・夏休みにどうやって勉強を進めていけばいいのか知りたい。
っていう受験生に向けた内容です。
今回の記事では、夏休みの勉強計画の立て方を話していきます。
計画を進める上での注意点も話しているので、しっかり読んでいってください。
この記事を読むメリット
- 夏休みの勉強の計画の立て方がわかる!
- 計画を立てて順調に勉強できる!
- 夏休みで一気に志望校合格へ近づける!
そもそも計画は必要?計画を立てるメリットを紹介!
「そもそも計画なんて必要なのか?」って意見を持っている人もいることでしょう。
結論から言うと、計画があった方が2倍も3倍も勉強がはかどります。
計画を立てることのメリットを紹介します。
悩まずに毎日集中して取り組める。
僕は計画もまったくなしで勉強を進めてた時期があります。
その時は、毎日何をしようかと悩んでました。
気分でコロコロ教科を変えて、勉強していました。
でもずっと、
と迷いながらやってました。
迷ったり、悩みながらやる。ってめちゃくちゃ効率が悪いんです。
車の運転で例えると、とてもわかりやすいです。
- 次は右に曲がるか、左に曲がるか迷いながら運転する人。
- どこで曲がるべきか全部わかっていて、運転してる人。
どちらが目的地までに着く時間が早いかは言うまでもありませんね。
勉強も同じで悩みながら進めるのと、やることが決まった状態で勉強するのは大きく差が出ます。
教科ごとにバランスよく勉強できる
計画がないと、教科によって勉強時間のかたよりが出ます。
僕は数学が好きな教科だったため、疲れたり、勉強のやる気が出ないときは数学をやってました。
結果、数学に一番時間をさいて他の教科の勉強時間が少なくなってました。
計画表で管理すると、どの教科もバランスよく勉強できます。
計画を立てる段階で、必要な分だけ「やることリスト」にするのでバランスが狂うことはありません。
好きな教科を好きなだけやっていては受験勉強になりません。
自分の苦手な教科ほど、たくさんやらないといけないので意志の弱い人は計画を立てるべきですね。
・勉強しててもこのままでいいのか不安になる。
って人は、計画を立てるべきです。
目標があるため、勉強のやる気が高い状態で勉強できる。
計画がないと、「いつまですればいいのか」という耐久レースになります。
これ何時間やればいいんだろう、とぼーっと考えながら勉強します。
逆に計画を立てていると、毎日の目標があるため「これが出来たら終わり」という期限も見えるのでやる気も保てます。
僕も体験しましたが、計画表がない場合
逆に計画があれば、毎日のやることをこなしているので「勉強を進んでる感」を感じられます。
目標があると、やる気は高まりやすいです。
(参考記事→勉強する目標を作る(思い出す)とやる気がアップする!)
偉大な哲学者である、アリストテレスさんもこんな言葉をのこしています。
「人間は、目標を追い求める動物である。
目標に向かい努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。」
ざっくりとした解釈ですが、
それほど毎日のやる事リストや目標は大事なので、計画を立てることをオススメします。
計画を立てないと、
- 勉強が非効率になってしまう。
- 勉強していても、すぐ疲れてしまう。
- バランスよく勉強できる。
ということが起こってしまいます。
計画を立てて進めましょう。
計画を立てることのデメリット
計画を立てることで、どんなデメリットがあるかも理解しておきましょう。
デメリットを理解しておければ、対策もできるし計画を立てる際注意できますよね。
計画を立てるのがめんどくさい。
計画を立てない人の1番の理由はこれですよね。
長い夏休みの計画を立てるとなると、それなりに時間が必要です。
僕も
でも実際に作ってみるとめんどくさいんですが、勉強しやすいんです。
自分が何をすべきかがちゃんとわかっているので、サクサクこなせます。
計画は立てる時に、時間こそかかりますが「勉強がはかどるお助けアイテム」です!
1日使って作ってもいいので、しっかり立てていきましょう。
計画通りいかず、計画を立てた意味がなくなる気がする。
計画を立てても、初日からうまくいかないことがあります。
これは励ましの意味で言ってるのではなく、本当によく起こります。
理由は、人間は自分に期待する傾向があるからです。
例えば、テスト1週間前でものんきに遊んだりしていても
でも実際、テストを受けて点数が返ってきたら後悔することが多いです。
テスト勉強も1週間あったら、1週間ずっと勉強できると考えてしまいます。
だからめちゃくちゃキツいスケジュールを立ててしまうのです。
結局立てた通りに行かず、
というのを前提で進めましょう。
計画なんて立てたことほとんどないでしょうから、失敗することが普通です。
いきなり100点満点の計画が出来上がるなら、誰も苦労しません。
まずは、とりあえず立てることに専念しましょう。
「失敗したら直そう!」くらいの気持ちで立てることです。
夏休みの計画の立て方を、3ステップで紹介!
計画を立てたことがない人にも紹介していくので、安心してみてください。
今から一緒に立てていきましょう。
1日かかっても良いので、時間をかけて計画を立ててみましょう。
ステップ1:夏休み中に終えるべきことを決める。
最初に、夏休みが終わるまでに何をやっておかないといけないかを考えましょう。
夏休みは受験までの唯一の大きい長期休みです。
この瞬間でしかできないことがあります。
夏までに終えるべき事をリストアップしてください。
受験の時期から逆算して考えると、やるべき事がわかりやすいです。
受験までに冬休みはありますが、期間も短いです。
冬は最後の追い込みや入試対策を行う期間です。
つまり、冬で入試対策に取り組めるようにするために夏に何をやるべきか考えるのです。
例えば、
- 3年生までの予習を、先に終えておく。
- 1,2年の基礎の復習をこなす。
大きく分けると、この2つです。
別に正解も不正解もないので、自分が必要だと思うものを書いてください。
詳しく書くと、
- 英語の文法
- 英単語
- 英語の長文対策
- 現代文の読解力をつける。
などなどです。
それでもわからない人は、ネットで志望校の対策の仕方を調べたり、過去問を買って傾向や対策を見ておきましょう。
まずは、ノートに「何を終えるべきか」リストアップしましょう。
ステップ2:夏休み中にこなすべき参考書や問題集を1つにしぼる。
やる事が決まれば、あとは何の参考書や問題集を使うかを考えましょう。
ちなみに冊数は各単元ごとに1冊にしてください。
数学なら問題集を一つにしてください。
英語なら文法や長文など複数になっても構いません。
ですが、文法を勉強するのに2冊使うなんてことはやめましょう。
一冊にする理由は、あまりにたくさんテキストをやっても意味がないからです。
時間がなくなって、全部中途半端になってしまうと意味がありません。
どんなテキストであっても、一冊の内容が頭に入れば力はつきます。
だから一冊ずつをこなすことを目指してください。
ステップ3:参考書や問題集のページや問題数で1日単位で振り分けていく。
参考書や問題集が決まれば、そのページ数を数えて、1日のスケジュールに組み込んでいきます。
夏休み全部の日で振り分けるのではなく、休みの日も作った上で振り分けましょう。
夏休みが40日あっても、40日全部できるわけではありません。
休みの日であったり、登校日であったり、勉強できない日も絶対あります。
ずっとやり続けるのは、不可能なので30日分くらいで考えましょう。
1日の勉強時間は、高校受験生なら6時間、大学受験生なら8時間を目指しましょう。
勉強時間の増やし方については、下の2つの記事を見てください。
夏休みの勉強の計画表は何にどう書くべき?
計画表は、ノートに書くのが一番です。
計画表のテンプレートを使って書く人もいますが、自分で書いた方が愛着がわくし、やる気も出ます。
僕も毎日やることリストを作ってますが、自分で書くとそれだけやる気も出ます。
とは言っても、夏休みは長期間で全て書くのはめんどうな人もいるでしょうから、テンプレートを印刷して使いましょう。
東大BKK(勉強計画研究)サークルさんというサイトで、様々な形の計画表が紹介されています。
自分に合うものが見つかるはずなので、下のリンクから探してみてください。
「【東大生作】22の勉強計画テンプレート!成績のあがる学習計画表が作れる!」
夏休みの計画を進める上で大事な事
「計画通りに進んでない日やできない日があるとどうする?」にも詳しく書いてますが、計画を立てて実行する上で大事なのは、計画通り行かなくても落ち込まないことです。
最初、計画通り行かないのは当然です。
計画にしたがって動いたことのない人なら、なおさら失敗します。
だから気にせず、失敗したらその場で修正すればいいんです。
失敗しやすいので、最初は計画をあまり予定をガチガチにせずゆるく決めるといいです。
自分ができると思ったら、細かく決めていきましょう。