。
- 親が見る環境で勉強する。
- コミュニケーションを増やす。
このうちのどれかです。
家族は応援してくれる存在なので、覚えておきましょう。
成績はすぐ上がらないことを覚えておく。
勉強していても、思い通りには成績は上がりません。
なんとなく「勉強すればするほど成績が上がる」思いがちです。
だから勉強しても成績が上がらないと「やり方が間違ってる、自分は才能がない」と思ってしまいます。
でも現実はそこまでうまくいきません。
実際には勉強して成績が上がらないのは、タイミングが来てないからです。
ってなるのは当然です。
僕もやってるときは、「勉強って理不尽だな」って思いながらやってました。
だってやってもやっても変わらないことの方が多いですから。
でもやったことは、確実に力になっています。
覚えたことや出来ることが増えて、少しずつ積み重ねります。
それが積み上がってきて、はじめて成績に表れます。
だから成績がすぐ上がるとは思わない方が良いです。
成績が上がると期待してると、思うようにいかなくて絶望します。
だから
- 出来ることを増やすこと
- 毎日立てた目標を達成すること
に集中しましょう。
勉強に飽きたり、嫌になる瞬間は100回来る。
成績がなかなか上がらないこともあって、勉強はすぐ嫌になります。
冗談抜きで100回は
正直100回じゃ足りないかもしれません。
僕は大学受験の時、ほぼ毎日思ってましたから今までを合わせれば1000回を超えるでしょう。
100回嫌になるってことは、そこそこ勉強してる証拠です。
1000回嫌になるってことは、かなり勉強してる証拠です。
逆に勉強をすぐ諦めてしまう人は、嫌になった時にすぐ勉強をやめるので楽です。
(一生勉強しなかったという記憶が残りますが、、)
だから勉強に飽きるとか嫌になることなんて当たり前です。
- 嫌になるなんて私はダメな人間だ。
- 飽きてしまうオレは馬鹿だ。
そんなこと思う必要はありません。
むしろすごく健康に生きています笑
もし勉強が嫌になったらさっき話した「やる気がなくなった時の決め事を作っておく」と同じように、何をするか決めておきましょう。
勉強が嫌になるは、当たり前です。
慣れれば、勉強が嫌になった瞬間に「また来たか」くらいに思えるようになります。
そんなに気にしすぎないようにしてくださいね。
まとめ
以上が夏休みの勉強や過ごし方です。
毎日最低限やることを決めることと、うまく休憩することさえできれば毎日でも勉強することは可能です。
下に内容をまとめておくので、もう一度見たい場合はどうぞ!