- 数学のテストでは毎回点数が30〜40点
- 計算ミスで毎回10点ほど点数を落としてしまう、、、
- 定期テストでいつも点数が50点を超えない
この場合のほとんどが、
テストの解き方やテスト勉強の仕方が間違っています。
逆に言えば、正しいテスト勉強やテストの解き方さえできれば軽々50点は超えるのです。
100点を目指してる人には、100点を取るための勉強法があるように
50点を目指す人には、50点を取るための勉強法があるのです。
今回は
0〜40点の人のための【テスト勉強法】と【テストの解き方】を話していきます
賢い人しか解けない難しい問題は捨てる
もし、100点を本気で取る気なら別ですが、50〜60点を目指すならテストの中で出てくる応用問題は捨てるべきです。
わからない応用問題に時間をかけるのは無駄です。
応用問題に時間をかけるのは、70点は取れるような実力になってからです。
本当に難しい応用問題はテストの中でも10点ほどなので5.60点が目標であれば、できてなくても問題はありません。
50〜60点取るには、
確実にできる問題を計算ミスせず正確に解く
っていうのが一番重要なところです。(当たり前ですけどね。)
例えば、次の計算を解いてみたいと思います。
\(\displaystyle \ -2 -3( 3 – 5 ) \)
この問題、よく間違う部分は、
\(\displaystyle \ -3( 3 – 5 ) \) の部分です。
間違いのパターンと正解のパターンを両方書いておきます。
間違いのパターン | \(\displaystyle \ – 3× 3 – 5 × 3 = – 9 – 15 \) |
正解のパターン | \(\displaystyle \ 3× (-3) – 5 × (-3) = – 9 + 15 \) |
-3を分配せずに、3だけを分配して掛けてしまうパターンの方がいてます。これは非常にもったいないパターンの計算です。
すごく当たり前ですけど、これができないから毎回半分を下回ってしまいます。
応用問題じゃなく計算問題をひたすら解きまくって
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/598b181f87cfd68f825b0b4b0b1c9d5d.jpg” name=”学生ハリボー” type=”r big”]「計算問題は完璧!」[/voice]
ってくらいに、テスト勉強では確実に取れる問題の演習だけに時間を費やしてください。
すごく当たり前のことを言ってますが、覚えておいてくださいね。
確実に取れる基本問題だけに時間を使ってください。
いろんな教え子を見てて共通するのは、点数が40点も取れない子ほど、
変に難しい問題も理解しようとして色々手をつけてしまいます。
得点を上げたいなら、
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/futuu.jpg” name=”南波学” type=”l big”]問題を捨てる勇気も持ちましょう。[/voice]テストで簡単な計算問題さえ落としてしまうと30点以下になってしまいます。
”確実に取れる問題を集中的にやる”
これだけはまず覚えておいてください。(特に定期テストの時は、有効な手段になりますので)
先生が「出るぞ」といった問題は完璧にする
先生が「これはテストに出るぞ」といった問題は、サービス問題です。
つまり点数稼ぎの問題です。
なので、テスト前の授業では眠くても眠くても頑張って起きてください。
先生がこれが出ると言ったところは必ずノートに取っておいてください。
絶対ですよ、絶対!
実際にやってみればわかると思いますが、
先生が「これが出る」といった問題+基本問題をミスすることなく解ければ、50点は取れるようにテストは作られています。
- テスト直前の授業は集中して起きて話を聞く
- 先生が「出るぞ」といった問題は集中的に勉強しておく。
特に、数学だけでなく、社会・理科・英語・国語の定期テストの時に「出るぞ」は30点以上出てくる事が多いです。(うちの塾に来てる子たちに問題を見ると、大体出るぞから30点以上出ていました。)
定期テストは落とすと「点数」も「内申点」も下がるので、本当に気を付けて下さい。ちゃんと聞いてれば「答え」を教えてくれているようなものなので…。
テストで計算問題は必ず解き直しをする
点数を50点以上は最低でも取りたい!
そんな人は、計算問題でミスをしないことに命を賭けてください。笑
点数をきっちり取れない人は、計算問題でのミス、ケアレスミスで10点も20点も落としています。(本当ですよ!これで志望校をワンランク下げないといけなくなる事はありますので、ケアレスミスは特に注意が必要です!!)
人間に絶対はないですが、死んでも計算ミスはしないぞくらいの意気込みで挑んでください。
99.99999%計算ミスなどしないために見直しではなく解き直しをしてください。
みんな見直しはしますが、解き直しをする人はほとんどいません。
解き直しっていうのは、その問題をもう一度解くことです。
多くの人はテスト後は、自分の計算式を見て間違いがないかを目で確認します。
目で確認するのは見直しです。
でも見直しだけだと確実に計算ミスに気付きません。
解き直しとは、
自分の答えや計算過程を見ないで、まっさらな気持ちでもう一度問題を解く
それから自分が書いた答えと今解き直しした答えと同じかどうか確かめることです。
- 最初に出た答えと解き直しで出た答えが同じ→計算ミスはしてない
- 最初に出た答えと解き直しで出た答えが違う→計算ミスしてる可能性アリ
解き直しは地味でめんどくさい作業ですが、これをやるかやらないかがいい点を取れるかどうかが決まります。
僕が教えてる生徒たちもテストが返ってきてテスト直しをしていると、
6、7割の生徒が
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/6efe3ad7df2e381e7557fc37f9532be4.jpg” name=”学生ハリボー” type=”r big”]計算問題のミスがなかったら5点や10点は変わってたな[/voice]
って言います。
(解き直しまでできてない生徒は毎回そう言います)
それほどみんな計算ミスをしてしまってるってことです。
解き直しは出来るなら、2回ではなく3回、4回と多くやったほうが計算ミスは減っていきます。
なので、解き直しを必ずやるようにして点数を確実に取れるようにしましょう。
120%公式をフル活用
公式を使った問題が出てきた時は、必ず公式を覚えた上で、フル活用してください。これは、問題を解きまくって下さい、という意味です。
テストを作る側の心境
「公式を覚える」→「公式を使えるか確認」→「公式を使う問題を出す」
という心理です!
私も、専門学生達に定期テストの問題を出す時は、しっかり知識が定着しているかを確認する為に、「専門知識を使うような問題」を出題します。(学生には凄く嫌がられます。)
これがしっかり使えるようになっていれば、結構点数が良いんですよ!
(実際、うちの学生たちは非常に点数が良くて安心しました…。)
なので、数学の問題で公式を使う問題が出てきた時は、必ずと言って良いほど、定期テストに出ますので、公式使って解きまくっておくようにしておきましょう。
今回のまとめ
数学で50点以上を確実に取るなら
- 応用問題ではなく、先生が出るぞと言った計算問題、基本問題で完璧に解けるように同じ問題を何度も解く
- テスト前の授業は意地でも起きて、「ココが出る」といった問題をメモしておく
- 見直しではなく、解き直しを何度もして計算ミスをほぼ0にする
これだけ勉強法を変えて取り組むだけでも点数は余裕で上がるので今から試してください。
テストでうまくいくように応援しています!!