(この記事は、2020年9月21日に更新されました。)
- 休日に全然勉強できない
- 時間があるのに休日に勉強が進まない
という経験は誰しもがありますよね?
だからこそスケジュールを立てたり、前日からやることを決めたりと、気合いを入れてのぞみます。
でも、夏休みや冬休みなどの長期休みはもちろん土日などの休日でうまく勉強できない人は多いです。
今回はオススメの休日の勉強スケジュールを教えます。
ぜひこれを参考にして勉強をやってみてください。
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勉強するまでの準備
勉強するまでに当然準備があります。
気の向いたまま勉強するというやり方は、楽そうで実は難しいです。
気分に任せてやっても勉強時間は続きません。
気分が乗っていても、下がっていても変わらず勉強できるようにするためには準備があります。
前日は12時までに寝る
私は夜型という人もいるでしょうが、やはり朝の時間帯の方が集中しやすいです。
朝は睡眠を取った直後なので、記憶も整理されてスッキリしています。
遅くても12時には寝ておくようにしましょう。
7時起床
起床時間は6時でも8時でも構いませんが、最低でも7時間ほどは睡眠時間を取っておきましょう。
朝が弱い人もいるかもしれません。
でも、目を冷ます方法はいくらでもあります。
- 顔を洗う
- 軽く外を散歩する
- ストレッチをする
- 布団をすぐ片付ける
- 水を飲む
いくら眠くてもここで頑張って体をおこしましょう。
二度寝したい気持ちもあるでしょうが、休日の勉強ではスタートが大事です。
7時10分 朝食
朝ごはんはしっかり食べましょう。
ただ腹一杯なるまで食べてしまうと逆に頭が働かなくなってしまいます。
あまりここでいっぱい食べすぎないことです。
お腹7〜8割までで押さえておきましょう。
オススメはやっぱり米です。
パンだとすぐお腹が空きやすいので、腹持ちがいい米を食べるといいです。
しっかり朝食は食べましょう。
7時30分 歯磨き
食べた後は歯磨きをしましょう。
歯磨きをすると、気分もスッキリするので眠気も飛びます。
7時35分 着替え
寝ている格好でそのまま勉強する人もいますが、服装を変えるとスイッチが入りやすいです。
部活でもユニフォームを着ると気合が入る。という経験がある人も多いのでしょうか?
勉強するときはコレ!という服を決めておきましょう。
着てテンションが上がる服や自分が好きな服を着ましょう。
7時40分 勉強の机の上の準備
机の上は片付けておきましょう。
余計なものが置いてあると気持ちが切れやすいです。
今からする勉強で使わないものは、置かないようにしましょう。
筆箱と今からやる教科書(または問題集)とノートと飲み物。これくらいで十分です。
- 次の時間にやる教科書やノート
- 漫画や携帯、パソコン
これらのものは置かないようにしましょう。
机の上の綺麗さ=集中しやすさだと思って片付けて準備しておきましょう。
ちなみに飲み物は置いてる方がいいです。
のどがかわいたり、何も飲まずに長時間勉強をしたりすると疲れやすいです。
特に夏なんかはこまめに水分補給をすることをオススメします。
7時45分 1日のスケジュールの確認
ここで今日やるスケジュールを確認しましょう。
スケジュールなんてたいそうなものがなくても、「この時間にこの教科をする。」という予定は前日までに決めておきましょう。
もし前日に決めていない場合は、多少時間を使ってもいいのでスケジュールを決めましょう。
何をしようかと考えてるうちに無駄に疲れてしまってやる気がなくなることはよくあります。
集中力を維持するためには、やることを事前に決めておきましょう。。
7時50分 勉強スタート
ここまでの準備が整って入れば気持ちよく勉強を開始することができます。
理想的には、起きてから30分〜1時間以内には勉強をスタートさせましょう。
テスト勉強の仕方は「1週間前から80点以上取る方法」に詳しく書いてます。やり方がわからない人は、先に読んでおきましょう。
勉強のルール
休日=遊ぶ、ゆっくり休むというイメージがついてる人にとっては、長時間勉強を続けることは苦痛でしょう。
休日で勉強を長時間やるために、守るべき勉強のルールを話していきますね。
勉強のルール①時間を区切って勉強する
まず時間は必ず区切るようにしておきましょう。
- 集中力が切れたら休憩する
- 自分のタイミングで勉強をやめる。
というのは一番やってはいけない勉強法です。
自分の気持ちによって勉強時間を変えるようでは、いつになっても勉強習慣がつきません。
30分なら30分と区切って勉強を区切るようにしましょう。
例えば、30分勉強→5分休憩→30分勉強→5分休憩というように区切って繰り返してみましょう。
勉強のルール②タイマーを必ず使う
さっきも話したように時間は必ず区切ってください。
そのためにタイマーを使いましょう。
いつ終わるかをずっと気にして勉強に集中しないからです。
集中力がない、成績があまりよくない人ほど時計を何度も見る傾向があります。
この時間までにこれをしなきゃという意味で時計を見るのは構いません。
ただ、「早く終わらないかな」と思って時計を見ていると集中力なんてすぐに切れるんです。
必ずタイマーを使用してください。
それもタイマーを必ず裏返して使用してください。
時間を気にしないくらい集中するという状態を無理やり引き出してくれます。
タイマーは必ず用意してやりましょう。
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勉強のルール③中途ハンパでも時間になれば勉強を止める
タイマーが鳴ったときすぐさま勉強をやめて休憩に入ってください。
たとえキリの悪いところで止まっていても、です。
必ず途中で切ってください。
数学の問題でも途中でやめるのは気持ち悪いからと、キリのいい所まで今までやっていたかもしれません。
でもそれをあえてキリの悪いところで止めて欲しいのです。
なぜなら中途半端でやめた方が、次勉強を再開するときに集中力が発揮しやすかったり、やる気が出やすいからです。
人間は途中で終わったことに対して強く興味を持ちます。
(これをツァイガルニク効果といいますが、別に名前は覚えてなくてもいいです。ドラマでも続きが気になる終わり方をしたり、バラエティでもいいところでCMに移りますよね?
中途半端な情報に人は興味を持つという習性を利用しているのです。
このテクニックを勉強にも利用して、あえて中途半端で終えるようにしましょう。
その方が休憩が終わった時にやる気がわいてきます。
キリのいいところで終わらせず、あえて中途半端で止める。
だまされたと思って試してみてください。
ほんとにやる気になれますから!
勉強のルール④休憩中は椅子を離れる
勉強中は椅子に座ってますよね?
休憩中は席を離れるようにしましょう。
ずっと椅子に座っていると、疲れやすくなります。
また座っている状態では、足に血が行きにくいので血流が悪くなります。
これを防ぐためにも、できる限り休憩中は歩いたり、席を離れたりして血のめぐりを良くするようにしましょう。
僕自身も座ったまま仕事をしたりする機会が多いので、適度に立ち上がったり立ったまま仕事をしたりします。
やっぱりずっと座ったままだと疲れやすいんです。
あなたも勉強に疲れてるなと思ったら、立ち上がって一呼吸してみてください。
勉強のルール⑤長い休憩を何度か取る
勉強を始めて最初の頃は、5分〜10分ほどの休憩時間で構いません。
でも何時間も勉強したら長い休憩時間をとりましょう。
だいたい30分くらいですね。
思いっきりゴロゴロしたり、仮眠をとったり運動をするでもいいです。
長い休憩も必要になってきます。
始めて1時間〜2時間経てば30分休憩をとりましょう。
勉強が疲れたなぁと思ったら、この記事を参考に疲れをとってください→「勉強に疲れた時に効くリフレッシュ方法と疲れにくい勉強法を紹介!」
午後のスケジュール
ここからは午後のスケジュールです。
休日に勉強できない人は、朝から午後4時までの時間帯をダラダラ過ごしてしまう人が多いです。
朝の時間帯から夕方までどれだけできるか、それがポイントです。
12時 昼ご飯
夜まで時間があるのでしっかり食べてもらって大丈夫です。
ただ勉強が後にひかえてるので動けないくらい食べ過ぎたらダメですよ笑
個人的な意見ですが、カップラーメンや即席の麺なんかは疲れやすいのでオススメしません。
できるだけ調理したものを食べるようにしましょう。
午後からの勉強のエネルギーになるものなので大事にすべきです。
12時30分 夜までにやることを確認
食べ終わったら歯磨きをしてもいいですが、始める前にまたやることを確認しましょう。
朝にできなかったこともあるはずですし、ここで今日のやることを再確認しましょう。
やることというのは事前に決めておいたほうが効率が良くなります。
- 無駄な時間を過ごしたくない
- 効率良く勉強したい
って人はやることリストを作っておきましょう。
12時35分 勉強再スタート
午後の勉強スタートです。
昼飯の後なので、眠くなることもあるでしょうが張り切って頑張りましょう。
午後の勉強で気をつけること
午前中は集中しやすい時間帯です。
でも午後は午前と違い疲れがたまっていたり、眠くなったりと勉強が苦しくなってくる時間帯です。
気をつけること、やってほしいことをあげたので実践してください。
仮眠を必ず取ること
昼ご飯を食べた後は、必ずといっていいほど眠くなります。
眠気に対抗して必死に勉強しても効率は悪いので、思い切って仮眠をとりましょう。
仮眠を取ると、適度にスッキリしますし、疲れも取れるので結構効果はあります。
少し眠くなってきたなと思ったら、ちゃんとタイマーをかけて仮眠をとりましょう。
タイマーをかけていないと、何時間も眠ったりしてしまいます。
15分を目安に仮眠は必ずとりましょう。
重たい単元・教科を続けてしない
重たいというのは、頭をめちゃくちゃ使ったり、神経を使う問題のことです。
僕で言えば、英語の長文や数学の図形の問題なんかは得意ではなかったので結構エネルギーを使います。
そんな単元や問題をあまり長い時間続けてしまうと、どうしても集中力が切れてしまい、勉強が嫌になってきます。(もともとかもしれませんが笑)
だから自分が不得意とする単元や教科は時間をこまめに区切ったり、好きな教科でサンドイッチすることをおすすめします。
そうすれば、苦手な単元をしても疲れにくくなります。
スケジュールを立てる時にもここに注意してくださいね。
夜の時間をあてにしない
朝や午後の時間帯にできない人は、心のどこかで「夜に時間あるからいいや。」と思ってます。
僕も学生時代はそういうタイプでしたから。
[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/05/598b181f87cfd68f825b0b4b0b1c9d5d.jpg” name=”学生ハリボー” type=”r big”]まぁ今できないけど、夜は絶対頑張るぞ![/voice]
いざとなると夜は「あーもうしんどいなぁ」ってなることが何度もありました。
だから、休日に勉強できないって人は「夜の時間はあてにしない」覚えておいてください。
夜は起きていればいくらでも時間があるように感じます。
でもそれが落とし穴なのです。
夜にできると思うから、朝や昼に勉強できなくなってしまうのです。
気をつけましょう。
夕方から夜のスケジュール
夕方から夜のスケジュールを話していきます。
ここからはやることも変わってきます。
何度も言うようにメインは朝と昼ですからね。
夕方から夜は補習の時間みたいなものです。
このやり方が一番効率も良いですし、記憶するためにも効果があるので試してみてください。
17時〜18時 暗記や復習の時間
晩御飯の時間は、家庭によってバラバラだと思うので17時からの1時間は暗記や復習をメインでやりましょう。
晩御飯が19時の人も20時の人も18時で一回勉強をやめてください。
もっとやりたいって気持ちは、21時からの勉強に置いておきましょう。
18時〜21時 晩飯&風呂&休憩タイム
この3時間は見たいテレビもあるし、しっかり休憩やリフレッシュの時間にしましょう。
焦ってすぐに勉強に取り掛かってはいけません。
人間メリハリが大事ですから、思いっきり休みましょう。
休むときにしっかり休むから、勉強をするときに万全の状態でできるんです。
メリハリをつけられる人ほど息抜きが上手です。
勉強のことは一度忘れましょう。
21時〜22時半 今日やったことの復習時間
最後のこの時間は今日やったことの復習に使いましょう。
実はここが一番大事です。
人間というのは今日やったことでもすぐに忘れてしまう生き物です。
今日やったことをちゃんと整理して頭に入れることが大事です。
これをしないと、今日やったことをすぐに忘れてしまいます。
今日やったことを覚えてテストで点数を取るためにも必ずこれをやりましょう。
22時半〜22時40分 明日の準備&明日やることを決める
次の日が学校の場合は、この時間に準備しておきましょう。
できれば明日の勉強内容も決めておきましょう。
やることは、前日に決めるのがベストです。
3分ほどでいいので時間をとって何をやるか決めましょう。
- 教科とやる内容もしくはやるページ
これだけでOKです。
23時 就寝
もっと早くてもいいですが、基本的には12時には寝ておきましょう。
学生のうちは特に睡眠時間が必要になってくるので、睡眠時間を確保しましょう。
夜なかなか眠れない人は、ストレッチをしたり、体を温めましょう。
すると眠りにつきやすくなります。
夕方から夜の勉強で気をつけること
ここからは夕方から夜の勉強にかけて気をつけることを話していきます。
応用問題や重たい勉強をしない
まず、この時間は暗記や復習に費やすことです。
新しく問題を解いたり、応用問題のような頭を使う問題はこの時間にやるべきではないです。
勉強において、復習は必ずセットです。
復習をしないと何をしても頭に残りません。
記憶力に自信がない人ほど、この復習に力を入れるようにしましょう。
やるとしても、英単語や公式、語句などの暗記くらいです。
新しい問題を解くのは次の日に持ち越してください。
休日で朝からやっていると疲労もたまります。
そんな状態で新しい問題を解くと疲れがさらにたまり、勉強をやめてしまいます。
そうならないためにも、新しい問題はとかない。
このルールを守ってください。
復習はノート見返すだけでなくやったことを書き起こす
復習というと、やり方をよくわからないって人が多いです。
復習の正しいやり方はノートをただ見返すものではありません。
今日やったことを書き起こす、思い出すということです。
具体的なやり方は、ノートに今日やったことをひたすら書くのです。(何も見ずに)
これが一番シンプルで効果があります。
もちろん全部書けないと思います。
今日やったことなんて山ほどあるはずですから。
でも、「自力で書けないところ=よく覚えてないところ」ということがわかります。
つまり、今日やって自分で思い出せなかったところはもう一度覚え直す必要があるのです。
慣れないうちは、10やったことの2くらいしか思い出せないかもしれません。
でも繰り返すと、だんだん思い出せるようになります。
何も見ずに自力で書き出す
↓
覚えてないところを再び覚え直す
これが復習です。
ただ見返してさらっとやっただけでは1時間も経てば忘れます。
そうならないためにも正しい復習をしましょう。
絶対に時間を延長しないこと
決められた時間までに出来なかったからといって絶対に延長してはいけません。
絶対に、です。
その気持ちは十分にわかります。
でもここで次の休日に持ち越すことが大事です。
勉強というのは、勉強時間も大事ですが時間内にいかにできるかも大事です。
結局それがテストでも求められる力ですからね。
勉強時間を延長してしまうと、自分の中に「時間内に終わらなくても大丈夫」という甘えが生まれます。
こうなってしまうと、朝や昼勉強してようとしても「夜があるから大丈夫」
気持ちが緩んでいき、勉強できない休日を作ってしまいます。
時間内で勉強を終了する。
これほど大事なことはありません。
まとめ
長くなったので1日のスケジュールをもう一度まとめます。
・前日は12時までに寝る
7時起床
7時10分 朝食
7時30分 歯磨き
7時35分 着替え
7時40分 勉強の机の上の準備
7時45分 1日のスケジュールの確認
7時50分 勉強スタート
・午後のスケジュール
12時 昼ご飯
12時30分 夜までにやることを確認
12時35分 勉強再スタート
・夕方から夜のスケジュール
17時〜18時 暗記や復習の時間
18時〜21時 晩飯&風呂&休憩タイム
21時〜22時半 今日やったことの復習時間
22時半〜22時40分 明日の準備&明日やることを決める
23時 就寝
難しいかもしれませんが、午前中だけでもこれをやれば休日に十分勉強はできます。
ぜひ参考にしてみてください。
勉強量を増やすなら、目標を立てること&一つ一つの勉強に集中する事です。下に参考の記事をのせておきます。