リスニングの力をつけたい!でもどうせやるなら楽しく伸ばしたい・・・。
やっぱりコツコツ練習問題を解いていくしかないですか?
それもあり!でも皆が親しみを感じられるものでリスニングを鍛えられたら最高ですね。NHK提供の基礎英語、洋楽、色々あるけど今回オススメするのは「洋画」鑑賞です!
自分の好きな洋画から初めてもらって結構です。効果的な手順は以下の通り。
【手順】
①字幕付きで一通りじっくりみてみる(当然、吹き替えはNG)
②見終わったあと印象的だったシーンを見返してみる
③字幕を見ててイケてるなって思うセリフを見つけたら、そのフレーズを英語でなんて言っているのかよーく聞く
④なんて言っているのかをチェックするのに最後は英語字幕で見てみる
(あー、英語でこんな言い方してたんだという感動と日本語字幕の解釈の差異が味わえるとすばらしい)
⑤どうせならそのセリフ、自分でも言ってみたいから口に出して覚えちゃう
昔の私自身はこのサイクルをそこまで特に意識せずに好きでやっていたんだけど、今思うとこういう風に反復して一作品を鑑賞していると耳が鍛えられて英会話に使える引出しが着実に増えていくんだなと経験的に気づきました。いまだに映画をみたときについついやってしまうほど習慣になっています。名作映画ほど一度みるだけじゃ物足りないものです。何回も何回も見返したくなるところがあり、繰り返しみたくなるものです。いい映画を沢山みているだけで英語力がついてかなり密な形で会話表現の引き出しまで増えるなんて一石二鳥です。以下に紹介する作品は、そんな映画好きな私が特に皆さんに観てみると良いと推す名作です。
推薦映画
- 『英国王のスピーチ』
吃音に悩む英国王ジョージ六世と言語治療専門家のライオネルのやりとりが心に残る実話を基にした作品。ライオネルの人柄とヘンテコな治療、不安定な情勢のなか国民をひっぱって、たくましくあろうともがく内気な国王ジョージの成長と見どころ満載ですがキレイで上品な雰囲気ただようイギリス英語の響きも必聴。役者さんのセリフの言い回しも一つ一つ粋です。 - 『オーシャンズ』シリーズ
ラスベガス最大級のカジノのお金を一夜に全てまるごとかっさらう!!11人のそれぞれの分野のプロたちが前人未到の盗みに挑みます。こちらはシリーズ作品でオーシャンズ11、12、13とパート3まであります。作品中に散りばめられた軽妙なジョークと巧みなセリフは壮大なストーリーに負けず観賞価値大アリです。俳優陣も超豪華。
- 『スタンド・バイ・ミー』
1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロック
に住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好
奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いた作品。実話です。私は中学時代にこの作品に出会って少年たちの心情にすごく共感し感動しました。作中の「十二才の時のような友達はもう二度できない……もう二度と…。」という一節はいまだにしばしば思い出されます。思春期のうちに一度はみてもらいたい名作。
- 『エンフィールド事件』
1977年、イギリスのとある館で不可解なポルターガイスト現象が多発していた。アメリカの心霊研究家がそこに住む一家を助けるべく現場にむかうが、そこには信じられないような世界が広がっていた。衝撃の実話です。本事件の証人があまりに多く心霊現象を証明する物的証拠が1000以上残ったことから、この事件は「人類史上初めて幽霊の存在が認められた事件」とされています。夏には丁度いい一作。一人で観るのが怖ければ、友達と一緒にみても◎。
- 『オペラ座の怪人』
このタイトルなら誰もが聞いたことのある名作。類まれな才能をもつオペラ座の歌姫クリスティーンは顔すら見たことのない謎の師から歌を教わっていた。公演が成功するほどに有名になるクリスティーンはある日自身の幼馴染のラウルに再会し恋心を抱きはじめる。が、それは彼女の師であるオペラ座の怪人の嫉妬を燃え上がらせ周囲へ飛び火してゆくことのきっかけになっていった・・・。彼女の運命やいかに。名作に名曲あり名台詞あり。比較的平易な英語が使われているので声に出して覚えたいフレーズがたくさんあります。
*この他人種差別をテーマに描いた『第9地区』や男の渋い生き方を描いた『ゴッドファーザー』シリーズもオススメ!!
以上、紹介したいものはまだまだあるけど、リスニング力をあげてくれる推薦映画でした。この他にもパイレーツ・オブ・カリビアンやハリーポッターシリーズも勉強になるものが多いからみてもらって勿論結構なのですが、せっかくなら王道中の王道を少しはずれたものをみてみてください。心に残る名作に出会えることを願っています!
Have a happy listening!!