こんな疑問に答える記事です。
この記事の内容
- 1科目10分で出来る予習の仕方を解説!【忙しい人向け】
- 15分で8割理解できる予習の仕方を解説【超楽したい人向け】
- テスト勉強の時間を30%短くできる授業の受け方とは?
僕も予習はめんどくさくてしないタイプでした。
でも社会に出て予習しないと大失敗した経験がありました。
その影響もあり、「予習って何事にも必要なんだ」と気付きました。
塾に入るときも問題集を10冊ほど買ってかなり勉強しました。
また塾で働き始めてからも「予習をしてる生徒は授業中の理解度が早い」とわかり、予習を生徒にオススメしてます。
- 授業がなんかわかるようになった!
- 数学の小テストで最近不合格がないんですよ。
- 授業聞かなくてもほとんどわかってるから、先に問題解いてます笑
これが予習してる生徒の声です。
部活や学校が忙しくても、たった10分あれば1教科の予習はできます。
時間を使わなくても予習はできるので、読んでいってください。
1科目10分でできる予習の仕方を科目別に解説!【忙しい人向け】
基本的な予習のやり方は、どの教科も一緒です。
誰でも簡単にできます。
「教科書を見て授業でやる内容を把握しておく。」
これだけでも少しは効果があります。
予習のやり方は、以下の通りです。
- 教科書で予習範囲をざっくり読む。(2分)
- 全ての行に目を通して、わからないところにチェックを入れる。(5分)
- 英国社は単語調べ&音読。理数は例題を解く。
- 授業でわからない部分を集中して聞く。
理数は例題を解くので、10分を超えるかもしれません。
でも例題を解くだけで授業中の理解度がかなり上がります。
この流れで予習をしてください。
もちろん全教科の予習をする必要はありません。
最初は自分の苦手教科だけにしぼってやりましょう。
①教科書で予習範囲をざっくり読む。
まずは予習範囲を確認して、さらっといいので目を通しましょう。
ただ読むのではなく、以下の2つのことを確認しましょう。
- 授業では何の単元をやるのか?
- どんな式やどんな文法の形を使って、どんな用語が出てくるのか?
「次の授業でこんなことやるのかぁ…」と確認しながら見ましょう。
先に目を通しておくだけでも全然変わります。
授業でついていけなくなるのは、わからないことが次から次へと出てくるからです。
教科書に目を通しておけば、やることはある程度わかっています。
授業中に「訳がわからん状態」になるのを、さけられます。
映画の予告編を見るようなもの
映画を観る前に、僕は必ずその映画の予告編を観ます。
「どんなストーリーの映画なのか」がよくわかるからです。
予告を観ずに楽しむ方法もありますが、話を理解するのに少し時間がかかります。
授業も映画と一緒です。
何もせず授業を受けるより、教科書で大体の内容を把握してた方が理解しやすいのです。
- 英語→どんな文法を習うの?どんな意味の文だろう。
- 数学→どんな式を使うのかな?何を求める問題だろう。
- 国語→どんな内容のお話だろう?
- 理科→どんな実験なんだろ?何を学ぶのかな?
- 社会→いつの時代のお話?どこの国の内容かな?
「どんな内容なのか」を意識して読みましょう。
②全ての行に目を通して、わからないところにチェックを入れる。
2回目は予習範囲を熟読しましょう。
時間が多少かかっても全ての行を読んでください。
- なんでこうなるの?
- これどういう意味?
って思ったところには、チェックを入れましょう。
シャーペンでなく、ボールペンを使ってチェックを入れましょう。
授業中に自分のわからない所を強く意識できるからです。
チェックをつけておけば、授業中そのポイントに集中して聞くことができます。
元々授業を全て集中するなんて不可能です。
でも予習をしていないと「自分が集中して聞くべきポイント」がわからず、常に聞いていかないといけません。
「わからないところだらけなんですけど…」
って場合でも大丈夫です。
習ってないところなので、わからない所が多いのは当然です。
100%わからないなんてことはありません。
読めばわかる所は意外とたくさんあります。
「書いてあること全部がわからない」と感じるなら、
- 勝手にわからないと思い込んで、ちゃんと読んでいない。
という可能性が高いです。
先生に「どこがわからないの?」と聞かれて「全部!」と答える人は要注意ですね。
- 1回目はおおまかに読む。
- 2回目は熟読して、わからないところにチェックを入れる。
これをやるだけで、授業中の理解度が上がります。
何より授業を全部集中して聞かなくていいので、授業中のストレスがだいぶ減ります。
ここまでできれば次のステップです。
③英国社は単語調べ&音読。理数は例題を解く。
科目別に解説していきます。
英語や国語、社会(文系科目)の予習の仕方
単語調べと音読をしましょう。
英語なら英単語、国語なら熟語や古文単語の意味ですね。
社会の教科書も、説明分の中で知らない単語があれば調べましょう。
当たり前ですが、単語や言葉の意味を知らないようでは読むことができません。
逆を言えば、英語の長文も古文でも単語の意味が全てわかっていれば読めます。
知らない単語と意味をノートにまとめましょう。
意味を調べられたら音読をしましょう。
音読は声に出して読むことです。
わざわざ声に出して読むのは、2つの目的があります。
- 内容を理解しやすくするため
- 内容を覚えやすくするため
音読は、テスト勉強でもオススメできるほど効果の高い勉強法です。
高校の時に教わったT予備校の有名講師の方にも、何度も「音読をしろ」と教えられました。
文系科目は、単語の意味調べと音読をこなしましょう。
数学や理科(理系科目)の予習の仕方
2,3問だけでもいいので、例題や確認問題を解きましょう。
いきなり解くのは難しいので、教科書を見ながら解いて構いません。
授業を受ける前に一度解いておくのが重要なんです。
「途中まで解けたけど、そこから先が進まない。」って場合は、出来たところまでチェックをつけましょう。
数学や理科に多いのが「聞いて理解できたけど、いざ解こうとしたら出来ない」ことです。
解いてみてはじめて「自分が何をわかってないか」がわかります。
だから授業の前に、自分で例題でも解いておくべきなんです。
- 教科書で予習範囲をざっくり読む。(2分)
- 全ての行に目を通して、わからないところにチェックを入れる。(5分)
- 英国社は単語調べ&音読。理数は例題を解く。
これで予習は完了です。
教科によっては10分では難しかったかもしれません。
時間に余裕がない人は、10分で出来るとこまでやってください。
予習するクセがつけば短い時間で出来るようになります。
次が最後のステップです。
④授業でわからない部分を集中して聞く。
予習をしていても、授業中寝てしまっては意味がありません。
- 予習の段階で、わからなかった部分に集中して授業を聞きましょう。
授業を受けて、わからない所が解決して予習が完成です。
授業で解決しない部分も残るかもしれませんが、予習を全くしない時と比べて断然理解が早いはずです。
- 教科書で予習範囲をざっくり読む。(2分)
- 全ての行に目を通して、わからないところにチェックを入れる。(5分)
- 英国社は単語調べ&音読。理数は例題を解く。
- 授業でわからない部分を集中して聞く。
この4つの手順で予習をやってください。
「全ての教科の予習をした方がいいの?」
出来るなら全ての教科をやるべきです。
予習はやればやるほど、授業が楽になりますから。
予習は「授業を楽にするための貯金」のようなものです。
時間があるなら、やった方がいいですよね。
ただ
まずは苦手な教科一つだけ予習しましょう。
余裕があれば他の教科もやるくらいでいいです。
続けることが大事ですからね。
まずは1教科だけでもいいので、毎日続けられるようにしましょう。
たった10分で簡単にできるので、ぜひやってください。
8割理解できる予習の仕方を解説【授業で超楽したい人向け】
もう一つ予習の方法を紹介します。
さっき説明した予習の方法は、「自力でやる」予習方法です。
毎日しないといけないため、多少の我慢強さが必要です。
今から紹介するのは、塾やオンライン授業などの「サービスを使って予習する方法」です。
授業の内容を「最低8割は理解できる」上に自力でやるより簡単な方法です。
- 集団塾を利用して予習を行う。(毎週1科目)
- オンライン授業で、あらかじめ授業を受けておく。(1教科15分)
この2つの方法です。
他にも方法としては塾、家庭教師、YouTube、オンライン授業がありますがオススメはできません。
- 個別指導塾→徹底的に聞ける分、理解しやすい。だが週2回で月に2万以上かかる。
- 家庭教師→先生に当たり外れがあるが、理解するまで教えてもらえる。1時間で3千円かかる。(週2回だと月2万を超える)
- YouTube→無料で、わからない単元の動画をピンポイントで探せる。我慢強くないと、勉強以外の動画を見てしまう。
YouTubeは無料なのでピンポイントで勉強するのは向いてますが、毎回予習するのには向いてません。
勉強動画の他の誘惑が多すぎます。
YouTubeを見てると、勉強動画であっても親に注意されるのでめんどくさいですし。笑
予備校講師もされてるハイチさんという方の「とある男が授業してみた」というチャンネルはオススメです。
小学生の算数〜高校生の数学まで幅広く動画があり、めちゃくちゃわかりやすいです。
個別塾や家庭教師は、疑問点を聞けるので理解できますが、一回一回時間もお金もかかるので予習には不向きです。・
集団塾で予習をこなす!
集団塾で予習をするのがいい理由は2つかあります。
- カリキュラム通り進むので、予習が絶対遅れない。
- 自分で考える手間がいらない。
カリキュラム通り進むので、予習が絶対遅れない。
自分で予習をやったり、個別塾で勉強していると予習が遅れることがあります。
理解できるまで時間をかけてしまうからです。
でも集団授業はカリキュラム通り進むので、わからない子に合わせて授業が止まる事はありません。
学校の授業よりも必ず先にやるので、授業を受けていれば確実に予習が出来ます。
遅れることなく、確実に予習が出来るのは大きいメリットです。
全く知らない状態より知ってる方が、学校の授業の理解度がかなりアップするからです。
もし100%授業の内容が理解できないなら、レベルが合ってないかもしれません。
でも集団授業で、多少わからないところがあるのは普通です。
塾からの宿題や、家での復習をやって完成します。
レベルが合うか心配なら、体験授業を受けましょう。
集団授業だと無料の体験ができるとこも多いです。
自分に合った塾の選び方は、下の記事を読んでください。
「絶対に失敗しない塾の選び方!子どもに合う塾を見つけるコツ教えます」
自分で考える手間がいらない。
自力で自習をやるには「何から勉強しようかな」「いつやろうかな」と決めなければいけません。
塾に行ってるなら、その手間もいりません。
決まった曜日と時間に塾に行くだけで、予習ができます。
予習の進め方を先生に任せているので、言われた事をやるだけで大丈夫です。
- 自分で計画を立てるのが苦手。
- 言われた事をこなすのが得意。
こういう性格の人は、集団塾で予習をこなすことが向いてます。
あとは先生の授業がわかりやすいかどうかですね。
ココばっかりは相性や個人差があるので、体験授業から受けましょう。
でも集団授業の先生で「あの先生がわかりにくい」や「あの先生嫌い」という声はあまり聞きません。
その塾でいいかの判断は、
- 授業を聞いていて「わかりやすい」と感じるか。
- 周りの子が、集中して授業を聞いているか。
- 宿題がちゃんと出されているか。
この3つを確認してください。
宿題をやりたくない子もいますが、授業についていくためには重要です。
塾で授業を受ける→宿題で復習する。
これができれば、学校の授業はほとんど聞かなくても理解できます。
テスト勉強の時間も大きくカットできるので、自然と点数も上がります。
ぜひ集団塾を利用して予習を進めてください。
オンライン授業で予習をこなす。
- 塾に行かず自分で予習をして成績を上げたい人
- お金をかけずに予習したい人
こういう人にオススメです。
オンライン授業で予習をするメリットは3つあります。
- 巻き戻しや早送りができるので、わからないままで終わらない。
- 講師のレベルが高いので、わかりやすさが半端ない。【大手のサービス限定】
巻き戻しや早送りができるので、わからないままで終わらない。
「ノートを取るのに必死で、授業を聞く余裕がない」ことは絶対起こりません。
くり返し聞けるので、わかるまで聞けます。
「ちょっとわからない」と思った瞬間に、動画を止めてもう一度聞けばいいだけです。
また何度も聞けるので、予習も復習どちらもできます。
塾と違うのは、勉強を始めるのは自分だという点です。
いくらいい授業動画でも、使わなければ意味がありません。
- 家ではあんまり勉強したくない。
- 10分以上机に座ってられない。
って人でない限りは大丈夫です。
ボタンを一つ押すだけで、勉強を開始できますから。
講師のレベルが高いので、わかりやすさが半端ない。【大手のサービス限定】
大手であれば、各予備校で大活躍した優秀な講師を雇っています。
体験を受けましたが、説明がかなりわかりやすいです。
自分が学生時代に受けたかったくらいですね。笑
具体的には、Z会、進研ゼミ、スタディサプリの3つですね。
予習に使うなら、スタディサプリがベストですね。
価格が安いことと受けられる教科が多いからです。
- Z会→1講座あたり4,5千円
- 進研ゼミ→中学生5教科で6,7千円、高校生で7〜9千円
- スタディサプリ→2千円(全教科)
Z会や進研ゼミは教科書が送られたり、添削するサービスがあるのでその分料金が高いです。
予習には授業動画だけで十分なのでスタディサプリがベストです。
スタディサプリは、無料で2週間受け放題なので、リスクゼロです。
退会できないことも無理に勧誘されることもありません。
(Z会や進研ゼミは、無料の範囲だと資料請求しかできません。)
スタディサプリについては、下の記事で詳しく紹介してます。
スタディサプリの口コミや評判まとめ!月1980円で塾より効果があるのか?
テスト勉強時間を30%短くできる授業の受け方
授業中だけで勉強してる内容を理解して覚えてしまえば、テスト勉強はかなり楽になります。
テスト勉強時間が少ないのに、点数が高い人っていますよね?
彼らは授業中で理解できて、ほとんど覚えてしまっているのです。
ポイントは2つです。
- 先生が説明する前に、問題の答えを考えておく。
- 授業終わりにノートを見返しながら、復習する。
先生が説明する前に、問題の答えを考えておく。
あなたも「自分なりの答え」を考えましょう。
もし数学や理科の計算問題だったり、記述問題であれば自分でノートに自分が思う答えを書きましょう。
答えが間違っていても全然問題ありません。
途中までしかできなくても構いません。
むしろ間違った方が記憶に残るので、どんどん間違えてください。
途中まで出来たということは、そこまではわかったということです。
つまり自分が理解してないのは、その次のポイントだということがわかります。
手を動かさず、頭も動かさず、ボーッと聞いていて覚えられるわけがありません。
ボーッとしていても覚えられないし、眠たくなります。
無駄な時間を過ごすことになります。
テスト勉強で超楽したいなら、授業中に「ちょっと頑張る」んです。
それが「自分も答えを考えること」です。
それができていれば、先生の説明を聞いた時、自分の理解してない部分に気づけます。
そこはテスト勉強の時にも、勉強しなおさないといけないのでチェックをつけておきましょう。
授業終わりにノートを見返しながら、復習する。
授業の10分前とかからでいいので、ノートを見返しながら復習しましょう。
- ノートを見ながら、自分も同じ授業ができるか?
ということを意識しながら、見返してください。
先生の説明を思い出しながら、ノートを順に読んでいってください。
心の中で声に出してやりましょう。
やってみると「なぜこうなるのか?」が説明できない部分が出てきます。
説明できない部分=ノートに書き足さないといけない部分
ということです。
「なぜこうなるか」の理由を書きましょう。
その理由は教科書を読み返すか、周りの誰かに聞くか、塾で先生に聞くかしましょう。
その場で解決しない場合、チェックを入れておきましょう。
これをやるだけで、授業の簡単な復習になります。
ノートを見返すだけで、授業の内容を思い出せるようになるのでかなり便利です。
改めてまとめノートを作り直すなんて、無駄な時間を使うこともありません。
授業の10分前から、自分で説明できるか読み返す。
このやり方で、復習をしましょう。
2つのやり方をすれば、授業だけでの理解度が上がります。
- 先生が説明する前に、問題の答えを考えておく。
- 授業終わりにノートを見返しながら、復習する。
やってみると、テスト勉強の時間がかなり短くできます。
つまりいつもと同じ時間勉強すれば、それだけ点数を上げられるということです。
次の授業から意識してください。
まとめ:短時間で簡単に予習できます!
今回の記事の内容をまとめます。
- 教科書をおおまかに読む→熟読でわからない所にチェックを入れておく。
- 英国社は単語調べ&音読、理数は例題を解くことで、予習効果アップ!
- 授業ではわからない部分だけ集中して聞けばいい。
- 授業だけで8割以上理解したいなら、集団塾かオンライン授業を使うべき!
- 先に問題を解くこと、授業終わりに復習するだけで、授業中の理解度アップ!
予習は難しいと思われがちですが、実は簡単です。
「教科書をあらかじめ読んでおく」だけでも、授業中の理解度は変わってきます。
予習をやればやるほどテスト勉強は楽になります。
予習=貯金のようなものです。
予習をすることで「授業についていけない」の悩みを解決できる。
授業についていけない悩みは、下の記事でも解決できます。
「高校の授業についていけない」を解決するためにあなたが今すべきこと
テスト勉強のやり方がわかる記事
ちなみに、テスト勉強で点を取るためには、テスト勉強のやり方が大事です。
下の記事にまとめてあるので参考にしてください。
【簡単】テスト1週間前からの勉強法を解説!【10点アップ確実】