この悩みにお答えます!!
この記事の内容
- 定期テストの勉強ウェイトを考える
- 1学期中間テスト向け 理科学習方法
- まとめ
中学生も高校生も、何なら大学生もテスト勉強のウェイトって全然分からないと思いませんか?私は、全然分からなくて、非常に勉強に苦労した経験があります。特に、両親からは「勉強しなさい」攻撃を良く受けましたので、だんだん勉強が嫌いになっていった経験があります。しかし、勉強の方法や、勉強の優先順位が分かると意外と苦痛でもなくなります。
むしろ勉強自体に苦労させられる事もなくなるので、今後の学習が楽に感じられるかもしれません。ここでは勉強ウェイトについて、少しお話していきたいと思います。
定期テストの勉強ウェイトを考える
定期テストの勉強にはウェイトがあります。
例えばどのようなウェイトがあるか?これを見てみましょう。
- 日々の蓄積により問題が解ける → 国語、英語、数学 →ウェイト重
- テスト一週間前の詰め込みで対応可能 → 理科、社会 →ウェイト軽
だからといってウェイトが少ないから勉強しないという訳ではなく、優先順位を下げる事で学習を一点に集中させる事が出来ると考えて頂ければと思います。
では、定期テストまでの試験勉強の割り振りを考えていきます。
期間 | 勉強内容(優先) | テスト勉強(次順位) |
1ヵ月前 |
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1週間前 |
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学習スケジュールマトリクスです。
この形で進めていく事で、定期テストについては5教科で350~400点代をキープできると考えます。定期テストにしても、高校受験・大学受験にしても優先順位がとても大事です。特に優先順位の決めれなくて悩む事が多かったので(本当に勉強する時って何から手を付けて良いか分からなくて凄く悩みました、、、。)、学習の優先度が分かれば優先度に従って勉強していけば問題なく勉強できるので、私は凄く勉強しやすくなりました。
では、今回のテーマでもある暗記科目を中心にするには、一週間前からはどの科目に偏ると効果的か?それは理科です。なぜ理科か?それは、
理解半分・暗記半分のハイブリッド科目
理解半分の理由 → 必ず現象には理由がある。
これが理解半分理由です。といっても抽象的な話なので「例」を一点お話します。
例:空気中に貯める事が出来るあふれるギリギリの水蒸気の量
→ 「飽和水蒸気量」と言います。
空気中の水蒸気の量がこの飽和水蒸気量を超えると → 水があふれ出します。
自然界でもこの原理と同じ原理の自然現象があります。 → 「雨」です。
実は飽和水蒸気をため込んでいる状態が「雲」です。
そして、あふれると「雨」が降ります。
この場合、「飽和水蒸気量」という言葉は覚える必要があります。しかし、「飽和水蒸気量」の内容は理解が必要です。これが理科です。
暗記だけでもダメ、理解だけでもダメ、両方が必要になる。
逆に両方が必要になるので、暗記項目が少なくなる → その分、点数を取りやすくなる。
また、中学一年生の一番最初のテストは、「植物の世界」という単元である事がほとんどで、覚える範囲が限定されているため、非常に点数を取りやすい範囲でもあるから、ここは確実に点数を取っていけるといいです。問題ページに問題を掲載してありますので、練習程度に見てみてください。では、中間テスト対策に移ります。
1学期中間テスト向け 理科学習方法
1学期中間テスト向け 理科学習法について見ていきましょう。
1学期 理科中間テストの問題の難易度は「易しい問題」が比較的多い傾向にあります。特に1年生は「植物の世界」、2年生は「化学」、3年生は「生命の連続」という単元が多い傾向にあります。
1年生 植物の世界については、
- 維管束(道管・師管)
- 葉のつくり(葉緑体)
- 花のつくり(被子植物・裸子植物)
- シダ植物☆(これは出ている所、出ていない所があります。)
の内容が良く出てきている傾向です。
上記問題は受験用ですが、練習にはちょうど良いので一度解いてみてください。
2年生 化学については、
- 化学式
- 原子・分子
は重要論点です。もちろん、これ以外の内容は出てきますが、この二点は重要論点です。
よく出るだけでなく、受験でも最重要としておさえる方がいいです。中学3年生が受験用で確認するのであれば、化学式は絶対におさえてください。
この中学理科⑤は化学式に関する内容をまとめている問題になります。
高校生なってから、化学という授業がありますが、中学から化学式を覚えておくと最初の勉強量を減らすことができるので時間を短縮できます。また、中学2年生の化学の分野は暗記がほとんどなので、
覚える → 点が取れる
となる事を前提に勉強すれば、バッチリです!!少し問題を解いてみましょう。
問題
化学記号 「H」 これは何の記号ですか?
解答を確認したいときはボタンを押してみてください。
正解が表示されます。
どうですか?正解しましたか?化学記号の一番最初の元素記号になりますから、覚えておきましょう。
3年生については、生命の連続になります。ただ、学校によっては内容が異なる事があるので、注意が必要です。
生命の連続については、中学理科⑫にありますので、また一度見てみてください。
では、この「生命の連続」という単元ですが、受験の中でも非常に点数の取りやすい項目です。
特に覚えておかないといけない項目は
- 染色体
- DNAの正式名称
- 染色液 二種類
これらをしっかりと覚えるとよいと思われます。
染色液 二種類は
- 酢酸オルセイン
- 酢酸カーミン
この二種類は問われます。問題の出題方法としては、
「染色液は酢酸カーミン液とあともう一つあります。その染色液の名前を答えてください。」
という出題文です。
あと、DNAについては
「DNAの正式名称を答えなさい。」
この問題も過去に問われていたことがあります。
特にDNAの正式名称は定期テストだけでなく、高校受験でも出てくる事があるため、かなり注意が必要です。答えは「デオキシリボ核酸」
これは絶対に覚えておきましょう。
一年生、二年生、三年生と中学生の問題の出題傾向についておさらいしていきました。これから初めて中間テストを勉強する一年生にとっては、勉強方法や勉強の仕方は悩んでしまう事はあると思いますが、大体出るところは変わりません。
それは、今も昔もそこまでガラッと変わるわけではないので、自分の学校の昔の問題(いわゆる過去問)をもらって問題を解く練習をすると良いと思います。最近は、「先生に勉強したい旨」を伝えると過去問くれるみたいです。(うちの塾生はもらってきていました。)
なので、もし勉強の方針が分からない時は学校の先生に過去問をもらって、勉強してみるのもよいと思います。あとは、ここの問題ページにある問題の中から、必要な単元の問題を解いてみてください。
まとめ
今回は、理科の学習を中心とした内容についてお伝えしていきました。
英語、数学、国語は対策があるのですが、理科を対策するのって意外と迷ってしまいます。
(私は結構、問題の解き方が分からなくて困りました。)
ただ、一度対策の立て方や、問題の解き方を覚えると、後は同じ対策の立て方で十分通用するので、得点を取りやすい効率の良い科目だと私は思います。
数学、国語、英語については日々の学習が点数として上積みされますが、理科・社会は一夜漬けの効く試験なので、もしこれから中間対策を行おうと考えている方がいれば、理科はおススメなので、理科の勉強に力を入れてみてください。