いよいよ夏休み!大学受験に向けて英語学習でやらなければならないことは!?

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  • 受験生の夏休みの心構え

いよいよ夏休み。受験生諸君の気分はいかがでしょうか?
やってやるという英気にあふれた気分、言葉ではうまく表せないような焦り、希望は定まっているけど努力が続かないちょっと怠けた気分、正直言って自分の進路についてすらそこまで決断がついていない、ぼんやりした気分、人それぞれ心の中は様々でしょう。

筆者の私は受験生の皆さんよりもいくらか年をとっていますが、だからこそ先に学びとった個人的な教訓が一つあります。

You have to do what you do not want to do, to do what you want to do.

どういう日本語に直したかな?
「やりたいことをやるにはやりたくないこともやらなきゃいけない」
とでも言えるでしょうか。叶えたい希望や夢がある、進路がある。素晴らしいことです。でもそれを実現する上で正直やりたくないことをやらなきゃいけない局面もあるでしょう。暗記、課題、相当量の自習、そのプロセスで犠牲になることは少なくないかもしれません。それでもやりたいことがあるならば、その希望や夢に努力を惜しまず時間と愛を注いでやってください。そこから得られる力はまた大きなものです。そしてそれは必ずあなたを夢に近づけてくれます。そんな将来のビジョンも決まってない人はどうすればいいか?恥じる必要はありません。ビジョンが立てられそうなところを探してそこに向かってみてはどうでしょう?その時も同じく、あなたの努力と愛情をたっぷり注いでやってください。

 さて、では行きたいところで好きなことを好きなだけ好きなように学んでゆくためには具体的にどういう風に努力すれば良いのでしょう?話を勉強に移しましょう。皆さんの学びのガイドラインとして、テキストを一部紹介しておきます。目標は文法語法語彙の基礎固めの徹底。自分の状況と適性に合わせて使ってください。

  • 推薦テキスト

・『基礎英文法問題精講』中原道喜著 旺文社

→英文法の理論がよくわかる一冊。語法についても理解が深まるのでオススメ。ちょっと理屈っぽすぎるように感じてしまうかもしれませんが特に理論派の子にはオススメです。

・『全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)』 桐原書店

→難関大を志望しているならこの一冊は何周もやってもらいたい。ただし、これをやるには文法書『Next Stage』(桐原書店)レベルがすっかり頭に入っていることが前提です。

・『リンガメタリカ』 Z会出版

→単語集。トピックごと(医療、教育、心理学、科学等)の長文やコラムを読むことで英単語だけでなく分野別の教養まで身につく良書。読解力も育てられる。高3のタイミングで始める単語帳ならこれくらいしか勧められない。TOEFL等の受験者にもオススメ。

・『英語長文問題精講』 中原道喜著 旺文社

→英語長文問題集。記述力と英語力のエッセンスを磨くのにはうってつけの一冊。膨大な和訳や記述問題、クラシックな文法問題等、演習はヘビーだけど一冊終えた後に得られる力は巨大。夏にやるなら一日二本解くペースが最適。私大の選択タイプの問題も簡単に解けるようになります。演習には赤本も沢山使ってください。

  • 夏に中でもやってほしいこと:文法の復習と語法の征服

さて今まで習った文法語彙の復習と長文演習は勿論ですが、特に勉強しておくと良いことがあります。それは「語法」です。

文法とは皆さんが今までこなしてきた関係詞(who, which~)、不定詞(to do)、動名詞(~ing)などの「理解」する領域。ここで話す「語法」は言葉づかいのルール、「覚える」領域です。下の例題を見てみましょう。

(1) I have (               ) the issue with my colleagues very many times.
1. discussed        2. discussed about            3. talked             4 mentioned about

⇒正解は。「議論する」という意味が入れば良い。2~4はパっと見いけそうだけど、表現方法として存在しない。

さあ、どこまで自信を持って解けましたか?これはほんの一部です。先に述べた通り、ここは「知らないと解けない」タイプの問題で、文法に負けないくらい模試や入試で頻出です。覚えるにはかなりの量があるところで面倒ですが、ここを本番までにどこまで整理して覚えておくかはとても大切なんです。文法は一定以上頑張ると失点することがなくなるのですが、語法は安定した得点が常にとれるようになる段階に至るまで時間がかかるんですよ。時間のある夏は「語法」もガンガンやってください。

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