そんな社会人に向けた記事です。
社会人になってから勉強したいと思っている人は多くても、実際に勉強出来ている人は少ないです。
僕の周りでも、仕事以外で勉強してる人なんて10人に1人いるかいないかくらいです。
それだけ忙しかったり、モチベーションが上がらないんですね。
逆に言えば、もし勉強できれば10%以下の人材になれます。
そうなれば会社の中でも埋もれずに活躍できますし、副業の道も開けます。
今回は忙しいやる気が出ない社会人でも、勉強できるようになる方法を紹介します。
この記事の内容
- 忙しい中でも勉強できる方法
- やる気がなくても、勉強を習慣にする方法
- 社会人が読むべき本を紹介
この記事を読むメリット
- 忙しく、やる気がなくても勉強するクセがつく。
- やる気出なくても、資格取得やスキルアップができる!
- 自分の現実を変えられる本を読める。
勉強しなきゃと思ってても、社会人が勉強できない原因
みんな勉強しなきゃと思ってます。
それでも社会人が勉強できないのは原因があります。
原因は大きく分けて2つです。
疲れて勉強の時間が取れない。
社会人になると、一日中仕事なので勉強する時間が限られています。
仕事が終わっても飲み会に参加したり、家でゆっくりしているとあっという間です。
やろうと思ってもいつ間にか寝ないといけない時間になりますよね。
空いてる時間と言えば、朝か休日もしくは寝る時間を削らないと作れませんよね。
でも睡眠時間を削って仕事に支障が出たら本末転倒です。
こうして勉強時間が取れないから、諦めてしまう人が多いんです。
休日だけで勉強できればいいですが、休日は休日で趣味に時間を使いたいものです。
勉強をしてても、つまらないから続かない。
社会人になって難しい理由は、続かないことです。
飲み会が続いたり、残業が多いと本当に時間が全然取れません。
飲み会自体は楽しい時もあるんですけどね、、、
そんな日が続くと、勉強のモチベーションも下がっているのでやる気になれません。
正直携帯でSNS眺めたり、友達と連絡取ったり、漫画やゲームしてる方が楽ですからね。
わざわざしんどい勉強をしようなんて思えません。
仕事に余裕があれば、勉強する気にもなれます。
でも仕事をしていると、人間関係でストレスがたまったり過剰に疲れます。
疲れた時は、自分の意思も弱ってるのでどうしても楽なことへと流れます。
中学高校とあまり勉強しなかった人にとっては、余計勉強の習慣をつけることが難しいです。
働きながら、資格を取れる人や勉強できる人の話を聞いてみると
- 興味のあることだから、学んでて楽しかった。
- 知らないことを知れるから、苦痛に感じない。
って声が多いです。
こうなれば理想ですが、そういうわけにもいきません。
- 疲れてるし、勉強する時間がない。
- 勉強してても楽しくないから続かない。
以上の2つの理由から、社会人は勉強のやる気が出ないんです。
じゃあやる気が出なくても、勉強してスキルアップするために何をすべきかを話していきますね。
やる気が出なくても、長期間勉強し続けるための3ステップ
勉強のやる気なんてみんな出ないものです。
学生時代めちゃくちゃ勉強してた進学校に通う人たちでさえ「勉強やりたくないなぁ」って当たり前のように言ってました。
勉強を続けるためには、才能でなく工夫が必要です。
常にモチベーションの高い状態で、ほぼ毎日勉強し続けるには、
- 勉強の準備にこだわる。
- 勉強の始め方を工夫する。
- 勉強を習慣にする。
この3つのステップが必要です。
一つずつ紹介していきます。
勉強の準備にこだわると、勉強のモチベーションが上がる!
勉強のモチベーションを保つためには、事前の準備が必要です。
新しくノートとペンを用意する。
僕はお金を使うタイプではないので、あまり物にはこだわりません。
でも何か新しいことを始めるためには、道具はかなり重要です。
理由は「使いたい!」って気持ちになれるからです。
学生時代に使ってたノートとペンでもいいですが、オススメはしません。
僕は勉強に色を使わないめんどくさがりなので、用意したのはノートとシャーペンです。
シャーペンは受験時代に使ってた「ゼブラの黒のシャーペン」が、気に入ってたので購入しました。
(人によっては少しペンが重いと感じる人もいるようです。)
自分が気に入ることが一番なので、一番使いやすいと感じるものやデザインが気に入ったものを買うべきです。
次にノートですね。
勉強するしないにかかわらず、ノートは何かを考える際にも便利です。
僕が圧倒的にオススメするのは、「紳士なノート」というノートです。
値段は800円くらいするので「高っ!」と思いますが、書き心地が最高なんです。
僕は以前5冊セットで400円くらいのものを買ってました。
でも社会人になってからノートに書くことがめんどうだったので、5冊のノートのうち1冊も最後まで使うことはありませんでした。
この「紳士なノート」をDaiGoさんが紹介されてて試しに買ってみたら、書くのがかなり楽しくなりました。
最近だと2〜3ヶ月で100ページほど消費するほどハマってます。
「人生は経験」と思って買ってみてください。
ペンがスルスル進むし、触り心地が最高なんです。
持ってるだけで「ノートを書きたい!」という欲が刺激されるので、社会人には必須アイテムですよ。
普段僕が使ってるのは「A4サイズの横書き」のものです。
少し大きくて場所を取りますが、他のサイズもあります。
(間違えて無地のものを買ってしまって後悔したことがあるので、購入の際は注意してください。)
新しい筆記具が用意できたら、次にやるべきことがあります。
勉強の明確な目標を決める。
先ほど用意したノートとペンを使って、勉強する目標や理由を決めましょう。
人間は目標や理由がないと行動に移せない生き物です。
好きじゃないことで頑張れる時は、絶対何か理由があります。
僕の経験でいえば、
- めっちゃしんどい工場勤務は給料が良かったから頑張っていた。
- 勉強を一生懸命やったのは、早く大学生になって勉強から解放されたかったから。
- 部活のコード整備がだるくても率先してやってたのは、顧問に目をつけられたくなかったから。
このように何かを避けるためや何かを得るために、人は行動し頑張ることができます。
社会人になってから始める勉強でも明確な理由や目標が必要です。
目標を決められないって人のために質問項目を用意しました。
ここで時間をかけて考えた人ほど、高いやる気で勉強できます。
だからめんどくさいでしょうが、頭を悩ませてでも書いてください。
勉強する目標を決めるための7つの質問
- なぜ勉強するのか?
- 勉強したら、どんな良いことが待っているか?
- その良いことによって、あなたの人生はどう変わるか?
- 勉強しなかったら、あなたの人生はどうなるか?
- 本当にその勉強は必要なのか?
- 毎日どれくらいの勉強量が必要なのか?
- 毎日その量(6で答えた)を達成するためにどんな工夫が必要?
(資格取得の人は、上の質問の勉強を資格取得に置き換えて考えましょう、)
この質問すべてに真剣に答えれば、それだけで自分の勉強のモチベーションが上がるはずです。
自分がどうなりたいか、どうしたいか。を考えるのは、かなり重要です。
僕もこのブログを再開する時、目標や将来のビジョンが必要でした。
そうしないと、やる気がなくてダラダラしてましたから。だから会社の上司にすすめられて「やりたいことを100個」書き出しました。
2、3時間はかかりましたが、自分の達成したいことが明確になりました。それによって、「ブログ書くぞー」という気持ちが高まりました。
今は目標を達成するため、毎日更新を目指して書き続けています。
(まだ2日に1回の更新ですが笑
目標設定ができたら、ノートや手帳に書いたり、付せんに書いて机に貼っておくなどしましょう。
やる気が落ちた時には、目標を見返すと「やらなきゃ」とやる気が高まります。
- 新しいノートやペンを用意する。
- 勉強の目標を決める。
この2つが終わったら次のステップです。
やる気が出なくても簡単に勉強を始められる方法
勉強はやり始めが一番しんどいです。
始めてしまえば、やる気がだんだんわいてくることもあります。
やり始めは工夫することで、簡単に勉強を始められます。
①5秒ルールを実践する。
5秒ルールは、シンプルな方法で今すぐ誰でもできます。
やり方を説明します。
「勉強をしよう」と思った瞬間から5秒のカウントダウンを始めます。
「5,4,3,2,1」と数えて「1」になった瞬間に勉強に取りかかる。
これだけです。簡単ですよね?
ですが、この「5秒ルール」はアメリカでミリオンセラー達成した書籍に書かれていた方法です。
「5 Second Rule」という本で、人間が行動するために一番楽なのが「5秒ルール」だと紹介されてます。
これはただ5秒で始められるだけじゃありません。
人間ってやろうと思っても、5秒経てば「やらない言い訳」を始めるそうです。
それを防ぐためにも、余計なことを考えさせず5秒以内に始めらるのがこの方法です。
誰でも簡単で今すぐできるので、試してみてください。
毎日、目標達成した時のご褒美や達成できなかった時の罰を決める。
毎日達成したい目標を決めてください。
別に1日30分勉強でも、5ページ読み進めるでもいいです。
とにかく毎日の目標を決めることです。
その目標を達成できた時のご褒美か達成できない時の罰を決めてください。
どちらかだけでも設定してください。
例えば、
- 30分勉強しなかったら、食後のデザートはなし。
- 5ページ進んだら、携帯ゲームをしてもいい。
みたいにしましょう。
ご褒美はお金のかかる物ではない方がいいですね。
自分の「やりたいこと」をご褒美にすると、勉強するきっかけになります。
僕の場合は、最近FPSのゲームにハマっているのでそれをご褒美にしています。
1記事かけたら、そのゲームを仕事終わりにしていい。
できなかったらゲームをできない。このルールで毎日作業してます。
どうしてもやりたいことだったら、「絶対やらなきゃ」と思えて行動できます。
もし友達や会社の同僚に「〇〇の資格を取る!」と決めているなら「合格できなかったら高級焼肉おごり!」という罰を設定してもいいですね。
できれば毎日目標を達成したかどうかで、ご褒美や罰がある方がモチベーションになります。
「自分のやりたいこと」をご褒美か罰に設定して勉強を始めてください。
これは自分で管理する方法です。
自分が決めたルールを破りそうになったら、勉強する目標や理由を思い出して自分をコントロールしましょう。
勉強を習慣にすれば、やる気に頼らず勉強が続く。
3ステップ目は、勉強を習慣にすることです。
歯磨きや風呂のように、勉強を毎日の習慣にできればかなり楽になります。
しんどいとか関係なく、当たり前のようにできますから。
勉強を習慣にするためのコツを話していきます。
すでにある習慣と勉強をセットにする。
何かを習慣にしようと思えば、すでにある習慣とセットにするのが一番楽です。
毎日決まったタイミングでやることがありますよね?
歯磨き、朝食、洗顔、風呂などなど。
こういう今ある習慣の前後に勉強をくっつけるんです。
- 朝起きて水を飲んだら、20分勉強する。
- 家に帰って本を15分読んだら風呂に入る。
- 歯磨きしてる5分の間は、映像学習で学ぶ。
こうやっていつものことと結びつけると、簡単にできます。
新しいことを始めるってかなりパワーがいるんですよ。
そのパワーがいることを自分の意思に頼ろうとすると、かなりエネルギーを使います。
でも習慣とくっつけてやることで、かなーり楽に始められます。
最初の1週間2週間は慣れないでしょうが、そこを過ぎれば当たり前にできます。
できれば朝の習慣とくっつけるといいですね。
朝やる理由は2つあります。
1つ目は、朝起きた後一番体力があるタイミングだからです。
やっぱり夜は仕事で疲れているので、つい眠たくなったりします。
2つ目の理由は、集中しやすい時間帯だからです。
夜はテレビも面白いのがやってますし、Youtubeをみてても夜に投稿する人は多いです。
また仕事終わりだと、仕事のことが頭に残っていて余計なことを考えてしまいます。
高い集中力を発揮するためには、朝のスッキリした時間帯が理想的です。
朝やることで自然と生活習慣も良くなるので、オススメです。
毎回、勉強したことを記録する。
記録することで、自分の頑張りを「目に見える形」にできます。
こうすることで毎回「自分は頑張ってる」と自覚できるので自信になり、続けられます。
記録する場所は、自分の手帳やカレンダーがいいですね。
普段から自分がよく目にする場所がベストです。
僕の場合、ノートを毎朝開くのでノートに毎日記録していました。
最近だと「Studyplus」という無料のアプリに記録をつけています。
元々は勉強用のアプリですが、自分の作業量も記録できるので利用しています。
画像
グラフで見れるので、客観的に自分の頑張りがわかって楽しくなります。
- 勉強したことを記録する。
これはかなりめんどくさいことだと思います。
今回紹介したものは目標を設定したり記録したり、手間が必要なものばかりです。
めんどくさいことほど効果がある!
ということを最近は確信しています。
- 事前の準備に時間をかければ、仕事が早く終わる。
- 目標設定したら行動しやすくなる。
- 記録していけば自信がつく。
こういうことって昔は全然しませんでした。
って言って、やりませんでした。
でもやってみると、ビックリするくらい結果が変わるんです。
準備すると、仕事が超早く終わるし、目標があると気合入れて頑張れます。
記録すると自信ついて、どんどん行動量が増えます。
めんどくさいと感じたことほど、やった時の見返りは大きいです。
勉強を習慣にするために、
- すでにある朝の習慣と勉強をセットにする。
- 勉強したことを記録して、自信に変える。
この2つを実践してみてください。
効果は保証します。
やっておけば間違いなく勉強が楽に続きます。
社会人になって勉強したいけど、何をすればいいかわからない。という人に読んで欲しい本があります。
社会人として周りに差をつけるために絶対読むべき本
最初に言っておくと、読書は知識を増やすためではないと考えてます。
知識を増やして「俺すげー」な状態になってもほとんど意味はありません。
本で得た知識をもとに行動して、自分の現実を変えるためであるべきです。
だから知識を得るよりは、実践できるものを紹介します。
読むだけでなく、読みながら実践してくださいね。
自由な時間を増やすならDaiGoさんの「超時間術」
この本を読めば、「自分に時間がないと思ったのは錯覚だった。」ことに気付きます。
- 自由な時間を生み出すために、どう仕事をこなすべきか。
- 自分の時間を奪う不安やストレスの解消法。
がわかります。
自分に時間がないと思ってる人は、考えをくつがえされるはずです。
この本の内容を実践して、自由な時間を増やしていきましょう。
判断力や決断のスピードを上げるなら「0秒思考」
これをやることで、素早く思考するクセがつきます。
僕も1日10分、0秒思考トレーニングをやっています。
- 仕事で切羽つまった時に解決策を素早く出す。
- 仕事をスピーディーにこなす。
- 選択肢がある決断を迫られた時、明確な基準で決断を下す。
こういう力をつけるには、普段からの思考を早くしておく必要があります。
そのための思考トレーニングが紹介されてるので、読むからには実践してください。
紙があれば、たった1分でできます。
今やるべきこと、優先すべきことも瞬時に判断できるので、単純に仕事のスピードがかなり上がります。
アイディアの生み方や学ぶ姿勢を身に着けるなら「メモの魔力」
- 数日に1度は「なんでそんなメモ取ってるんですか?」と聞かれる。
- 映画を一本みれば、100個以上のメモを取る。
これほどメモ狂いであり、ライブ配信サービス「SHOWROOM」の創業者で前田裕二さんの著書です。
日常に転がってる情報を自分のアイディアに変えるメモの方法がメインコンテンツですが、僕が感動したのは前田さんの学習姿勢です。
それほどまでに普段からアンテナをはって、学ぼうとする意識が大事なんだな。
読んでいて、学ぶ意識を引き上げられる本でした。
もちろんアイディアに変えるためのメモのやり方も実践しています。
少し難易度の高い思考が必要ですが、社会人なら必読すべき本です。