・どう勉強したら良いかわからない。
って言う人に向けた記事です。
今回は効率の良いテスト勉強方法について話します。
勉強のことは学校で教えてもらいますが、勉強の仕方は誰にも教えてもらえません。
実は効率の良い勉強をすることで、点数を10点も20点も上げることができます。
塾の生徒でも、勉強の仕方を教えたところ、
- 毎回10点台だった子に、前日に詰め込んだら50点まで上がった。
- 勉強しても英語が60点以上取れなかった子が、次のテストで80点を超えた。
という結果が出ています。
ただ2人に共通しているのが「テスト前(部活がない日)でも1日3,4時間の勉強時間は取っていた」ということです。
効率の良い勉強法を知っていても、勉強時間を取らなければ成績は上がりません。
「勉強時間を取る」覚悟のある人だけ、この先を読んでいってください。
この記事の内容
- テストの点数が取りやすい効率の良い勉強方法。
- 短時間で暗記する方法や問題を解けるようにする方法
この記事を読むメリット
- テスト範囲内を全て勉強しても、時間が間に合う。
- 点数に直結する勉強の仕方ができ、点数が伸ばせる。
今すぐやめるべき効率の悪い2つの勉強方法
ココで紹介する2つの勉強方法をしている人は、気をつけてください。
知らずにやっていると、完全に時間の無駄づかいになってしまいます。
自分の言葉に直さず、丸写しをしてノートまとめする。
世の中には、ノートまとめをやってテストで点数を取れる人がいます。
でも基本的に僕はノートまとめをおすすめしてません。
理由はノートまとめをする時に、「自分の言葉に直さず」に写しているからです。
こうなる人が多く、時間の無駄になるので、「ノートまとめはやるな!」と言ってます。
自分の言葉に直すとは、自分が友達に使うような言葉に直すということです。
「友達にどう説明するか」を意識するといいですね。
例えば、下の文を自分の言葉に直してみてください。
ロシアが勢力を拡大しており、自国を占領される危機感を抱いた日本は、朝鮮半島を支配しようと考えました。
朝鮮半島を「自国の支配国」と清国が主張したため、清国と日本が衝突し、日清戦争が起こりました。
これを丸写してしてしまうようだと、ノートまとめの効果はありません。
友達に説明するとしたら、以下のような感じです。
その時ロシアが勢力を強めてて「自分の国も危ない」と思った日本は、朝鮮半島を支配しようと思った。
その時「朝鮮半島は俺のモンや!」と言った清国と喧嘩になって、日清戦争が起こった。
ここまで噛み砕かなくていいですが、こんな風に自分の言葉でわかりやすく直せるならノートまとめしてもいいです。
これならまとめる段階で、理解する力がつくし、見返すと自分専用の覚えるノートになります。
自分の言葉に直せるなら、ノートまとめしてもいいです。
自分の言葉に直せないなら、するだけ時間の無駄なので他の勉強に時間を使いましょう。
覚える単語や語句を”答えを見ながら”書いて覚える。
「書いて覚える」のはみんなやってることですが、覚える単語を見ながら何回書いても覚える訓練にはなりません。
例えば、下の太字の言葉を覚える時、
日清戦争は下関条約が締結によって終結しました。
下関条約によって、清国には
- 朝鮮の独立を認めること。
- リャオトン半島や台湾などを日本に譲り渡すこと。
- 約3億円の賠償金を支払うこと。
効率の悪い勉強の仕方をする人は、上の文を見ながら書きます。
でもそれだと、ただの漢字や字の練習です。
覚えるとは、見ずに頭に入れる作業のことです。
覚えようと思えば、上の文を見ずに「なんだったかなぁ」と思い出しながら書くことです。
このやり方をすれば、覚える練習になります。
最初は思い出せないんです、全然。
「思い出してるけど、思い出せない」
これが覚えるために絶対必要な時間です。
でも何度もやるうちに、思い出せる量が増えてきます。
もし「見ながら」書くやり方だと、いつまで経っても覚えられません。
一回教科書を閉じたり、目をつぶったりして思い出しながら書くやり方をしましょう。
【勉強を始める前に】テスト勉強の効率を上げるテクニック
これは勉強を始める前にするべきテクニックです。
机に向かったらまず初めにやってください。
勉強の集中力や効率を上げるためです。
やらない時と比べて、はるかに効率よく勉強できます。
スマホにすぐ触れない状況を作る。
これだけでも勉強の集中力は格段に変わります。
それだけスマホに依存してる学生は多いからです。
正直僕もスマホやipadに多少依存しています。
休憩時間になると、何も考えずにYoutubeを開いてしまいますからね。
逆にスマホをうまく管理できれば、勉強への集中は増し効率はかなり高まります。
スマホにすぐ触れない状況にするのは、以下の2つの方法です。
- スマホの電源をオフにする。
- スマホの電源をオフにして、親に預けるか部屋の端に置く。
下のやり方の方がが効果的ですが、電源をオフにするだけでもだいぶ変わります。
僕もあらゆる方法を試しましたが、携帯を触りながら勉強に集中するのは不可能だとわかりました。
通知を切って部屋の隅にぶん投げるのもアリです。
どうしても集中できない時は、僕もこの方法をしてました笑
携帯から離れられない、でも何とかしたい人は「携帯(スマホ)のせいでテスト勉強に集中できない人がやるべき6つの対策」を読んで対策しましょう。
勉強時間か勉強量での期限をつける。
勉強を始める前に、勉強をどれくらいやるか決めます。
できれば一つ一つやるごとに決めた方がいいです。
勉強前に期限を決める理由は、最初が一番やる気のある状態だからです。
勉強をしばらくしてから、いつまでやるか決めると、
期限は勉強時間か勉強量にしてください。
もう少しわかりやすく言うと、
- いつまで(何時まで)やるか。
- どこまで(何ページまで)やるか。
このどちらかで決めてください。
時間を期限にすると、その時間までダラダラ待ってしまう人もいます。
なまけやすい人は、ページ数や問題数を期限にしましょう。
期限を決めることで、ココまで頑張ろうという小さな目標ができます。
こういう目標があれば、集中して取り組みやすいです。
- 3時間勉強しよう。
- とりあえず英語と国語をやろう。
こういう目標では、なかなかやる気になれません。
勉強を始める前に、時間か量で期限を決めるようにしてください。
効率の良いテスト勉強方法で、周りと差をつけろ!
テスト勉強は時間のない中でやる勉強です。
その中で「いかに効率良く勉強するか」で周りの子と大きく差がつきます。
- 周りの人がびっくりするような点数を取りたい。
- 自分をバカにしてる人たちを見返したい!
こう思ってる人は、今から紹介する勉強のやり方を全部試してみてください。
25分〜35分勉強したら休憩をはさむ。
人間の集中力は30分くらいで、長くても90分と言われてます。
だから集中力が切れる30分経った頃のタイミングで休憩をはさむんです。
これをやると疲れる前に回復できるので、勉強を再開しても集中力が続きます。
みんな疲れてから休憩に入ると思うんですが、それだと長く持ちません。
最初1時間集中力が続いたけど、次は30分くらい、その次は15分。
このように集中できる時間が落ちていきます。
集中力低下を抑えるためには、疲れる前に休むことです。
僕もブログを書く作業をするとき「25分作業+5分休憩」のループでやってます。
1日空いてる日だと、10セット以上できます(5,6時間以上)
(↑こんな感じです。)
25分キッチリではなく、25〜35分くらいでやりやすい時間でやりましょう。
慣れるまでは、25分とか30分とか時間を決めてタイマーをかけてやるべきです。
この勉強法は、ポモドーロテクニックと言われてて集中力を高める方法として紹介されてます。
大事なのは休憩時間を決めることです。
5分休憩が短いと思うかもしれませんが、でも休みすぎると勉強を始めるのがしんどくなるんです。
- 学校の昼休憩の後の授業がしんどい。
- 部活での一日練の時、昼休憩のあとの練習が特にだるい。
こう感じるのは、休憩が長すぎるからです。
(弁当食べて眠くなってるのもありますが。)
勉強時間は多少ぶれてもいいですが、休憩時間は必ずタイマーで測ってください。
そうすれば必ず集中力高い時間が、めちゃくちゃ長く続きます。
暗記ものは2回目以降は書かずに、口に出して覚える。
暗記するものは、書くだけでなく口に出すようにしましょう。
漢字が難しい用語や、スペルが複雑な英単語であれば書くことも必要です。
でもそれ以外のものは、基本的に口に出して覚えるようにしましょう。
口に出して覚えるメリットは2つあります。
- 書くより口に出す方が早いので、1つにかける時間が短くて済む。
- 書くよりも頭に残りやすく、覚えやすい。
こういうデカいメリットがあります。
口に出すと、一問一答形式のものなら余裕で覚えられます。
ほぼ敵なしです。
僕も覚える時は、口に出してぶつぶつ言いながら勉強してます。
口に出せば、眠気もおさえられるのでテスト勉強にもってこいです。
テスト中にすぐ眠くなる人は「テスト勉強中の眠さをぶっ飛ばす方法を紹介!」の記事を読んで、眠気対策をしましょう。
覚えるものは、すべて口に出してください。
選択肢のある問題は、不正解の選択肢が「間違いである理由」を考える。
少し難しく聞こえるかもしれません。
今から教える方法は、テストのどんな問題でも答えられるようになります。
ただ少し手間がかかります。
説明だけではわかりにくいので、実際に例題で説明しましょう。
I ( ) my house before it started to rain.
選択肢①developed②followed③ordered④reached
(英検三級の2020年の問題より引用)
この問題の答えは4です。
和訳すると「私は雨が降りはじめる前に、家に( )」なので「着いた」の意味を表すreachedが答えです。
テストでどんな問題でも解けるようにするなら、ココで終わらずもう一歩踏み込みます。
今回の問題だと「①は発展させる」の意味②は「ついていく、従う」の意味。
③は「命じる、頼む」の意味です。
「この3つの動詞は、家を目的語にしても意味が通らないため不正解」
こうやって不正解の選択肢も理由づけして答えてください。
ワークなどの選択問題は、ただ答えを覚えるのではなく不正解の選択肢に目を向けてください。
その選択肢が不正解である理由を説明できれば、似たような問題であればどんな問題でも正解にできます。
さらに正解の選択肢も、よりはっきりと覚えられるのでかなり効率の良い勉強法です。
最後は少し難しかったかもしれませんが、
- 25分〜35分勉強したら5分休憩を取る。
- 暗記ものは口に出して覚える。
- 不正解の選択肢が、なぜ不正解なのか理由を見つける。
この3つの方法を意識して勉強してください。
最後のやり方は難しいと感じるかもしれませんが、中学の応用問題や高校生には絶対必要な考え方です。
今のうちからできるようにしておきましょう。
各教科の効率の良い勉強法まとめ!
今回は「英語数学国語理科社会」の5教科に分けて、効率の良い勉強法を紹介します。
英語のテスト勉強方法
英語の得点の取り方は、「単語や文法は例文とセットで覚えることです。」
テストでは単語の意味だけ聞かれるパターンもありますが、「文章中でどんな意味を持つか?」も問われます。
そのためにも英文ごと覚えるのが効果的です。
一番効果的なのは、英文の音読です。
単語の読みも意味も覚えられますし、文法を意識すれば丸ごと覚えられます。
他にも英語の勉強方法を載せているので、下の記事を読んでください。
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数学のテスト勉強方法
数学のテストで必要なのは、解説や解き方を見ずに解く力です。
テスト勉強ではココの力をつけないといけません。
そのためには、理解してから演習を繰り返すことです。
この理解をすっ飛ばして繰り返し演習する人がいますが、あまり効果はありません。
具体的なやり方は、
- 問題を解き、解説を読む。
- 一文一文なぜそうなるかを丁寧に読む。
- なぜかわからない所は、質問したり教科書を見て理解する。
このステップを踏んでから、繰り返しでの演習が必要です。
他にも数学の効率的な勉強法をのせているので、下の記事を読んでください。
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国語のテスト勉強方法
国語の勉強法は、ジャンルによって違います。
古文、漢文は文章の意味や解釈に注意しながら音読することです。
これが一番テストで点数を取るための方法です。
現代文の場合は、解答の根拠をセットで覚えることです。
なぜその答えになったかという部分ですね。
よく言われるることですが、国語は文章中に答えがあります。
それでも勉強して点を取りにくいのは、「なぜその解答になるか」まで考えられてる人が少ないからです。
詳しくは、下の記事に勉強方法を載せてます。
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理科・社会のテスト勉強方法
理科社会はワークの問題を覚えられるかが点数の決め手になります。
いかに反復して覚えるかです。
ただ理科の場合、物理・化学分野は理解してからくり返すことが大切です。
数学と同じ勉強法が必要になります。
理科と社会それぞれの勉強法をのせているので、これを読んで高得点を確保してください。
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以上がテスト勉強の効率の良い方法です。
この記事には学校では教えてもらえない勉強法が、たっぷりのせられています。
ココに書いてあることを一部試すだけでも、周りに差をつける効率の良い学習法ができます。
何度も読んで、高得点を当たり前に取れる勉強法を自分のものにしましょう。