志望校がなかなか決まらない人でも、実際に志望校を決められます。
この記事を読むメリット
- 志望校を決めるメリットがわかる!
- 大学の志望校の決め方がわかる!
なぜ志望校を決めないといけないのか?
「志望校を決めなさい」と先生や親からよく言われますよね。
でも志望校を決めないといけない理由ってちゃんと教えてもらえませんよね。
でも志望校を決める事は、あなたにとってかなり大きなメリットがあるのです。
志望校を決めるべき理由を話していきます。
自分の行く大学と自分の学力の差がわかるから!
志望校を決めない場合、自分の学力と志望校との距離がわかりません。
志望校という基準がないからですね。
志望校を決めていれば、志望校合格から遠いか近いかがわかります。
模試を受ければ、ABCで判定も出ます。
何の教科の点数が足らなくて、自分は何が苦手なのかもはっきり出ます。
国公立とは言っても、ピンからキリまであります。
具体的な大学名が決まっていなければ、志望校が決まったとは言えません。
具体的にどこの大学に行くか決めましょう。
実力差がわかれば、勉強を頑張るモチベーションになります。
学科が決まらなくても、志望する大学はいくつか決めておきましょう。
志望校によって勉強の内容も仕方も変わるから!
高校と違い、大学は受験科目も内容もそれぞれ違います。
また一つの科目の中でも、大学によって問題のレベルや難易度は違います。
高校受験であれば、1つの都道府県につき1つの試験でしたよね。
大学受験は大学の数だけ試験の数があります。
理由は大学によって、求めるレベルが違うからですね。
だから大学によって問題が全然違います。
志望校を決めておかないと、志望校に合った勉強ができないので必要のない教科を勉強したりしてしまいます。
高校受験の勉強であれば、志望校がなくても5教科の勉強をすれば良かったですよね。
直前になって、
でも大学であれば、志望校を明確に決めてないと勉強内容が全然違うんです。
志望校合格に近づくためには、肝心の志望校を決める事です。
志望校がしぼられてはじめて、「勉強のやり方や何をやるか」が決まります。
最短で合格のための対策をするためにも、志望校は決めておくべきです。
志望校によって教科の数も、どれくらい細かくやらないといけないかがわかります。
「大学に行かない」という選択もできるから。
自分の将来について考えると、大学なんて行かなくていいと気づく事があります。
「今の時代大学くらい卒業しとかないと…」って意見もありますが、あんまり関係ないと感じます。
最初の就職先こそ限られるかもしれませんが、大学に行かずに就職できる職業もたくさんあります。
また社会人として仕事の経験を積むのも、とても貴重な時間です。
志望校について考える過程で、大学に行かなくてもいいと判断したならそれもアリです。
学歴よりも経験がモノを言う職もあります。
ちゃんと自分の進路を考えて、判断してください。
もちろん逆に、大学を卒業する事が条件な会社や職もあります。
自分のやりたい職業については、具体的にどうやってなれるか信じましょう。
- 自分の行く大学と自分の学力の差がわかるから!
- 志望校によって勉強の内容も仕方も変わるから!
- 「大学に行かない」という選択もできるから。
以上の3つの理由から、志望校は決めるべきなのです。
大学の志望校を決めるためにやるべきこと!
具体的にどうやって志望校を決めていくかを話します。
一人暮らしできるか?私立でもいいか?を親に確認する。
- 一人暮らしや寮に住んで通ってもいいのか?
- 家から通える範囲で通うべきなのか?
どちらにするかで、志望校の選択肢の量がかなり変わります。
また私立大学にするか国公立大学にするかも大事です。
家庭によっては「私立大学は学費が高いからダメ!」という場合もあるでしょう。
親との相談が必要なことなので、
- 自宅から通える範囲がいいか?一人暮らしか?
- 私立にすべきか?国公立大学にすべきか?
この2つのことはあらかじめ確認しておきましょう。
ちなみに私立大学と国公立大学であれば学費が倍違います。
奨学金という国からお金を借りる制度はありますが、それでも金銭面の負担は大きいです。
僕も自分で負担する方だったので、国公立で本当に助かりました。
志望校を決める前に、どういう選択肢があるか確認するため親と話し合いましょう。
自分のやりたいことやなりたい職業は何かを決め、必要な資格や学科を調べる。
志望校は、自分が将来やりたい仕事やなりたい職業から考えるべきです。
大学在学中に資格が取れたり、卒業することで資格がもらえる大学もあります。
また理系の大学に多いですが、学校推薦で就職できる場合もあります。
大学は遊ぶ時間もありますが、本来の目的は就職や社会進出のための場です。
先生になりたいのであれば、教育学部のある大学や教育大学を目指す。
製造業を目指すのであれば、工学部のある大学を目指すべきです。
大学の学部が決まってるなら、パスナビというサイトを使えば候補がいくつかしぼれます。
都道府県でも偏差値でも学部でも、大学を検索できるので便利です。もしなりたい職業がないなら、13歳のハローワークという中高生に向けた職業紹介サイトを見ましょう。
中高生向けなので、職業について知れるはずです。
志望校の候補を2つ以上に決め、受験に必要な科目を調べる。
候補はいくつあっても大丈夫です。
高校と違って、日程次第でいくつもの大学を受験できるからです。
学部、都道府県でしぼってもまだまだ数が多いと思います。
そこからは通学時間や学費などで、多くても5つくらいにしぼりましょう。
パスナビというサイトでは、受験科目や偏差値や最低合格点も調べられます。
そこで自分の得意科目や学力レベルに合わせて、選びましょう。
志望校が決めやすくなる3つの方法
「まだ志望校が決まらない」って人も多いと思います。
そんな人のために、志望校を決めやすくする方法を話していきます。
オープンキャンパスに参加する。
オープンキャンパスは実際に大学に行って、大学がどんなものか体験できるイベントです。
(2020年は実際に行かず、オンラインでのオープンキャンパスがあるところもあります。)
主に大学生が通っていない夏に行われます。
オープンキャンパスに行くと、大学生活をリアルにイメージできます。
だから勉強のモチベーションになるし、「ココに行きたい」と強く思えます。
大学は高校と違い、設備も勉強内容も新鮮なので魅力的なんです。
だからオープンキャンパスで行ったところは、志望校になりやすいんです。
具体的な参加方法としては、大学の公式サイトに行って資料請求をすることです。
資料請求して送られてきたパンフレットを見れば、オープンキャンパスの日がわかります。
資料請求は無料で出来るので、興味のあるとこはどんどんやりましょう。
オープンキャンパスでは、大学を歩き回ったり模擬授業を受けたりできます。
また学部別に内容を説明してくれるので、大学のことが詳しくわかります。
オープンキャンパスには積極的に参加しましょう。
どうしても参加できない場合は、YouTubeでオープンキャンパスの動画を見ましょう。
「オープンキャンパス 大学名」と調べると出てきます。(ないところもあります。)
大学生の話を聞いたり、大学生活についての動画を見る。
大学生活を知るには、実際に体験してる人の話を見聞きするのが一番です。
もし大学生の知り合いがいたり、聞く機会があれば聞いてみましょう。
もちろん知り合いがいなくても、ネット上で意見も聞く事ができます。
実際にYouTubeでも大学生YouTuberの方が「大学生活」について話してる動画もたくさんあります。
「大学生ってどんなものなのか」がわかるはずです。
YouTubeを開いて、検索窓に
- 「大学生の1日」
- 「大学生活」
と調べると、大学生のリアルなところが見れてモチベーションになります。
そうすれば、具体的に自分が「大学生になって何をしたいか」がイメージできます。
「大学で何をしたいか」がわかれば、志望校もしぼられてくるはずです。
僕は大学に入る前、かなり華やかな大学生活をイメージしていました。
でも実際に入ってみたら、大学自体が都市部から外れたとこにあり、校舎もあまりキレイではありませんでした。理系だったので男子学生も多く、2年目以降はレポートと課題に追われてそれ所じゃありませんでした。
がっくりはしましたが、「現実はこんなもんだよな」と思ったことを覚えてます笑
大学によって、めちゃくちゃ暇なところもあれば、忙しすぎて遊んでる場合じゃない。ってとこもあります。
志望する大学生の話を聞く事で、どの大学に行きたいか行きたくないかがはっきりわかるはずです。
志望校を決める時によくある質問
志望校を決める際に、よく聞かれる質問や疑問について答えていきます。
志望校を決める上で参考になると思います。
志望校との学力が離れてる場合は、諦めるべき?
高1や高2であれば、志望校との学力が離れていても構いません。
学力の差があればあるほど勉強量は増やさないといけませんが、諦める必要はありません。
ただもう高3になっているなら、志望校との差が大きければ考えないといけません。
志望校との学力差があっても、逆転した例はいくつもあります。
ただ死ぬ気で勉強していたからです。
もしその志望校がどうしても行きたいところなら諦める必要はありません。
「正直他の大学でも良いっちゃいい。」と思うなら、諦めましょう。
志望校に行きたい気持ちの強さは、勉強量に影響します。
「自分がそこにどうしても行きたいかどうか」で決めてください。
- 強いこだわりがないなら、諦めるべき。
- どうしても行きたいなら、諦めず頑張りましょう。
受験の勉強時間を伸ばす方法は、下の記事を読んでください。
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やりたい事がないから、将来やりたいことも決まりません。
今の時代、やりたい事がないという人は多いです。
やりたい事がないから、なりたい職業もわからなくて志望校を決められない人をよく見かけます。
そういう人は、やりたい事を重く考えすぎです。
一生をかけてやりたい事なんてそうそう出会えません。
何十年も生きた大人でさえ、「一生かけてやりたい事」なんて見つかっていません。
やりたい事ではなく、「少しでも興味のあること」を考えてみてください。
少しでも興味のある職業ややりたいことがあれば、積極的に調べたり体験してみましょう。
興味のあること、自分が嫌じゃないことに目を向けてみましょう。
好きな事を仕事にできる人なんて一部です。
僕も小さい頃から塾の先生に憧れてたわけではありません。
小学校の頃は宇宙飛行士だったし、パティシエやお笑い芸人に憧れてたこともあります。
公認会計士や科学研究所で働きたいと思った時代もありました。実際社会に出てからも、いくつか仕事を変えて塾の先生に落ち着いています。
何万という職業がある中で、やりたい事がないというのはありえません。
「やりたい事」を難しく考えすぎてるか、あんまり考えたり調べたりしていないだけです。
- 少しでもやってみていいかなと思う事
- 興味を持っている事
を調べてみてください。
とりあえずやってみたい職業が見つかるはずです。
大学のネームバリューを狙って受けるのはアリ?
有名な大学の出身という肩書きが欲しいから受験する。
この理由でも受験していいのか?
結論から言うと、その理由で勉強を頑張れるならアリです。
志望する理由なんて、勉強を頑張れるなら何でもいいと思います。
- 有名大学に行ってモテたい。
- 将来大金持ちになりたい。
- 〇〇大学出身と自慢したい。
こんな理由でも全然恥ずかしくありません。
将来お医者さんになりたいので〇〇大学の医学部を目指します。
世界中の難病を治せる医者になって、病気で苦しむ人々を救いたいです。
上のような理由でも、本人がソファーで寝転がりながら「勉強しないとなぁ」と言ってるようじゃ意味がありません。
勉強を頑張る理由になってないんですから。
いくら理由が不純でも、自分の気持ちに正直な志望理由にしてください。
そうすれば勉強のやる気になれるはずです。
大学の志望校の決め方まとめ
志望校は早く決めた方がお得です。
勉強のやる気も高まるし勉強の仕方も決まるからです。
志望校を決めるためには、
- 一人暮らしできるか?私立でもいいか?を親に確認する。
- 自分のやりたいことやなりたい職業は何かを決め、必要な資格や学科を調べる。
- 志望校の候補を2つ以上に決め、受験に必要な科目を調べる。
この手順で決めていきます。
基本は将来やりたいことや将来つきたい職業で全て決まりますね。
志望校がある程度しぼられたら、
- オープンキャンパスに参加する。
- 大学生の話や大学生活の話を見聞きする。
この2つのことをすれば、志望校を決められるはずです。
志望校が決まれば、あとは勉強を進めていくだけです。
勉強がはかどるための記事も下に貼っておくので、読んでおいてください。