【プログラミング】文字列、数値?何が違うの?プログラムで扱う値の種類(Java言語)

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塾生
塾生

先生、文字列と数値って何が違うんですか?

先生
先生

それは性質が違いますよ!

塾生
塾生

どんなふうに?

先生
先生

それは、

  • 「計算が出来る」のか、
  • 「ただの文字」なのか

という違いなどですね。

塾生
塾生

今日はそこが知りたいです。

先生
先生

分かりました。

では、今回は値についてみていきましょう。

今回は値について気になるようですね。先ほどもありました、

  • 計算が出来るのか
  • ただの文字なのか

ここはプログラムを構築していく上では凄く大事な所なので、しっかり確認をして習得していくようにして下さい。

この記事の執筆者はむーむーです。

 

この記事の内容

  • 文字列と数値について
  • サンプルコード
  • まとめ
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文字列と数値について

では、文字列と数値から紹介していきます。

文字列とは

説明

文字列とは、言葉通り文字の羅列です。

コンピュータは文字の羅列を理解できません。

例えば、「おはようございます。」という文字列を表示してください。と命令をしても文字の羅列としては認識しているのですが、言葉として認識はしていません。

文字の羅列として認識 ≠ 言葉として認識

つまり、何を書いているかは分からないけれど、とりあえず表示しろって言われたから表示するというような状況です。

(私たちでいうと、「ドイツ語で書いてあるプレートをとりあえず持って立ってて」と言われて、何を書いているか分からないけど、とりあえず立ってるイメージです。)

コンピュータが理解できるのはあくまで数値コードなので、それ以外は認識する事が出来ないと思っておいてもらえると、スムーズにプログラミングの学習は進みます。

文字列の表し方

コンピュータに文字の羅列ですよ!と教えてあげないといけません。そのためには、文字列を「”(ダブルクォーテーション)」で囲みます。

”おはようございます”

こんな感じです。これでコンピュータは文字列として認識できるようになります。

数値とは

説明

では、続いて数値についてです。数値はコンピュータも理解できます。足し算したり、引き算したり、掛け算したり、割り算したりという事は理解できるわけです。

なので文字列と違って、特に配慮は必要ありません。

ここで計算する時に演算子についてご紹介しておきます。

演算子 演算内容
足し算
引き算
掛け算
割り算
剰余(あまり)

掛け算と割り算は少し考え方が違うかもしれません。あとはあまりだけを取り出す事も出来ます。結構便利ですよ。

数値の表し方

特に配慮が必要ないので、ダイレクトに入力して頂いて構いません。

1 + 1

みたいな形で何もつけずに入力してもらえれば大丈夫です。

今回の事例のように、「1 + 1」と入力した場合は、数値として認識しているので、この内容を表示すると、「2」と表示されます。数値を直接計算して表示できるので、この場合は勝手に足し算して表示をする事になります。

もし、文字列と数値を足し算したらどうなるのか?次にこれを見てみましょう。

数値と文字列の結合について

先ほど、お話しした内容ですが、数値と文字列を足し算すると結合する事が出来ます。

例えば、「1 + “は数字です。”」を出力するように命令した場合、

1は数字です。

として表示される事になります。なので、文字列と数字を組み合わせて表示する事も可能になるので、文字列と数値を計算は出来ないですが、組み合わせるときに「+」を使うと思って下さい。(「-」は使う事はできません。あくまで結合する事ができるとだけ思って下さい。)

サンプルコード

では、サンプルコードをご紹介していきます。

サンプルコード

public class Test {

    public static void main(String[] args) {

        System.out.println("文字列です。");
        System.out.println(1+1);
        System.out.println(1+"は、数値です。");
        
    }
    
}

実行結果

となります。

  • 文字列はあくまでも「文字の羅列」として表示していきます。
  • 数値は、数値として認識し、計算した結果を表示していきます。
  • 数値と文字列は結合できます。(数値と文字列は「+」を使うと結合できます。)

まとめ

先生
先生

理解出来ましたか?

塾生
塾生

文字列と数値の違いは理解できました。

先生
先生

プログラムを構築するうえで必要な事なので、しっかり復習するようにしておいてください。

塾生
塾生

分かりました。しっかり復習しておきます。

ここまで理解できましたか?コンピューターは、数値は理解できても文字の羅列は理解できないです。なので、プログラミングの世界では、数値と文字は分けて考えていきます。

今はAIの技術も普及してきているので、少しずつ認識する技術は上がっては来ていても、プログラミングの世界ではまだまだ文字の羅列(文字列)は文字の羅列(文字列)のままです。なので、数値と文字列の違いはしっかりと理解しておく事で今後のプログラミングに活かしていけますよ!!

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