英作文を練習する上での心構え

英作文で回答するときに便利な言い回しや構文はたくさんありますが、こればっかりはとにかくコンスタントに練習して使うようにしていかないと中々定着しません。
それと同じように、自分が作る英文の中でミスしやすいクセも何回も繰り返し反復してみないとわからないものです。例えば埼玉県の学校選択問題で出題される10点満点の英作文問題は正答率が8%程度しかないとされていますが、傾向を踏まえた上で正確な英文で自分の意見を表すトレーニングをしていれば間違いなく安定して高得点が取れる大問です。
英作文は練習問題を通して実際の入試本番の形に近い類題を多く解き、なるべくスピーディな添削を繰り返せば、英作文を確実に自分の強みにすることができます。受験本番で自信を持って満点を狙えるような力を身に着けていきましょう。
効果的なライティング練習の手順

英作文をチェックしてくれる先生についてもらった上で以下の手順を踏んでみよう。
問題を1題解く→英文提出→採点&添削&フィードバック返却→指摘されたところを直して再提出
☝のルーティーンを1週間で2回できると理想です。
練習問題を1週間で2回解くのが目標です。
活用できる構文が広がり慣れたあたりからは週1本とかでも大丈夫なはずです。
なお、練習に取り組む上でのルールは以下の通りです。
- 回答時間は無制限(スピードは練習するにつれて後でついてきます)
- 問題を初めて解くときは辞書等禁止
(練習は「自力」で全力でやってみましょう。練習するにつれて段々自力が強くなってくるのがわかります) - 添削後の書き直しでは辞書等調べものOK
(本当はどう書きたかったのか、書けばよかったのか、よりキレイな文でまとめましょう) - 添削後の書き直しは記憶がフレッシュな内になるべく早く終えること
(返却されたその日~翌日中に終えるのが理想的です。時間をあけると効果が薄くなってしまいます)
ライティング練習でよく見かける英文エラー

しばらく英作文の練習をしててもうまくいかない、レベルがあがっている実感がないという場合、特定の英文法の理解不足が原因となっているかもしれません。
添削が何回か返ってきたときに自分が特定の英文法を苦手としていないかチェックしてみましょう。
筆者は長年の経験から受験生にとってミスが特に多い文法項目を発見しました。
➀冠詞a/an/theの使い分け
ここは皆さん、なんとなーくわかった気になっていることが多いかもしれません。
原理原則としてa/anは「不特定(どれの話をしているかわからない)」、theは「特定(どれの話をしているかがわかる)」という考えが大切です。
以下の例文を見てみましょう。
I have a new book. This is the book.
「私は新しい本を持っています。これがその本です」
この文を読めば一目瞭然でしょうか。
一文目は聞いている側にとってどの本の話をしているかわかりません。
しかし、一度話してくれれば2文目のようにどの本の話をしているかはわかります。このように聞き手読み手にとって、どれの話をしているかわかるならthe、そうでないならa/anというように意識的に使い分けられるようになりましょう。ただし ”I play the piano.” や”I am busy in the morning.”など、いわば慣用表現※のような形theをで用いる場合もあるので気をつけましょう。
※慣用表現:二つ以上の単語が結び付き、文字通りの意味とは異なる特定の意味を持つようになった定型的な言い回しのことです。日常会話や文章で頻繁に使われ、表現を豊かにしたり、簡潔に深い意味を伝えたりする役割があります。
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②接続詞becauseの使い方
これは英文中よく使われる一方で頻繁に用法上のミスが見受けられます。
I like Japanese anime because, it’s cool.
というようなミスです。
一般的にbecauseの直後にカンマを使うことはありません。
おそらく
Because it’s cool, I like Japanese anime.
という具合に、becauseで作られた理由のかたまりを文の前半に持ってきた際にカンマを用いるという用法と混同してしまっているのでしょう。
このように自分が英文を読む際にはあまり意識されていないミスが英文を書くことで明らかになることがあります。
ライティング力育成は根気よく、時間をかけて
いかがだったでしょう?
英作文の練習は単純に問題を解くことに比べて少しとっつきにくいようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、時間をかけて自分の弱点を見つければ着実に力をつけて強みにまだ成長させることができるような領域です。
夏休みはまとまった時間がとりやすいからこそ、一度英作文練習に向き合ってみてはいかがでしょう?
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