こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- 予習と復習どっちが効果ある?タイプ別に徹底解説!
- 忙しくても、予習復習の時間を作り出す方法
先に言っておくと、予習と復習をする場合としない場合を比べればテストの成績から入試の得点まで大きく変わります。
これは生徒を見れば一目瞭然です。
予習復習をしっかりやれてる子は、ほぼほぼ成績がいいです。
4年以上、週5日ペースで生徒と接して確信してる事です。
ただ、人によって「予習と復習のバランス」が変わります。
タイプ別で予習と復習のバランスを教えていくので、自分のタイプに合った勉強の仕方をしてください。
予習と復習どっちが効果ある?タイプ別に徹底解説!
「予習と復習はどちらが大事?」と聞くと、多くの先生は「復習が大事」と答えます。
でも復習の方が大事というのは、間違っています。
予習が大事か、復習が大事かは、人によって変わるからです。
予習と復習の役割は、それぞれ違います。
- 予習は授業内容を理解するためのもの
- 復習は学んだ事を記憶するためのもの
授業の内容をどれだけ理解できるかは、人によって違います。
それなのに、「みんな復習をした方がいい」はずがありません。
復習ばかりに時間をかけて、結局授業に追いつかず、ズルズル成績が下がってく人を何人も見てきました。
自分の学習状況によって、予習復習どっちをやるか変わります。
あなたに合わせた勉強の仕方は、以下の通りです。
自分に合うものを選んで読んでください。
授業が全くついていけない→少し予習+多めに復習
授業に全然ついていけない場合は、予習をやるべきです。
- 授業中全く理解できない=授業の時間を無駄になっているから。
英語、数学だけにしぼっても週に最低6回はあります。
月に24回だとすると、年に300回ほどです。
1年で300回分の授業の時間が無駄になるのは、かなりもったいないです。
授業で少しでも理解できるようにしないといけませんよね。
そのために予習は必要です。
少しの予習+多めの復習をしましょう。
最低でも予習は15分、復習は45分すべきです。
予習のくわしいやり方は、「1科目10分でできる予習の仕方を科目別に徹底解説!【忙しい人向け】」
こちらからどうぞ!
「予習をもっと楽にしたいなぁ…」
予習を楽にする方法は、大きく分けて2つあります。
- 1対1で誰かに教えてもらって予習→家庭教師か個別指導塾
- オンライン授業を利用して、家で予習する。
このどちらかでやるべきです。
個別指導や家庭教師だと「わかるまで」教えてもらえますし、その場で疑問を解決できます。
その変わり、月2万以上かかるので親によっては反対されることもあります。
オンライン授業なら安くて短時間で予習できる。
携帯やタブレットで動画を見て学習する方法です。
オンライン授業がかなり進化していて、授業のレベルはかなり高いです。
あなたが15分動画を見るだけで、予習単元の内容が最低8割は理解できます。
※携帯ゲームやYouTubeを見ながらだったら理解できません。
15分集中して動画を見るだけで十分です。
デメリットと言えば、2つほどです。
- 携帯やタブレットを使うので、親から見れば勉強してるのかわからない。
- 家で勉強するので、本人のやる気が必要。
このデメリットは簡単に解決できます。
親を簡単に説得できてしまう方法
オンライン授業サービスを使うなら、スタディサプリが必要です。
スタディサプリを使う理由
- 2週間の無料体験がある。【完全無料でお試しできる】
- 月額料金が1980円。(Z会、進研ゼミは添削つきで5000円〜)
- 動画の視聴時間を、親が見れる(親を説得する材料になる。)
サービスとしては問題ありません。
ただ、親からすれば「ちゃんと勉強するのか?」と心配なります。
そういう場合には、親と1つの約束をしましょう。
- 無料体験の2週間毎日○時間勉強する!しなかったらその場で解約していい。
- 次のテストで成績が下がったら、その時点で解約しても良い。
これだけで親は納得します。
自分の子どもが勉強に真面目に取り組もうとすることは、親にとって嬉しいことです。
子どもが勉強しなくても、0円なので親にとってもリスクはありません。
仮に1ヶ月だけの約束をしても2千円ほどです。
最悪自分のお年玉の貯金で払えますよね。
また、親が学習時間を見れる機能がついてることを伝えたら、安心して申し込んでくれるはずです。
授業に全くついていけない人は、予習にスタディサプリを利用しましょう。
スタディサプリの詳しい説明は、下から見れます。
- スタディサプリ中学講座→教科書に合わせたテスト対策講座もある。
- スタディサプリ高校講座→志望校別でカリキュラムを組んでもらえる。
授業にある程度ついていける→予習だけでOK
「予習で大まかに理解して、学校の授業を復習にする。」
これが一番理想的な状態です。
授業だけで理解できるなら、予習に時間を使いましょう。
予習のやり方は、
- 教科書で予習範囲をざっくり読む。(2分)
- 全ての行に目を通して、わからないところにチェックを入れる。(5分)
- 英国社は単語調べ&音読。理数は例題を解く。
- 授業でわからない部分を集中して聞く。
詳しくはこちらの記事にのせてます。
予習と復習では、予習の方が難しいです。
自分でやる分、理解力が必要になるからですね。
予習が継続的にできれば読解力や理解力が上がります。
この力がつけば、文章問題で正解することができます。
文章問題が少しでも解けるようになれば、さらに点数が伸びます。
定期テストでも、文章問題が解けると90点を超える力もつきます。
文章問題が全く無理なら、どれだけ頑張っても80点〜85点が限界です。
最初の2週間くらいは辛いかもしれませんが、1ヶ月続ければ予習も楽になります。
それに加えて予習やるだけで
- 授業もよくわかるようになる。
- 学校の課題がスラスラ解けるのですぐ終わる。
という効果があるので、積極的に予習をしましょう。
最初は10分でもいいです。
授業中よく寝てしまう→復習に時間をかける+睡眠状況を改善する。
どうしても授業中に寝てしまう人は多いです。
そういう人は予習をしてもあまり意味をなしません。
復習に時間を使いましょう。
予習をしたら、授業を聞かないとあまり意味はありませんから。
どうせ授業を寝てしまうなら、復習にしっかり時間をかけましょう。
授業を聞いてないのであれば、授業外の時間で頑張らないといけません。
「授業中に寝る」は今すぐ解決すべき問題!
ですが、授業中に寝てしまう問題はほっとけはおけません。
そのままだと、授業の時間を全て無駄にしてしまいます。
週に1度や2度ならまだしも、毎日ほぼ授業で寝てしまうなら対策しないといけません。
眠くならないための方法
- 7時間以上寝ること。
- 寝る1時間前から携帯やパソコンを触らない。
- 音楽を聴きながら寝ない。
授業中眠くなるのは、睡眠不足が主な原因です。
睡眠時間を確保しましょう。
寝すぎるのも良くありません。
塾に行ってる→塾の宿題をこなす!
塾はその子の復習や予習になるように、宿題を出してます。
もちろん学校の課題もやった上で、塾の宿題を終わらせましょう。
通ってる塾が個別指導塾なら、予習したい単元や復習したい単元を伝えておきましょう。
そこを宿題に出してもらえれば、宿題をやるだけで予習復習になります。
塾は宿題をやらないと、通ってる意味があまりありません。
塾で教えてもらう時間だけでは成績が上がらないからです。
時間を惜しんでも、塾の宿題ができないほど学校の課題が多いなら仕方ありません。
でも、
- 家に帰ってからダラダラしてる時間が多い。
- 動画を流しながら、課題をやってる。
- 勉強の途中で、LINEの返事を返してる。
って場合は、メリハリをつけるべきです。
- 勉強するときは、携帯の電源を切って勉強に集中する!
- 休むときは、勉強机から離れて思いっきりゴロゴロする!
こういう使い分けで長時間勉強できます。
長時間勉強する方法は「集中力が切れた時どう勉強すればいい?長時間集中し続ける方法を紹介」を読んでください。
忙しくても、予習復習のための時間を作り出す方法
予習復習すべきとわかっていても、時間がないのが学生です。
朝から夕方まで学校と部活、夜はご飯やお風呂。
いつの間にか寝る時間が来て、そのまま寝る。
それが中高生の日常です。
でも時間の使い方や意識で、自由に使える時間は増やせます。
ポイントは3つです。
- 家に帰ったら、すぐ勉強机に向かう。
- 仮眠を取って、集中力をアップさせる。
- 携帯の電源を落とす。
一つずつ説明していきます。
家に帰ったら、すぐ勉強机に向かう。
家に帰ったらゆっくりしたいものです。
でも家に帰ってからのゴロゴロが結構時間を奪ってます。
僕も朝起きてから、「ちょっとだけ…」と思って30分くらい経ってることはよくありました。
ゴロゴロしないと疲れが取れない気がするんです。笑
僕もそう思ってました。
意外とゴロゴロしなくてもしんどくありません。
むしろゴロゴロしてる方が、勉強を始める時にしんどくなります。
「帰ったらすぐ机に向かって勉強する!」
と心に決めて、家に帰ると勉強を始めやすいです。
家に帰ってから時間が経てば経つほどやる気はなくなります。
「やろう!」と決めた時が一番やる気が高いです。
一回ゴロゴロしてしまうと「もう勉強したくねー」と思います。
そうならないために、帰ったら即勉強を始めてください。
勉強の休憩の時に、ゴロゴロしてください。
勉強しやすいよう勉強机の上は片付けておきましょう。
仮眠を取って、集中力をアップさせる。
勉強をしていると、どうしても眠くなります。
眠くなったら、仮眠を取りましょう。
仮眠は30分以内にしましょう。
15分から30分以内の仮眠には、勉強に役立つ効果があります。
- 眠気をなくす。
- 集中力アップ
- 疲れが取れる。
ついつい長時間寝てしまうなら、
- 机に突っ伏して寝る。
- 椅子にもたれて寝る。
こうやって仮眠を取りましょう。
ベッドに寝るよりは眠りが浅くなるので、起きやすくなります
タイマーやアラームを使えば、15〜30分間で起きられます。
100均で売ってるタイマーを使いましょう。
携帯の電源を落とす。
家に帰ったらすぐ携帯の電源を落としてください。
携帯を全く触るなとは言いません。
一時的にでも使う時間を制限すべきです。
携帯はあるだけで1日過ごせてしまうほどです。
勉強に集中するなら、電源は落としておくべきです。
- 携帯で連絡を返しながら、勉強する。
- 動画を流しながら、勉強する。
- 電話をつないでしゃべりながら勉強する。
こんな勉強は絶対集中できません。
予習復習なんて頭でいろいろ考えたり、悩みながらやるものです。
集中していないとできません。
1時間携帯を触りながらダラダラ勉強するより、30分だけ集中した方がはかどります。
携帯は勉強の合間や勉強が終わった後に触りましょう。
どうしても携帯から離れられない人は、「携帯(スマホ)のせいでテスト勉強に集中できない人がやるべき6つの対策」を見てください。
まとめ:自分のタイプに合わせて予習復習をしよう!
記事の内容をまとめます。
- 予習と復習どっちをやるべきかは、タイプによって違う。
- 授業が全くついていけない→少し予習+多めに復習
- 授業にある程度ついていける→予習だけでOK
- 授業中よく寝てしまう→復習に時間をかける+睡眠状況を改善する。
- 塾に行ってるなら、塾の宿題をこなす!
- 忙しいなら、携帯を切って集中して勉強できる時間を作る。
予習復習は授業についていくために必要不可欠です。
また成績を上げる一番楽な方法です。
授業の内容が頭に入っているから、テスト勉強も楽なんです。
思い出す作業が必要ないため、いつもよりもテスト勉強に時間をかけられます。
そうすれば、テストの点数が上がるのも当然です。
さらに、テスト勉強を効率よくやったり、計画を立てて勉強できれば高得点は確実です。