(この記事は、2020年10月13日に更新されました。)
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- スマホ時間を減らす方法は2種類だけ。【根性では解決しない】
- スマホに依存せず、効率よく勉強する方法。【自信がつく】
スマホを触ってしまう問題は、根性では解決しません。あなたの意思が弱いとかは関係ないです。
解決策は2つ。
- スマホを使えなくする。
- スマホを勉強道具として使う。
どちらも簡単にできる事です。実行すれば、最低30分以上はスマホを触る時間が減ります。
僕もスマホに依存してる時は、目が疲れてることに気づかないほど夢中でした。1日4時間以上は、SNSやLINEで勉強時間を無駄にしていました。
今は解決方法がわかったし、仕事が忙しいおかげでマシになりました。でも気を抜くと、YouTubeでダラダラ過ごしそうになります。
そんな過去の僕と同じような人に向けて、【塾講師の視点から】スマホの時間を減らす方法を教えます。今すぐできる簡単な事です。
【スマホのせいで勉強できない人必見】スマホ時間を減らす2つの方法
スマホ時間を減らすなら、手段は2つです。
- 勉強中はスマホを使えなくする。
- スマホを勉強道具にしてしまう。
オススメは1の方法です。圧倒的にスマホを触る時間が減ります。
「携帯を使えなくする」と言っても、壊すとか過激な方法ではありません。安心してください。
では一つずつ説明していきますね。
勉強中はスマホを使えなくする【人間の心理を利用】
これは勉強する前に必ずやってください。
- スマホの電源と通知を切る。
- スマホを、取り出すのがめんどくさい場所にしまう。【机から遠い場所がベスト】
この方法で、30%くらいスマホを触りたい気持ちが減らせます。※残り70%の気持ちを減らす方法も説明します。
これで勉強中にスマホを触る時間は少し減ります。
一番良いのは、親にあずける事や他の部屋に置いとくことです。出来る人はやってください。
でも僕は、自分の携帯が他の場所にあると落ち着かなかったです。同じタイプの人は、部屋のはしっこや取り出すのがめんどくさい場所にしまいましょう。
めんどくさい場所は、例えば以下のような場所。
- 部屋のタンスの一番奥
- たくさんある本棚の奥
- たたんだ布団の中
これは僕が実際にスマホをしまってた場所です。
この方法は、人間がめんどくさい事を嫌う心理を利用してます。
お菓子が食べたいと思っても、近くのコンビニまで自転車で40分かかるなら、諦めますよね?それと同じ。
スマホを触ろうと思ったとき、
- スマホが遠い場所にあるのめんどくさいなぁ。
- 電源をつけなきゃいけないかぁ。
と思うと、触る気が少し減ります。
「それでもスマホを触ってしまいます…」
実はココは一番大事。
スマホの電源と通知を切って、部屋の奥にしまってもやっぱり触りたくなります。それほどSNSやYouTubeの誘惑は強力です。
正直スマホを机から遠ざけたくらいじゃ「スマホ触りたい気持ち」は抑えられません。
だから次のルールを徹底してください。
もしスマホを触ってしまったら、また電源を切って部屋の奥にしまう。
これを意識してやりましょう。何度でも。
スマホを触る→電源切ってスマホしまう→またスマホ触る→電源切ってスマホしまう…
何度触ったって、絶対スマホの電源切ってスマホをしまってください。
僕の場合は、1日3,4回くり返せばその日は我慢できます。
- 「どうせ触っちゃうから、もう電源つけとこ」
- 「どうせダメだから、机のそばにスマホ置いとこ」
こうやって甘えると負け。必ず毎回スマホをしまうことです。
この方法だと、スマホ触りたい欲が80%以上抑えられます。1日だけでなく、1週間くらい続けてください。
ダマされたと思ってやってみよう!
「それでもスマホを触ってしまったら…」なんて考えなくてOKです。その時はその時。
スマホ依存してる過去の自分が試して、一番効果のある方法だったのであなたでも出来ます。やる前から諦めず、試してみてください。
このページを閉じていいので、今通知を切って電源を切ってください。
・・・
ちゃんと切ってくださいね?笑
どうせ無理と思ってても始まらないので、自分で試してみましょう。1週間ほど続ければ、スマホ触りたい欲も楽に抑えられます。
スマホを我慢するテクニックは、こちらにものせてます。
>>「テスト前にスマホを断つ方法を紹介【失敗しない】」
スマホに勉強道具してしまう
スマホを触るのをできないなら、勉強道具として使いましょう。
ただし通知は絶対切っておく事です。携帯の「設定」→「通知」→「すべてオフ」でできます。
方法としては、3つあります。
- タイマーとして使う。
- 音楽プレイヤーとして使う。
- 動画で勉強の授業を見る。
我慢が苦手な人は、スマホを机から離して置きましょう。近くにあると誘惑に負けて、SNSやYouTubeを見てしまうからです。別に手元に置いてなくても、勉強道具として使えるはず。
スマホを勉強道具として使うことで、スマホを触りにくくなります。
音楽プレイヤーとして使っていれば、スマホを触ってしまった時音楽が止まる。すると、「自分がスマホを触る事=自分で勉強を止める事になる」ので、自分をコントロールしやすいです。
スマホを触ってしまう時の心理はこうです。
- 「スマホ触るの良くないけど、ちょっとくらい大丈夫。」
- 「SNS開くだけだから。」
- 「LINE返すだけなら、すぐ終わるし…」
「ちょっとだけ」という便利な言い訳に甘えます。
でもスマホは、ちょっと触るとずっと触ってしまうんです。
だからスマホを勉強道具として使って、触りにくい環境を作るといいです。
- 机の手元に置いておく。
- 机から離して置いておく。
これだけでも、かなりスマホ時間が減るので試してみてください。
スマホを勉強道具として利用するアプリは、「スマホで勉強量と集中力アップする方法!【スマホを手放せない人必見】」で紹介してます。
スマホに依存せず長時間勉強する方法【自信がつく】
「スマホが気になって勉強できない」悩みから解放されて、効率よく勉強する方法について話します。
これが出来ると、自分に自信がつく効果もある。
「勉強しなきゃいけないのに、スマホを触ってしまう。」こんな時は自分がダメなやつに思えませんか?
- なんてダメなやつなんだろう。
- 勉強しなきゃいけないのに、なんで我慢もできないんだ。
- だから自分はいつまでたってもバカなんだ。
ネガティブな僕はこれくらい考えてた。
だからスマホに時間を奪われず、勉強できた時、自信が持てました。「自分ってやればできるんだ!」そう思えます。
スマホから離れて、勉強効率を上げる方法はこれです。
スマホ中心の生活をやめる。
勉強効率の悪い人ほど、スマホ中心の生活をしてる。
突然ですが、今からする簡単な質問に答えてください。大事なことです。
- 朝起きたら、まず何をしますか?
- 学校から帰ったら、まず何をしますか?
- ご飯を食べて、自分の部屋に戻ったら何をしますか?
- 寝る前に何をしますか?
この答えが全部「スマホを触る」になるはず。あなたがスマホ中心の生活をしてる証拠です。
自分の意識が常にスマホに向いている状態です。これをまず直さないといけません。
スマホ中心の生活→勉強中心の生活に変える。
これが必要。勉強中心の生活と聞くと、しんどい、つまらない人生と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
スマホに依存しなくて、勉強時間が増える生活になるだけです。正直スマホ中心の生活よりはいい。
適度にスマホを楽しむくらいならいいです。でも…
- スマホに常に意識が向いてて、他のことに集中できたことがない。
- しないといけない事があるけど、スマホが気になってできない。
こっちの方がよっぽどしんどい人生です。勉強中心の生活に切り替えましょう。
そんな勉強する意味がわからないという人は、勉強の目標を立てるべきです。目標があれば、勉強の苦痛がなくなります。目標の立て方は「目標を簡単に立てる方法【ポイントは2つだけ】」をチェックしましょう。
勉強中心の生活にする3つのコツ【人生ラクになる】
- 枕元にスマホじゃなく単語帳を置く。【スマホは遠くに置く】
- 家に帰ったら、まず机に座って勉強する。【5分でいい】
- 勉強してからスマホを触るクセをつける。
この3つをやることで、スマホよりも勉強に意識が向きます。2週間くらい続けると、勉強の苦痛がなくなるので人生楽です。
学生時代にしんどいことは、2つです。
- 人間関係
- 勉強
そのうち勉強のしんどさが消えれば、かなり楽です。楽にするために、3つのコツを実践して、勉強が当たり前の生活にしましょう。
枕元にスマホじゃなく単語帳を置く。【スマホは遠くに置く】
朝起きたらスマホでLINEやSNSをチェック。これが習慣になってる人は多いはず。だからスマホじゃなく単語帳を置きましょう。
単語帳をパラパラ見る。これだけでいいです。最初にスマホを触らないのが大事。
SNSを見るのも、LINEの返事をするのも、起きてすぐする必要はないです。それほど大事ではないはず。
起きてすぐ枕元にあれば、触りたくなります。離れた所に置きましょう。
家に帰ったら、まず机に座って勉強する。【5分でいい】
家に帰ってちょっとだけスマホを触ったら、1時間以上過ぎてた。
これあるあるですね。家に帰った直後は、疲れてるから楽な方に逃げがちです。
「学校や部活頑張ったからこれくらい。」と思ってダラダラしがち。でも正直ダラダラしても疲れ取れませんよね。むしろ疲れる気さえします。
「学校の課題しないとなぁ…」って考えながら休むより、終わらせてからゆっくり休む方が楽です。
家に帰ったら”スマホを触る前に”机に座って勉強してください。
これでスマホをダラダラ触る時間が30分は減ります。一番触ってしまうのは、学校から帰った時。勉強時間は5分でもOK。少しでも先に勉強するクセをつけましょう。
勉強してからスマホを触るクセをつける。
このルールを徹底すれば効果大。スマホが気になる、つい触ってしまう事がかなり減ります。勉強する上で、一番気をつけて欲しいことです。
勉強してからスマホを触る。
これをくり返してください。(勉強したら触ってもいいけど、ほとほどにしてくださいね笑)
そうすれば頭の中が“勉強>スマホ”になります。こうなれば勉強をほっといて、スマホを触ることはありません。勉強を優先して出来ます。
今スマホに依存してる人は、“スマホ>>>他のこと”という頭になってます。スマホに全部意識が取られちゃってる状態。やばいですよね?
この状態を変えるために、「スマホを触る前に必ず勉強する」というルールを守ってください。
以上、3つのコツを実践してください。
- 枕元にスマホじゃなく単語帳を置く。【スマホは遠くに置く】
- 家に帰ったら、まず机に座って勉強する。【5分でいい】
- 勉強してからスマホを触るクセをつける。
これでスマホ時間は劇的に減らせて、勉強に専念できます。
中高生はスマホ時間が、多い人で3〜4時間です。この時間が減れば自然と勉強時間も伸びます。結果的に家での勉強時間が伸びます。
家でなかなか勉強できない人は、「家での勉強のやり方【根性はいらない】」を参考にしてください。
まとめ:スマホを触る時間を減らす方法
記事の内容をまとめますね。
- スマホを使えなくするか、スマホを勉強道具にしよう。
- スマホの通知と電源を切って部屋の奥にしまう。【取り出しにくい場所がオススメ】
- もしスマホを触ってしまっても、毎回電源を切って部屋の奥にしまう。
- スマホをタイマーや音楽プレイヤー代わりにする。
- 枕元には携帯を置かず、スマホは遠ざける。
- 家に帰ったら5分でいいから勉強する。
- スマホを触る前には勉強するリズムを作る。
これでスマホ時間は減らして、勉強に時間をさけます。
最後に:スマホじゃなく自分の学力アップに時間を使おう!
スマホで動画やSNSを見るのは楽しいですが、スマホに時間を取られても自分の人生は何も変わりません。「楽しいからいいやん」と思うでしょうが、勉強にも時間はさくべきですよね?
スマホは気分転換、メインは勉強。
これが理想。自分の学力を磨いた方が将来得します。
勉強が出来ると、それだけで給料の良い会社で働けたりします。頭の回転が早いと、結構尊敬してくれる人が増えます。勉強でつけた忍耐力のおかげで、挑戦した事が成功しやすいので自信のある人間になれます。
勉強できるかが全てではないですが、出来て損はありません。自分の学力アップさせるために、多くの時間を使いましょう。
「勉強にしてもどうせわからないから意味がない」って人は、
- 勉強時間が足りない。
- くり返し学習ができていない。
このどちらかです。「頭が悪いから」「バカだから」ではありません。
多くの人は勉強時間が足りてないだけです。勉強時間を増やすなら、勉強場所を変えればいいです。「オススメの勉強場所5選」を読みましょう。
勉強したいけど、何をすればいいかわからない人は学校の授業の予習復習からやりましょう。